SNRI

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/15 15:55:49」(JST)

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English Journal

  • VEGF plasma level variations in duloxetine-treated patients with major depression.
  • Fornaro M, Rocchi G, Escelsior A, Contini P, Ghio M, Colicchio S, De Berardis D, Amore M, Fornaro P, Martino M.SourceDepartment of Neuroscience, Section of Psychiatry, IRCCS AOU San Martino-IST, Genoa 16100, Italy; Scienze della Formazione, University of Catania, Catania, Italy. Electronic address: Dott.Fornaro@gmail.com.
  • Journal of affective disorders.J Affect Disord.2013 Nov;151(2):590-5. doi: 10.1016/j.jad.2013.06.055. Epub 2013 Jul 18.
  • BACKGROUND: The vascular endothelial growth factor (VEGF) signaling, which modulates angiogenesis and neurogenesis within the neurovascular unit, might play an important role in the neuro-endocrine-immune (NEI) stress-adaptation system. Recent evidence suggests that VEGF is involved in the pathophys
  • PMID 23871390
  • Seizures during antidepressant treatment in psychiatric inpatients-results from the transnational pharmacovigilance project "Arzneimittelsicherheit in der Psychiatrie" (AMSP) 1993-2008.
  • Köster M, Grohmann R, Engel RR, Nitsche MA, Rüther E, Degner D.Source, Rothstrasse 54, 8057, Zürich, Switzerland, matthiaskoester@hotmail.com.
  • Psychopharmacology.Psychopharmacology (Berl).2013 Nov;230(2):191-201. doi: 10.1007/s00213-013-3281-8. Epub 2013 Sep 26.
  • RATIONALE: There is little clinical data available about seizure rates in psychiatric inpatients, and there are no studies with reference data to the frequencies of antidepressant (AD) use for this important clinical population.OBJECTIVE: This study investigates seizure rates during AD treatment in
  • PMID 24068157
  • Antidepressant Class, Age, and the Risk of Deliberate Self-Harm: A Propensity Score Matched Cohort Study of SSRI and SNRI Users in the USA.
  • Miller M, Pate V, Swanson SA, Azrael D, White A, Stürmer T.SourceDepartment of Health Policy and Management, Harvard School of Public Health, 677 Huntigton Ave, Boston, MA, 02115, USA, mmiller@hsph.harvard.edu.
  • CNS drugs.CNS Drugs.2013 Oct 22. [Epub ahead of print]
  • BACKGROUND: The US Food and Drug Administration's meta-analyses of placebo-controlled antidepressant trials found approximately twice the rate of suicidal behaviors among children and adults aged 24 years and younger who were randomized to receive antidepressant medication than among those who were
  • PMID 24146116

Japanese Journal

  • 疼痛 (特集 高齢者に対する向精神薬療法の工夫)
  • 三環系抗うつ薬 (認知症学(下)その解明と治療の最新知見) -- (臨床編)

Related Links

これまでのSSRIやSNRI ,三環系のお薬で十分な効果が得られない人など,薬の切り替えを選ぶ医師や,希望する患者さんが増え,日本の医療現場の治療方針として一般的に なると,日本人にとっても万能薬になるかどうかも ...
SNRI「トレドミン」とはどんなお薬ですか? 当院では、うつ病、パニック障害などの治療薬として、 パキシル と呼ばれるお薬とを使用していますが、それとは別に トレドミン と呼ばれるお薬を処方することがあります。


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SNRI, MAOI and NaSSA Antidepressants抗うつ薬(SNRI)のメカニズムSNRI-Action -Noradrenalin-Reuptake-Inhibitoren (SNRIDuloxetine (SNRI) vs SSRI TherapyAre SNRI’s Effective For Depression



★リンクテーブル★
国試過去問110D041
リンク元デュロキセチン」「セロトニン症候群」「抗うつ薬」「ミルナシプラン」「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
関連記事SNRIs」「SN」「SNR

110D041」

  [★]

  • 75歳の女性。物忘れを主訴に夫に連れられて来院した。2年前から物忘れが目立つようになり、何度も同じことを尋ねるようになった。買い物で同じ物を買ってくることがあり、そのことを指摘しても適当にはぐらかすようになった。また料理も簡単なものしか作らなくなり、心配した夫に連れられて受診した。大学卒業後、市役所に勤務し、60歳で定年退職した。その後、地域の婦人会活動を活発に行っていたが、最近は外出することがほとんどない。既往歴に特記すべきことはない。診察時、疎通性は比較的良好であるが、時間と場所の見当識障害がみられる。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは11点(30点満点)である。その他の神経学的所見に異常を認めない。血液生化学所見に異常を認めない。頭部MRIで両側海馬の萎縮を認める。
  • この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 110D040]←[国試_110]→[110D042

デュロキセチン」

  [★]

duloxetine
塩酸デュロキセチン duloxetine hydrochloride
サインバルタ Cymbalta, Yentreve
抗精神病薬抗うつ薬セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 SNRI


特徴

構造

作用機序

薬理作用

抗菌スペクトル

動態

適応

用法・用量

  • 通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。
  • なお、効果不十分な場合には、1日60mgまで増量することができる。

注意

禁忌

  • 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2. モノアミン酸化酵素阻害剤(MAOI)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者
  • 3. 高度の肝障害のある患者[肝障害が悪化することがある。また、消失半減期が延長し、本剤の血中濃度が上昇することがある。
  • 4. 高度の腎障害のある患者[本剤の血中濃度が上昇することがある。
  • 5. コントロール不良の閉塞隅角緑内障の患者[症状が悪化することがある。]

副作用

副作用等発現状況の概要

  • うつ病・うつ状態の患者を対象とした国内臨床試験において、安全性評価対象例735例中、副作用(臨床検査値異常変動を含む)は663例(90.2%)に認められた。
  • 主なものは、悪心269例(36.6%)、傾眠228例(31.0%)、口渇168例(22.9%)、頭痛154例(21.0%)、便秘102例(13.9%)、下痢87例(11.8%)、めまい80例(10.9%)、トリグリセリド上昇56例(7.6%)、腹部痛52例(7.0%)、ALT(GPT)上昇51例(6.9%)、不眠50例(6.8%)、倦怠感45例(6.1%)、AST(GOT)上昇38例(5.2%)、食欲減退38例(5.2%)であった。(承認時)

重大な副作用

  • 不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定等があらわれることがある。セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること。異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。
  • 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
  • 3. 痙攣(0.27%)、幻覚(頻度不明※1)
  • 痙攣、幻覚があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 4. 肝機能障害、肝炎、黄疸(頻度不明※1)
  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害、肝炎、黄疸があらわれることがあるので、適宜肝機能検査を行うとともに、患者の症状を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止するなど適切な処置を行うこと。
  • 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 呼吸困難、痙攣、血管浮腫、蕁麻疹等を伴うアナフィラキシー反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 高血圧クリーゼがあらわれることがあるので、高血圧又は心疾患のある患者においては血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 8. 尿閉(頻度不明※1)
  • 尿閉があらわれることがあるので、症状があらわれた場合には投与を中止し、導尿を実施するなど適切な処置を行うこと。

添付文書

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179052M1022_2_03/

セロトニン症候群」

  [★]

serotonin syndrome
セロトニンセロトニン受容体


概念

  • 抗うつ薬(特に SSRI と呼ばれる選択的セロトニン再取り込み阻害薬。≒セロトニン受容体作動薬)などのセロトニン系の薬物を服用中に出現する副作用
  • 精神症状(不安、混乱する、いらいらする、興奮する、動き回るなど)
  • 錐体外路症状(手足が勝手に動く、震える、体が固くなるなど)
  • 自律神経症状(汗をかく、発熱、下痢、脈が速くなるなど)
  • 服薬開始数時間以内に症状が表れることが多い
  • 服薬を中止すれば24時間以内に症状は消失
  • 「不安」、「混乱する」、「いらいらする」に加えて以下の症状がみられる場合に医療機関受診を推奨している(参考1)
  • 「興奮する」、「動き回る」、「手足が勝手に動く」、「眼が勝手に動く」、「震える」、「体が固くなる」、「汗をかく」、「発熱」、「下痢」、「脈が速くなる」

原因となりうる薬剤

トリプトファンアンフェタミンコカインMDMALSDレボドパカルビドパトラマドールペンタゾシンメペリジンSSRISNRITCAMAO阻害薬リネゾリド、5-HT3阻害薬(オンダンセトロングラニセトロン)、メトクロプラミド(プリンペラン)、バルプロ酸カルバマゼピンシブトラミン(やせ薬)、シクロベンザプリン(中枢性筋弛緩)デキストロメルファン、(メジコン)、ブスピロン(5-HT1A阻害薬、抗不安薬)、トリプタン製剤エルゴタミンフェンタニルリチウム

診断基準

QJM. 2003 Sep;96(9):635-42

Hunter criteria

感度84%, 特異度97%

参考

  • 1. 重篤副作用疾患別対応マニュアル
[display]http://www.pmda.go.jp/files/000144659.pdf

抗うつ薬」

  [★]

antidepressant, antidepressants
薬理学、そううつ病、精神疾患

作用機序

三環系抗うつ薬 tricyclic antidepressant

  • 2つの説がある。
  • 1. (急性作用)シナプス前膜におけるノルアドレナリン、セロトニンの再取り込み↓→シナプス間隙における薬剤濃度↑
  • 2. (慢性作用)(2週間後)シナプス後膜における受容体の数↓
  • 慢性作用はシナプス間隙のノルアドレナリン、セロトニン濃度が上昇した結果、シナプス後膜の受容体が減少したために出現すると考えられる。

抗うつ薬

  • 三環系
  • 四環系
ミルナシプラン milnacipran
  • 非定型抗うつ薬 atypical agent

ミルナシプラン」

  [★]

milnacipran
塩酸ミルナシプラン milnacipran hydrochloride
トレドミン
精神神経用剤
  • GOO.437t

特徴

  • 効果発現が早く、他薬剤との相互作用が少なく安全
  • 高齢者にも使用できる
  • 抗コリン作用が少ない ← 三環系抗うつ薬は多い

作用機序

  • 神経終末のセロトニンおよびノルアドレナリン再取り込み部位に選択的に結合してそれらの再取り込みを阻害
  • シナプスにおけるセロトニン、ノルアドレナリンの濃度を上昇させる

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」

  [★]

serotonin noradrenaline reuptake inhibitor, SNRI
抗うつ薬
  • セロトニン、ノルエピネフリン両方の再取り込みを抑制
  • 効果発現が早く、他薬剤との相互作用が少なく安全
  • 高齢者にも使用できる

SNRI

SNRIs」

  [★] セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬, serotonin-norepinephrine reuptake inhibitors

SN」

  [★]

黒質

nigranigralsubstantia nigra

SNR」

  [★]

See Single nucleotide polymorphism