- 36歳の初産婦。妊娠29週。胎動減少を主訴に来院した。妊娠初期の血液検査で抗D抗体陽性(抗体価 16倍)だったため経過観察されていた。妊娠27週の時点で抗D抗体が1,024倍であったが胎児超音波検査で異常を認めなかった。16年前、妊娠初期に人工妊娠中絶手術を受けている。輸血歴はない。胎児心拍数陣痛図(別冊No. 25)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a 母体の血清LD値を調べる。
- b 胎児水腫の有無を確認する。
- c 母体のヘモグロビン値を調べる。
- d 抗D人免疫グロブリンを投与する。
- e 胎児中大脳動脈血流速度を計測する。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 22歳の男性。恐怖感を主訴に来院した。中学3年生の11月、高校受験でストレスを感じていた。そのころ友人と一緒に食事をした際、喉が詰まったような感じで飲み込みにくくなった。その後も友人との食事の際、同じような状態が続き、外食をすると全く食事が喉を通らなくなった。さらに見られているような気がして手が震えるようになった。家では普通に食事ができる。このため、大学入学後は友人と遊ぶことがほとんどない。今回就職を控え、仕事に支障が出るのではないかと考え受診した。診察時、質問に対して的確に回答し、陰うつなところはみられない。「自分でも気にすることはないと分かっているのに、何でこんなに緊張して食事ができないのか分からない」と述べる。神経学的所見を含めて身体所見に異常を認めない。
- 治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 78歳の男性。左眼の眼痛と視力低下とを主訴に来院した。3日前に日帰りで左眼の白内障手術を自宅近くの眼科診療所で受けた。2日前の手術翌日の受診時、視力は左 0.8(1.2×-1.0D)と術後経過は良好で、手術後に処方された点眼を続けるように言われたが、その日の夜から左眼の霧視を自覚するようになった。昨日から左眼痛も出現したため、手術を受けた診療所から紹介されて受診した。左眼の前眼部写真(別冊No. 26)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。2つ選べ。
[正答]
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