ヒドロキシジン
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Japanese Journal
- 患者苦痛度アンケート調査からみた安全かつ苦痛の少ない気管支鏡検査実施への提言
- 藤澤 武彦,金子 教宏,池田 徳彦,大崎 能伸,大森 一光,渋谷 潔,中島 崇裕,丹羽 宏,藤野 昇三
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(1), 3-11, 2011-01-25
- … ータ,検査目的,前処置,咽頭麻酔,セデーション,使用機器,挿入経路,検査時間,咳の状況,とした.患者データと医師記載データが同一症例であった34施設,1094例を検索対象とした.成績.患者苦痛度は前投薬ではアタラックスP^[○!R]のみの場合,最も検査中苦しく感じており,また咽頭麻酔についても苦しいと感じているが,その中ではネブライザー+ジャクソンスプレイが最も苦しくなかった.挿入経路については,経鼻と経口による …
- NAID 110008460774
- 呉 哲彦
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 27(5), 383-387, 2005-07-25
- … 気管支鏡前投薬 全国気管支鏡調査2000によれば前投薬として硫酸アトロピンと塩酸ヒドロキシジン(アタラックスP(R))を用いている施設が多い. …
- NAID 110002825895
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- アタラックス-Pは、第一世代の抗ヒスタミン拮抗薬と呼ばれるものです。非常に ... アタラックス-Pのジェネリック品としてはハタナジンがあります。 アタラックス-Pの面白い ところ、それは、低用量で皮膚科領域、高用量で精神科領域に効果が認められている ところで ...
- アタラックスとは?ヒドロキシジンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アタラックス-P散10%
組成
1g中
有効成分
- 日局 ヒドロキシジンパモ酸塩 170.4mg(ヒドロキシジン塩酸塩として100mgに相当)
添加物
禁忌
- 本剤の成分、セチリジン、ピペラジン誘導体、アミノフィリン、エチレンジアミン1)に対し過敏症の既往歴のある患者
- ポルフィリン症の患者2)
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- 蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)
- 神経症における不安・緊張・抑うつ
- 皮膚科領域には、ヒドロキシジンパモ酸塩として、通常成人1日85〜128mg(ヒドロキシジン塩酸塩として50〜75mg)を2〜3回に分割経口投与する。
- 神経症における不安・緊張・抑うつには、ヒドロキシジンパモ酸塩として、通常成人1日128〜255mg(ヒドロキシジン塩酸塩として75〜150mg)を3〜4回に分割経口投与する。
- なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 肝機能障害のある患者[肝機能障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある。]
- 腎障害のある患者[中等度又は重度の腎障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある。]
- 下記の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪化するおそれがある。]
- ・緑内障の患者3)
- ・前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者3)
- ・重症筋無力症の患者3)
- ・認知症の患者
- ・狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞等消化管運動が低下している患者3)
- ・不整脈を発現しやすい状態にある患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明注))
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(頻度不明注))
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
中枢抑制作用
- ヒドロキシジンは、視床、視床下部、大脳辺縁系などに作用し、中枢抑制作用を示すものと考えられている8)。
ヒドロキシジンは、電気刺激による情動行動に対し優れた静穏効果を示す。電撃闘争ラットにおける馴化作用は、クロルジアゼポキシドとほぼ同等である9)。
抗アレルギー作用
- ヒドロキシジンは、モルモット卵白感作喘息に対して、強力な抗アレルギー作用を有することが確認されている10)。
in vitro(摘出腸管)でみた抗ヒスタミン作用はジフェンヒドラミンとほぼ同程度にとどまるが、モルモットのヒスタミン致死量(皮下注射)を指標に、ヒドロキシジンの抗ヒスタミン作用を検討すると、ヒドロキシジン経口投与1時間後のヒスタミン致死量は、対照の1,200倍、24時間後のそれは600倍となり、本剤が強力で持続的な抗ヒスタミン作用を有することが明らかにされている11)。
(表1参照)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ヒドロキシジンパモ酸塩(Hydroxyzine Pamoate)
化学名
- 2-(2-{4-[(RS)-(4-Chlorophenyl)phenylmethyl]piperazin-1-yl}ethoxy)ethanol mono[4,4’-methylenebis(3-hydroxy-2-naphthoate)(1/1)
分子式
分子量
性状
- 本品は淡黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。N,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、アセトンに溶けにくく、水、メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antihistamine antihistamines, histamine antagonist
- 同
- ヒスタミン拮抗薬 histamine antagonists、ヒスタミン遮断薬 histamine blocking agents
- 関
- ヒスタミン受容体。薬理学
- ヒスタミンH1受容体拮抗薬 histamine H1 receptor antagonist、H1拮抗薬 H1 blocker、H2遮断薬
- ヒスタミンH2受容体拮抗薬 histamine H2 receptor antagonist、H2拮抗薬 H2 blocker、H2遮断薬
-
- 中枢作用↓、鎮静作用↓、抗コリン作用↓
-
- ケミカルメディエーター放出を抑制
- 中枢作用:有。鎮静作用:有
鎮静性からの分類
構造からの分類
薬理学的作用の比較
- https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0024/G0000065/0023 をより改変して引用
抗ヒスタミン薬の抗ヒスタミン受容体占拠率
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/112/3/112_3_99/_pdf
[★]
- 関
- 抗精神病薬
商品
[★]
- 英
- hydroxyzine
- 化
- ヒドロキシジン塩酸塩 塩酸ヒドロキシジン hydroxyzine hydrochloride、パモ酸ヒドロキシジン ヒドロキシジンパモ酸塩 hydroxyzine pamoate
- 商
- アタラックス、アタラックス-P、ハタナジン
- 関
- 精神神経用剤
[★]
- 英
- rack
- 関
- 試験管立て
[★]
- 英
- cod
- 関
- タラ目