フェニトイン
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- an anticonvulsant drug (trade name Dilantin) used to treat epilepsy and that is not a sedative (同)phenytoin, Dilantin
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/03 23:16:02」(JST)
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フェニトイン
|
IUPAC命名法による物質名 |
5,5-diphenylimidazolidine-2,4-dione |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
|
法的規制 |
|
識別 |
CAS番号 |
57-41-0 |
ATCコード |
N03AB02 , N03AB04
, N03AB05 |
KEGG |
D00512 |
化学的データ |
化学式 |
C15H12N2O2 |
フェニトイン (phenytoin, PHT) は、ヒダントイン系の抗てんかん薬の一種。1908年にドイツ人化学者のHeinrich Biltzにより初合成された。CAS登録番号は [57-41-0]。IUPAC名は5,5-diphenylimidazolidine-2,4-dione。 日本国内では、アレビアチン、ヒダントールという商品名で発売されている。米国ではダイランチン®等。フェニトインは過量投薬のリスクが高く、治療薬物モニタリングが必要である[1]。
目次
- 1 適用
- 2 副作用
- 3 血中濃度
- 4 脚注
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
適用
- 脳の神経に作用し、てんかん発作を抑制する。
- てんかん発作に効果はあるが、効果があるのは強直間代発作や部分発作のみであり、欠神発作、脱力発作、West症候群に対してはまったく効果がない。
副作用
副作用として歯肉増殖、多毛症、注意力・集中力・反射運動能力の低下、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、SLE様症状、無顆粒球症・血小板減少・巨赤芽球性貧血などの血液障害、催奇形性(胎児フェニトイン症候群:口蓋裂、口唇裂、心奇形)などがある。 また、長期間または大量服用などによって、小脳の機能障害・小脳萎縮を起こすこともあり、自立歩行が困難または不能になる場合もあるため、服用中はMRIなどによる画像診断を受け注意を払う必要がある。
血中濃度
- 血中濃度のコントロールが非常に難しくちょっとした生活習慣の変化でも血中濃度が上下するため慎重な投与が必要となる。またセントジョーンズワートを使用した健康食品を一緒に投与すると効果が落ちる恐れがあるため、セントジョーンズワートを使用した健康食品を服用している人は医師や薬剤師と相談の上で決めること。
- 血中濃度が20μg/mlを超えると急激に血中濃度が上昇し異常をきたす恐れがあるので注意すること。
脚注
- ^ 日本臨床薬理学会 『臨床薬理学』 医学書院、2011年、第3版、78頁。ISBN 978-4260012324。
関連項目
外部リンク
- 大日本住友製薬株式会社 アレビアチン錠®
- 大日本住友製薬株式会社 アレビアチン錠® インタビューフォーム
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Ib群: リドカイン, フェニトイン
Ic群: フレカイニド(en), プロパフェノン(en)
II群: 交感神経β受容体遮断薬(プロプラノロールなど)
III群: アミオダロン, ソタロール(en)
IV群: カルシウム拮抗剤(ベラパミル, ジルチアゼムなど)
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利尿薬 | 交感神経β受容体遮断薬 | レニン-アンジオテンシン系 (ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、レニン阻害薬(en)) | カルシウム拮抗剤 | アドレナリン作動薬 | 脂質降下薬
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Japanese Journal
- 培養骨芽細胞 MC 3 T 3-E 1 におけるフェニトインの分化促進作用
- 池戸 大,淺原 洋士,澤 孝賢,大石 慶二,山内 規進,清水 保樹,大石 美佳,二宮 雅美,片岡 正俊,篠原 啓之,木戸 淳一,永田 俊彦
- 日本歯周病学会会誌 42(2), 104-113, 2000-06-28
- … フェニトイン(ジフェニルヒダントイン,DPH)はてんかん治療に用いられている抗けいれん薬であり,副作用の一つとして骨形成促進現象が確認されている。 …
- NAID 110004013170
- 培養骨芽細胞MC3T3-E1におけるフェニトインの分化促進作用
- 池戸 大,淺原 洋士,澤 孝賢,大石 慶二,山内 規進,清水 保樹,大石 美佳,二宮 雅美,片岡 正俊,篠原 啓之,木戸 淳一,永田 俊彦
- 日本歯周病学会会誌 42(2), 104-113, 2000
- … フェニトイン (ジフェニルヒダントイン, DPH) はてんかん治療に用いられている抗けいれん薬であり, 副作用の一つとして骨形成促進現象が確認されている。 …
- NAID 130001471836
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★リンクテーブル★
[★]
- 抗けいれん薬を服用中のてんかん患者が、痙攣重積状態となって入院した。
- まず使用すべき注射薬は?
[★]
- 英
- syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone, (国試)SIADH
- syndrome of inappropriate secretion of antidiuresis, SIAD
- 同
- 抗利尿ホルモン不適合分泌、ADH不適合分泌症候群 inappropriate antidiuretic hormone secretion inappropriate secretion of antidiuretic hormone syndrome inappropriate ADH syndrome IADHS、シュワルツ・バーター症候群 Schwartz-Bartter syndrome。抗利尿ホルモン分泌異常症。不適切ADH分泌症候群
- syndrome of inappropriate ADH、syndrome of inappropriate ADH secretion、syndrome of inappropriate antidiuretic hormone、syndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretion、syndrome of inappropriate diuresis、syndrome of inappropriate secretion of ADH、syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone
- 関
- バソプレシン AVP
病因
- 1. 抗利尿ホルモンが分泌される血漿浸透圧の閾値が異常となっている ← セットポイントの異常
- 2. 何らかの原因によって、恒常的に抗利尿ホルモンが分泌されている
HIM.2222改変
- 癌腫:肺、十二指腸、膵臓、卵巣、膀胱・尿路系
- その他:胸腺腫、中皮腫、気管支腺腫、カルチノイド、gangliocytoma、ユーイング肉腫
- 頭部外傷
- 感染症
- 血管障害
- 神経疾患
- 先天奇形
- 代謝異常
- 薬剤性
病態生理
- なぜ、waterのreabsorptionが増えるにもかかわらず、血圧が上昇しないの?
- HIM.2222
- 何らかの原因による不適切な抗利尿ホルモンの分泌 → 水の過剰な保持 →
- 1. → 細胞外液の増加 → (1)糸球体濾過量の増加と心房性利尿ペプチドの分泌、(2)レニン活性の抑制(supresses plasma renin activity)、(3)尿ナトリウム排泄の増加
- 細胞外液の増加を相殺しているが、その代償としてナトリウムを喪失し、低ナトリウム血症の増悪に繋がっている。 ← このために血圧は正常で、浮腫も起きないし、体液量も増えないと。
- 2. → 低ナトリウム血症 → 脳を含めた全身の細胞内液の増加 → 頭蓋内圧が亢進 → 急性水中毒症状
- 2-3日で脳の組織から水が排除されて症状が寛解する。
- 上記メカニズムに追加。
- 3. 1.の通り、循環血漿量の増加を招き、RAA系抑制などが起こる → 近位尿細管でのNa、水吸収低下(近位尿細管でのNa再吸収にはアンジオテンシンIIが関与) → 尿酸の再吸収低下、尿排泄増加(近位尿細管での挙動はNa、水と同じ、らしい) → 低尿酸血症
症状
- 低ナトリウム血症に基づくもの
- 尿量は変化がない ← 水の再吸収が亢進しているため??
検査
診断基準
- 1.低ナトリウム血症:血清ナトリウム濃度は135mEq/Lを下回る。
- 2.血漿バゾプレシン値:血清ナトリウムが135mEq/L未満で、血漿バゾプレシソ値が測定感度以上である。
- 3.低浸透圧血症:血漿浸透圧は280mOsm/kgを下回る。 ← 基準値:275-295 mOsmol/kg serum water(HIM.A)
- 4.高張尿:尿浸透圧は300mOsm/kgを上回る。 ← 基準値:50-1200 mOsm/l (QB) , 500-800 mOsmol/kg water(HIM.A)
- 5.ナトリウム利尿の持続:尿中ナトリウム濃度は20mEq/L以上である。
- 6.腎機能正常:血清クレアチニンは1.2mg/dl以下である。
- 7.副腎皮質機能正常:早朝空腹時の血清コルチゾールは6μg/dl以上である。
鑑別診断
治療
- 参考1
- 1.根治療 : 原疾患の治療を行う。
- 2.水分摂取制限: 1日の総水分摂取量を体重1 kg当り15~20 mlに制限する。
- 3.Na摂取 :食塩を経口的または非経口的に1日200 mEq以上投与する。
- 4. 自由水排泄 :重症低ナトリウム血症(120 mEq/L以下)で中枢神経系症状を伴うなど速やかな治療を必要とする場合はフロセミドを随時10~20 mg静脈内に投与し、尿中ナトリウム排泄量に相当する3%食塩水を投与する。その際、橋中心髄鞘崩壊を防止するために1日の血清ナトリウム濃度上昇は10 mEq/L以下とする。
- 5.ADH拮抗阻害薬:異所性バゾプレシン産生腫瘍に原因し、既存の治療で効果不十分な場合に限り、成人にはモザバプタン塩酸塩錠(30 mg)を1日1回1錠食後に経口投与する。投与開始3日間で有効性が認められた場合に限り、引き続き7日間まで継続投与することができる。
- 6.ADH拮抗阻害薬:デメクロサイクリンを1日600~1,200 mg経口投与する。
- 注意:急速な低Na血症の補正は橋中心髄鞘崩壊 CPMをきたす。
- ADH拮抗薬としては抗菌薬のデメクロサイクリン(レダマイシン)や抗てんかん薬のジフェニルヒダントイン(フェニトイン)が使われることがあった
参考
- http://square.umin.ac.jp/endocrine/tebiki/001/001008.pdf
国試
- 同
- 不適切ADH分泌症候群
[★]
- 英
- teratogen, teratogenic factor
- 同
- 催奇形性物質、催奇形物質、奇形発生因子、催奇形剤
L.138
催奇形因子
|
先天異常
|
感染因子
|
風疹
|
白内障,緑内障,心臓異常,聾,歯異常
|
サイトメガロウイルス
|
小頭症,盲目,精神発達遅滞,胎児死亡
|
単純ヘルペスウイルス
|
小眼球症,小頭症,網膜異形成
|
水痘ウイルス
|
肢低形成,精神発達遅滞,筋萎縮
|
HIV
|
小頭症,発育遅延
|
トキソプラズマ症
|
水頭症,大脳実質石灰化,小眼球症
|
梅毒
|
精神発達遅滞,聾
|
物理的因子
|
X線
|
小頭症,脊椎裂,口蓋裂,四肢の異常
|
高熱
|
無脳症
|
化学的因子
|
サリドマイド
|
四肢の異常,心臓異常
|
アミノプテリン
|
無脳症,水頭症,唇裂と口蓋裂
|
ジフェニルヒダントイン(フェニトイン)
|
胎児性ヒダントイン症候群:顔面異常,精神発達遅滞
|
バルプロ酸
|
神経管異常,心,頭蓋顔面,肢異常
|
トリメタジオン
|
口蓋裂,心臓異常,泌尿生殖器と骨格の異常
|
リチウム
|
心臓異常
|
アンフェタミン
|
唇裂と口蓋裂,心臓異常
|
ワルファリン
|
軟骨形成不全,小預症
|
ACE阻害薬
|
発育遅延,胎児死亡
|
コカイン
|
発育遅延,小頭症,行動異常,腹壁破裂
|
アルコール
|
胎児性アルコール症候群,短眼険裂,上顎骨発育不全,心臓,異常,精神発達遅滞
|
イソトレチノイン(ビタミンA)
|
ビタミンA胚子病:小さい異常な形をした耳,下顎骨発育不全,口蓋裂,心臓異常
|
有機水銀
|
脳性麻痺類似の神経症状
|
鉛
|
発育遅延,神経学的障害
|
ホルモン
|
男性化ホルモン(工チステロン,ノル工チステロン)
|
女性生殖器男性化:陰唇の癒着,陰核肥大
|
ジエチルスチルベストロール(DES)
|
子宮,卵管,および腟上部の異常;腟癌;精巣異常
|
母親の糖尿病
|
さまざまな種類の異常;心臓と神経管の異常が最も一般的
|
[★]
- 英
- phenytoin PHT
- ラ
- phenytoinum
- 同
- ジフェニルヒダントイン diphenylhydantoin DPH
- 商
- アレビアチン、フェニトインN、ヒダントール、ホストイン、Dilantin、複合アレビアチン配合
- 関
- 抗痙攣薬、不整脈治療薬
構造
作用機序
- 不活性化状態のNaチャネルに結合 (SPC.186)
薬理作用
抗てんかん薬
- てんかん発作波の出現は抑制しない(けいれん閾値は変化しない)
- 異常発射の焦点から周辺への伝播を押さえる
抗不整脈薬
- 作用はリドカインに似るが、作用は弱い。
動態
適応
- 欠神発作では増悪
注意
- 血中濃度を幻覚にコントロールすべき薬物:テオフィリン、フェニトイン、ジゴキシン
禁忌
副作用
- 歯肉増殖症、緩急振戦、運動失調、複視、多毛症、皮疹、大球性貧血
相互作用
[★]
- 英
- hypertrichosis, excessive hair growth
- 同
- 毛髪過多症
- 関
- [[]]
定義
多毛症
- 生理的多毛症
- 先天性局所多毛症:Becker母斑、毛髪母斑など
- 後天性局所多毛症:剃毛、摩擦など慢性の刺激
- 医原性多毛症:ステロイド外用薬の塗布など
[★]
フェニトイン、ジフェニルヒダントイン, diphenylhydantoin
[★]
- 英
- amino(diphenylhydantoin) valeric acid
- 関
- ヒダントイン。吉草酸 valeric acid
[★]
- 英
- phenyl、Ph
- 関
- フェニール
[★]
- 英
- crease
- 関
- 縦溝