- 英
- clofibrate, clofibric acid
- 商
- デリバ、ビノグラック
- 関
- フィブラート系薬物、高脂血症治療薬
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- クロフィブラ-ト系薬剤について教えてください (特集 Q&A高脂血症--cost effectivenessへ向けて) -- (Q&A高脂血症の薬物療法)
- 梶山 梧朗
- 日本内科学会雑誌 84(2), 216-220, 1995-02-10
- 近年登場した高脂血症治療薬(抗脂血薬)のなかには肝LDLレセプターを増加させ,コレステロールを肝に増加させるものがある.肝でコレステロールは胆汁酸に変化し,また一部はコレステロールのままで胆汁中に排出されるが,薬物によってはコレステロールのまま排出させる量を増加させ,その結果コレステロール過飽和胆汁が形成される.クロフィブラート(系)薬物がその代表的なものである.本稿ではその成因,自験症例,治療に …
- NAID 10005521706
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- クロフィブラートとは?クロフィブラートの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけでは ...
- クロフィブラート(高脂血症の治療薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 血中脂質改善剤といわれるものです。高脂血症(血液中の脂質の量が多い状態)で過剰となったコレステロールや ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※ クロフィブラートカプセル250mg「ツルハラ」
組成
組 成
- クロフィブラートカプセル250mg「ツルハラ」は1カプセル中、クロフィブラート250mgおよび添加物としてカプセル本体中に赤色102号、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、ゼラチン、グリセリン、D-ソルビトールを含有する。
禁忌
(1)胆石又はその既往歴のある患者
- 〔本剤はコレステロールの胆汁中への排泄を促進するので、胆石形成能が上昇するおそれがある。〕
(2)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人・授乳婦
効能または効果
- クロフィブラートとして、通常成人1日750〜1500mgを2〜3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
1)肝・腎障害又はその既往歴のある患者
- 〔本剤の代謝、排泄が抑制され、症状の誘発又は悪化をまねくおそれがある。〕
2)高齢者
重大な副作用
1.横紋筋融解症:
(頻度不明)
- 特に腎機能障害を有する患者において、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急激に腎機能が悪化することがあるので注意すること。
2.無顆粒球症:
(頻度不明)
薬効薬理
- クロフィブラートは血漿中のコレステロール、トリグリセライドを低下させる1)2)。その作用機序は明確にされていないが、コレステロール生合成においてメバロン酸からイソペンテニルピロリン酸への過程を抑制すると考えられている2)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- ethyl 2-(4-chlorophenoxy)-2-methylpropionate
分子式
分子量
性状
- クロフィブラートは無色〜淡黄色の澄明な油状の液で、特異なにおいがあり、味は初め苦く後に甘い。
メタノール、エタノール(95)、エタノール(99.5)、ジエチルエーテル又はヘキサンと混和し、水にほとんど溶けない。
光によって徐々に分解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone, (国試)SIADH
- syndrome of inappropriate secretion of antidiuresis, SIAD
- 同
- 抗利尿ホルモン不適合分泌、ADH不適合分泌症候群 inappropriate antidiuretic hormone secretion inappropriate secretion of antidiuretic hormone syndrome inappropriate ADH syndrome IADHS、シュワルツ・バーター症候群 Schwartz-Bartter syndrome。抗利尿ホルモン分泌異常症。不適切ADH分泌症候群
- syndrome of inappropriate ADH、syndrome of inappropriate ADH secretion、syndrome of inappropriate antidiuretic hormone、syndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretion、syndrome of inappropriate diuresis、syndrome of inappropriate secretion of ADH、syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone
- 関
- バソプレシン AVP
病因
- 1. 抗利尿ホルモンが分泌される血漿浸透圧の閾値が異常となっている ← セットポイントの異常
- 2. 何らかの原因によって、恒常的に抗利尿ホルモンが分泌されている
HIM.2222改変
- 癌腫:肺、十二指腸、膵臓、卵巣、膀胱・尿路系
- その他:胸腺腫、中皮腫、気管支腺腫、カルチノイド、gangliocytoma、ユーイング肉腫
- 頭部外傷
- 感染症
- 血管障害
- 神経疾患
- 先天奇形
- 代謝異常
- 薬剤性
病態生理
- なぜ、waterのreabsorptionが増えるにもかかわらず、血圧が上昇しないの?
- HIM.2222
- 何らかの原因による不適切な抗利尿ホルモンの分泌 → 水の過剰な保持 →
- 1. → 細胞外液の増加 → (1)糸球体濾過量の増加と心房性利尿ペプチドの分泌、(2)レニン活性の抑制(supresses plasma renin activity)、(3)尿ナトリウム排泄の増加
- 細胞外液の増加を相殺しているが、その代償としてナトリウムを喪失し、低ナトリウム血症の増悪に繋がっている。 ← このために血圧は正常で、浮腫も起きないし、体液量も増えないと。
- 2. → 低ナトリウム血症 → 脳を含めた全身の細胞内液の増加 → 頭蓋内圧が亢進 → 急性水中毒症状
- 2-3日で脳の組織から水が排除されて症状が寛解する。
- 上記メカニズムに追加。
- 3. 1.の通り、循環血漿量の増加を招き、RAA系抑制などが起こる → 近位尿細管でのNa、水吸収低下(近位尿細管でのNa再吸収にはアンジオテンシンIIが関与) → 尿酸の再吸収低下、尿排泄増加(近位尿細管での挙動はNa、水と同じ、らしい) → 低尿酸血症
症状
- 低ナトリウム血症に基づくもの
- 尿量は変化がない ← 水の再吸収が亢進しているため??
検査
診断基準
- 1.低ナトリウム血症:血清ナトリウム濃度は135mEq/Lを下回る。
- 2.血漿バゾプレシン値:血清ナトリウムが135mEq/L未満で、血漿バゾプレシソ値が測定感度以上である。
- 3.低浸透圧血症:血漿浸透圧は280mOsm/kgを下回る。 ← 基準値:275-295 mOsmol/kg serum water(HIM.A)
- 4.高張尿:尿浸透圧は300mOsm/kgを上回る。 ← 基準値:50-1200 mOsm/l (QB) , 500-800 mOsmol/kg water(HIM.A)
- 5.ナトリウム利尿の持続:尿中ナトリウム濃度は20mEq/L以上である。
- 6.腎機能正常:血清クレアチニンは1.2mg/dl以下である。
- 7.副腎皮質機能正常:早朝空腹時の血清コルチゾールは6μg/dl以上である。
鑑別診断
治療
- 参考1
- 1.根治療 : 原疾患の治療を行う。
- 2.水分摂取制限: 1日の総水分摂取量を体重1 kg当り15~20 mlに制限する。
- 3.Na摂取 :食塩を経口的または非経口的に1日200 mEq以上投与する。
- 4. 自由水排泄 :重症低ナトリウム血症(120 mEq/L以下)で中枢神経系症状を伴うなど速やかな治療を必要とする場合はフロセミドを随時10~20 mg静脈内に投与し、尿中ナトリウム排泄量に相当する3%食塩水を投与する。その際、橋中心髄鞘崩壊を防止するために1日の血清ナトリウム濃度上昇は10 mEq/L以下とする。
- 5.ADH拮抗阻害薬:異所性バゾプレシン産生腫瘍に原因し、既存の治療で効果不十分な場合に限り、成人にはモザバプタン塩酸塩錠(30 mg)を1日1回1錠食後に経口投与する。投与開始3日間で有効性が認められた場合に限り、引き続き7日間まで継続投与することができる。
- 6.ADH拮抗阻害薬:デメクロサイクリンを1日600~1,200 mg経口投与する。
- 注意:急速な低Na血症の補正は橋中心髄鞘崩壊 CPMをきたす。
- ADH拮抗薬としては抗菌薬のデメクロサイクリン(レダマイシン)や抗てんかん薬のジフェニルヒダントイン(フェニトイン)が使われることがあった
参考
- http://square.umin.ac.jp/endocrine/tebiki/001/001008.pdf
国試
- 同
- 不適切ADH分泌症候群
[★]
商品
[★]
- 英
- fibrate
- 関
- フィブラート系薬物、高脂血症治療薬
- fibric acidの誘導体(fibric acid derivatves)
- PPAR activators
- HDL↑、LDL↓
- peroxisome proliferator activated receptor(PPAR)を介して薬理作用を発現←転写因子
- PPARα:肝臓、褐色脂肪細胞で発現。腎臓、心臓、骨格筋でやや発現 (GOO.957)
- 作用:(1)脂肪酸酸化、LPL合成↑、apoC-III↓ (GOO.957)
- apoC-IIIは肝臓分解やレセプターを介した(LDLなどの)取り込みのinhibitorとして機能 (GOO.957)
- HDL-Cの増加はapoA-IとApoA-IIの発現を刺激することによる (GOO.957)
フィブラート系薬物
[★]
- 英
- creatine kinase-MB creatine kinase MB CK-MB
- 同
- クレアチンキナーゼ-MB
- 関
- クレアチンキナーゼ CK CPK、クレアチンキナーゼアイソザイム
上昇する原因
- LAB.608
- 心筋に特異性が高い。
- 上昇し始めるのは3-4時間
- 正常化するのは3-7日
- LAB.608
- 心筋梗塞発作後4-8時間で上昇開始。24時間で最大(CK-MB/CKの40%程度まで)、3日間上昇を認める。
測定誤差
- 免疫阻害によるCK-MBを測定する方法を用いた場合、抗CK-M抗体でマクロCKを阻害することができず、正誤差を生じる。CKと免疫グロブリンが結合したマクロCK(type1)、ミトコンドリア由来の高分子型のマクロCK(type2)の存在によりCK-MB/CKが大きく見積もられる。
[★]
- 同
- フィブラート系リポ蛋白代謝改善薬
- 関
- フィブラート
概念
- Fibrates such as clofibrate and gemfibrozil act mainly to lower plasma triacylglycerols by decreasing the secretion of triacylglycerol and cholesterol-containing VLDL by the liver. In addition, they stimulate hydrolysis of VLDL triacylglycerols by lipoprotein lipase. (harper)
薬理作用
作用機序
- RRARαに作用してこれを活性化、脂肪酸の分解を亢進する
フィブラート系薬物
[★]
- 英
- aluminum clofibrate、aluminium clofibrate
- 商
- アルフィブレート
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている