- 29歳の女性。3か月前から無月経となったため来院した。2年前と6か月前とに稽留流産のため子宮内容除去術を受けていた。内診で子宮の大きさは正常で可動性は良好である。経腟超音波検査で卵巣に異常を認めない。乳汁分泌を認めない。基礎体温は二相性である。妊娠反応は陰性である。子宮卵管造影像(別冊No. 16)を別に示す。患者は早期の妊娠を希望している。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D041]←[国試_110]→[110D043]
★リンクテーブル★
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- 75歳の女性。物忘れを主訴に夫に連れられて来院した。2年前から物忘れが目立つようになり、何度も同じことを尋ねるようになった。買い物で同じ物を買ってくることがあり、そのことを指摘しても適当にはぐらかすようになった。また料理も簡単なものしか作らなくなり、心配した夫に連れられて受診した。大学卒業後、市役所に勤務し、60歳で定年退職した。その後、地域の婦人会活動を活発に行っていたが、最近は外出することがほとんどない。既往歴に特記すべきことはない。診察時、疎通性は比較的良好であるが、時間と場所の見当識障害がみられる。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは11点(30点満点)である。その他の神経学的所見に異常を認めない。血液生化学所見に異常を認めない。頭部MRIで両側海馬の萎縮を認める。
- この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D040]←[国試_110]→[110D042]
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- 72歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から咳嗽が出現し、自宅近くの診療所で投薬を受けたが改善しないため受診した。喫煙は20本/日を50年間。身長 150cm、体重 50kg。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 104/80mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 94%(room air)。呼吸音は右側でやや減弱している。血液所見:赤血球 422万、白血球 8,800、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.2g/dL、総ビリルビン 1.1mg/dL、AST 28IU/L、ALT 16IU/L、ALP 320IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 23IU/L(基準8~50)。来院時の胸部エックス線写真(別冊No. 17A)、胸部造影CT(別冊No. 17B、C)及び気管支鏡下に行った穿刺細胞診(別冊No. 17D)を別に示す。PET/CTでは胸腔内以外に異常を認めない。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D042]←[国試_110]→[110D044]
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