- 英
- uremia
- 関
- 腎不全
概念
- 腎不全 + 嘔気・嘔吐、中枢神経症状など = 尿毒症
- Ccrが正常の10%以下になると尿毒症症状が出現する(YN.E-28)
- 末期腎不全に見られる病態。
症候
- 全身:浮腫、全身倦怠感
- 神経:
- 眼:
- 味覚:
- 呼吸器:クスマウル大呼吸、尿毒症肺(肺水腫、肺うっ血)、胸膜炎、呼吸困難、胸水貯留
- 循環器:高血圧、心不全、心膜炎(心嚢炎)、心筋炎、不整脈
- 消化器:、嘔気・嘔吐、食欲不振、便秘・下痢、消化管出血、潰瘍、腹痛、イレウス、腹水
- 口腔 :味覚障害、口内炎、アンモニア口臭
- 骨代謝:
- 筋:
- 性機能:
- 皮膚:掻痒感、出血斑、茶褐色化、皮膚出血、紫斑
- 血液:
- 貧血:
- 血小板機能不全による出血傾向 (参考1):血小板凝集能低下と血小板粘着能の低下
参考
- 1. [charged]尿毒症における血小板機能不全 - uptodate [1]
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/22 18:43:16」(JST)
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尿毒症 |
分類及び外部参照情報 |
尿素
|
ICD-10 |
R39.2 |
ICD-9 |
585-586, 788.9 |
DiseasesDB |
26060 |
eMedicine |
med/2341 |
MeSH |
D014511 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
テンプレートを表示 |
尿毒症(にょうどくしょう)は、腎不全に伴う症状を記述するために使用される用語である。通常は尿中に排泄される尿素その他の廃棄物が、血液中に残存する。初期症状として拒食症と活力の低下を含む。また、遅発性症状として知力減少と昏睡を含むことがある。人工透析の患者の場合、通常糸球体濾過率(腎臓機能の基準)が標準の50%未満である場合、このように分析される[1]。
類似の用語として「高窒素血症」がある。この用語は、尿素が高濃度であることを指すが、主に化学上異常が測定されても、徴候を出すほどには甚だしくない場合に使用される。
尿毒症は線維性心膜炎を引き起こす場合がある。尿毒症は血液(エリスロポエチンの低下)、性器(テストステロン/エストロゲンの低下)および骨格(骨粗鬆症、転移性石灰沈着)など多くの身体組織の機能障害をひきおこす。
原因 [編集]
腎不全の他に、血液中の尿素レベルは以下の原因によっても増加することがある。
- 以下の理由による肝臓中の尿素生産の増加:
- 高蛋白食
- タンパク質ブレークダウンの増加(手術、伝染、外傷、癌)
- 消化管出血
- 薬物(例えばテトラサイクリン、副腎皮質ステロイド)
- 以下の理由による尿素の除去の減少:
- 低血圧、心不全などによる腎臓血流の減少
- 尿の流出妨害
- 脱水症
リファレンス [編集]
- ^ Meyer TW and Hostetter, TH (2007). “Uremia”. NEJM 357 (13): 1316. PMID 17898101. Full text
関連項目 [編集]
腎・泌尿器系の疾患 |
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疾患 |
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糸球体病変
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急性糸球体腎炎 | IgA腎症 | 急速進行性糸球体腎炎 | 慢性糸球体腎炎
|
|
ネフローゼ症候群
|
原発性
|
微小変化群 | 巣状糸球体硬化症 | 膜性腎症 | 膜性増殖性糸球体腎炎
|
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|
遺伝性腎炎
|
アルポート症候群 | 良性家族性血尿
|
|
尿細管機能障害
|
ファンコニ症候群 | バーター症候群 | ギッテルマン症候群 | リドル症候群 | 尿細管性アシドーシス | 腎性糖尿 | 尿細管間質性腎炎
|
|
続発性腎障害
|
膠原病
|
全身性エリテマトーデス | 全身性強皮症 | シェーグレン症候群
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糖尿病性腎症 | 痛風腎 | クリオグロブリン血症 | アミロイドーシス | 溶血性尿毒症症候群
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|
|
腎循環障害
|
腎血管性高血圧症 | 腎梗塞 | クルミ割り現象
|
|
泌尿器疾患
|
機能障害
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膀胱尿管逆流 | 神経因性膀胱 | 水腎症 |
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|
先天異常
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多発性嚢胞腎(常染色体優性多発性嚢胞腎 | 常染色体劣性多発性嚢胞腎) | 尿管異所開口 | 重複腎盂尿管 |ポッター症候群
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感染症
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腎盂腎炎 | 腎膿瘍 | 膀胱炎 | 腎結核
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尿路結石
|
膀胱結石
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|
腫瘍
|
腎細胞癌 | 腎盂腫瘍 | 尿管腫瘍 | 前立腺肥大症 | 前立腺癌 | 精巣腫瘍 | 陰茎癌 |腎芽腫
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性器の疾患
|
前立腺炎 | 停留精巣 | 精巣捻転 | 包茎 | 勃起不全
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病態・症状 |
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腎不全
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急性腎不全
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急性尿細管壊死
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慢性腎臓病
|
慢性腎不全 | 尿毒症
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尿所見異常
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乏尿 | 無尿 |多尿 |頻尿 |血尿 | タンパク尿 | 尿円柱
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尿閉 |陰嚢腫大
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検査 |
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腎機能検査
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糸球体濾過量 | クレアチニンクリアランス | ナトリウムクリアランス | 尿中ナトリウム排泄率 | 腎不全指数
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腹部X線写真 | 腎盂造影 | レノグラム | 腎生検
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腎・泌尿器系の正常構造・生理 |
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腎臓 |
肉眼解剖
|
尿細管
|
近位尿細管 - ヘンレのループ(下行脚 - 細い上行脚 - 太い上行脚) - 遠位尿細管 - 集合管 - 腎盤 ( - 尿管)
|
|
腎循環
|
腎動脈 - 傍尿細管毛細血管 - 輸入細動脈 - (糸球体) - 輸出細動脈 - 直細動脈 - 腎静脈
|
|
ゲロタ筋膜
|
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顕微解剖
|
ネフロン
|
腎小体
|
糸球体
|
毛細血管 | 糸球体内メサンギウム細胞 | ボーマン嚢
|
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傍糸球体装置
|
緻密斑 | 傍糸球体細胞 | 糸球体外メサンギウム細胞
|
|
|
尿細管
|
|
|
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生理学
|
アシドーシスとアルカローシス | 膠質浸透圧 | 糸球体濾過量 | 腎血漿流量 | クレアチニンクリアランス
|
|
生化学
|
バソプレッシン | アルドステロン | 心房性ナトリウム利尿ペプチド | エリスロポエチン | レニン-アンジオテンシン系
|
|
|
尿路 |
肉眼解剖
|
尿管 - 膀胱 - 尿道
|
|
顕微解剖
|
移行上皮
|
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|
生殖器系 |
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女性器 |
尿道 - 陰核 - 陰裂 - 陰核亀頭 - 陰核亀頭冠 - 陰核包皮 - 陰核小帯 - Gスポット - 処女膜 - 陰唇 - 大陰唇 - 小陰唇 - 膣 - バルトリン腺 - スキーン腺 - 子宮頸部 - 子宮 - 子宮内膜 - 卵管 - 卵巣
|
|
男性器 |
尿道 - 陰茎 - 陰茎亀頭 - 陰茎亀頭冠 - 海綿体 - 陰茎ワナ靭帯 - 陰茎包皮 - 陰茎小帯 - 陰嚢 - 精索 - 精巣上体 - 精細管 - セルトリ細胞 - 精巣輸入管 - 輸精管 - 精嚢 - 射精管 - 前立腺 - 尿道球腺 - 精巣網 - 精巣
|
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 急性骨髄性白血病寛解導入療法後に発症した溶血性尿毒症性症候群の1例
- 加藤 裕一,田嶋 克史,加藤 丈夫
- 山形大学紀要. 医学 : 山形医学 29(1), 29-31, 2011-02-15
- A 75-year-old male was diagnosed with acute myeloid leukemia without maturation and was treated with combination chemotherapy. After the first remission-induction therapy, he reached complete remissio …
- NAID 110008576606
- 溶血性尿毒症症候群,血栓性血小板減少性紫斑病 (特集 腎障害をきたす全身性疾患--最近の進歩)
Related Links
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[★]
- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 30歳前後の男性。人工呼吸下に救急車で搬入された。
- 現病歴 : 公園で倒れているのを通行人に発見された。救急隊到着時、意識は混濁し、自発呼吸は微弱であった。呼気に芳香臭があり、発見現場から不凍液(エチレングリコール)の空容器と三環系抗うつ薬アミトリプチリンの空包装とが見つかった。
- 既往歴 : 不明。
- 現 症 : 体格栄養中等度。体温36.5℃。脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。痛み刺激を与えても開眼せず、言語反応はない。運動反応を認めない。舌根は沈下し、自発呼吸を認めない。瞳孔径は4mmで左右差を認めないが、対光反射が消失している。眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄染を認めない。心雑音を聴取しない。腹部は平坦で、腸雑音が減弱している。下腿に浮腫はなく、人工呼吸下にチアノーゼを認めない。深部反射は保たれている。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dl、Ht42%、白血球9,800、血小板35万。
- 血清生化学所見:血糖197mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.9g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH298単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)、γーGTP48単位(基準8~50)、アミラーゼ120単位(基準37~160)、CK28単位(基準10~40)、Na138 mEq/l、K3.4mEq/l、Cl101mEq/l。
- 動脈血ガス分析(人工呼吸、酸素投与下):pH7.54、PaO2 305Torr、PaCO2 24Torr、HCO3 -15mEq/l、血漿浸透圧:実測値は345mOsm/kg H2O (基準285~295)で、Na、血糖および尿素窒素の血中濃度からの計算値293mOsmL/kg H2O(基準285~295)との間に浸透圧ギャップを認める。
- 浸透圧ギャップとanion gap とが、この患者と同様の変化を示す病態はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C023]←[国試_098]→[098C025]
[★]
- 52歳の女性。徐々に増強する全身倦怠感を主訴に来院した。脈拍 100/分、整。血圧 90/60mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 99%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認める。心音はⅠ音とⅡ音の減弱を認める。心電図(別冊No. 15)を別に示す。心エコーで心嚢液の貯留を認めた。
- この患者で考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I060]←[国試_111]→[111I062]
[★]
- 65歳の男性。意識混濁のため来院した。3年前に耐糖能異常を指摘されたことがあった。 10日前にかぜをひき、口渇と全身倦怠感とが出現した。3日前に近医で血糖660mg/dlを指摘され、インスリンによる治療が開始された。 身長160cm。体重50kg。血圧140/85mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖4+、ケトン体(±)。 血清生化学所見:空腹時血糖520mg/dl,尿素窒素65mg/dl,クレアチニン2.2mg/dl。 Na 156mEq/l, K4.5mEq/l。動脈血pH 7.38, HCO3- 22mEq/l。
- 最も考えられるのはどれか。
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098E009]←[国試_098]→[098E011]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097E034]←[国試_097]→[097E036]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097E039]←[国試_097]→[097E041]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [096E020]←[国試_096]→[096E022]
[★]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[★]
[★]
[★]
[★]
- 英
- vomiting, emesis
- ラ
- vomitus
- 関
- 悪心、嘔気 nausea、悪心・嘔吐 nausea and vomiting
概念
- 胃の内容物をはき出す現象。
- 胃または腸内容が食道を経て口腔より吐出される現象。
嘔吐中枢
嘔吐中枢の近傍に存在するもの
- 呼吸中枢、血管運動中枢、消化管運動中枢、唾液分泌中枢、前庭神経核
随伴症状
- 発汗、唾液分泌、顔面蒼白、脈拍微弱、徐脈、頻脈、血圧の動揺、めまいなど
症状の出現形式と原因の所在
噴水状、噴射状嘔吐
- projectile vomiting is where stomach contents 'shoot out' (like a fountain) to a distance sometimes many feet away.
嘔吐に関わる経路
- IMD.351
- 1. 嘔吐中枢(延髄網様体背側神経背側核近傍)への直接刺激(脳圧亢進、循環障害)
- 2. 化学受容体誘発帯(CTZ; 第四脳室底)への刺激(代謝異常や中毒による化学物質の作用) → 1.
- 3. 大脳皮質(中枢神経など高位中枢)からの入力 → 1.
- 4. 求心性迷走神経や交感神経を介する入力 → 1.
原因
小児科で遭遇する嘔吐の原因
[★]
- 英
- hematemesis, vomiting of blood, hematoemesis
- 関
- ヘマチン
喀血と吐血
|
喀血
|
吐血
|
前兆
|
喉頭の違和感・熱感、 生臭い味がする
|
悪心
|
色
|
鮮紅色が多い
|
暗赤色
|
性状
|
泡沫状、凝固せず
|
塊状、凝固する
|
出方
|
咳による
|
嘔吐による
|
量
|
吐血より少ない
|
大量
|
pH
|
アルカリ性
|
酸性
|
植物残渣
|
なし
|
あり
|
発熱
|
あり
|
なし
|
糞便
|
黒色便無し
|
黒色便、タール便
|
既往歴
|
肺・心疾患
|
消化器症状
|
所見
|
胸部所見有り
|
腹部所見有り
|
期間
|
しばらく続く
|
一般に短期間
|
病因
- (頻度順)消化性潰瘍、食道静脈瘤、胃癌、出血性胃炎、マロリーワイス症候群。 消化性潰瘍、AGML、胃・食道静脈瘤破裂、悪性腫瘍、マロリーワイス症候群、全身性疾患・血液疾患・血管疾患 (IMD)
吐血・下血をきたす全身疾患 IMD.383
鑑別診断 Differential Diagnosis in Primary Care 4th
|
V
|
I
|
N
|
D
|
I
|
C
|
A
|
T
|
E
|
|
Vascular
|
Inflammatory
|
Neoplasm
|
Degenerative and Deficiency
|
Intoxication
|
Congenital
|
Autoimmune
|
Trauma
|
Endocrine Allergic
|
|
食道
|
食道静脈瘤 大動脈瘤
|
逆流性食道炎 潰瘍 クルーズ・トリパノソーマ
|
食道と肺の癌
|
アルカリ液や他の刺激物 外来異物
|
食道裂孔ヘルニア 食道炎
|
強皮症
|
外来異物 経鼻胃管 マロリーワイス症候群
|
|
胃
|
噴門部静脈瘤 破裂動脈瘤
|
胃炎 胃潰瘍
|
癌
|
萎縮性胃炎
|
アルコール性胃炎 アスピリンやその他の薬品(ヒ素など)
|
hereditary telangiectasis(遺伝性出血性毛細血管拡張症?)
|
外科手術による穿孔と裂傷
|
ゾリンジャー・エリソン症候群
|
|
十二指腸
|
潰瘍
|
区域的な回腸炎
|
外科手術による穿孔と裂傷
|
ゾリンジャー・エリソン症候群
|
|
膵臓
|
急性膵炎(出血性)
|
血液
|
白血病 多血症
|
再生不良性貧血 ビタミンK欠乏症
|
ワーファリン ヘパリン その他の薬品
|
血友病 その他遺伝性の凝固障害疾患
|
特発性血栓性紫斑コラーゲン病 その他の血小板減少の原因となる疾患
|
|
診断
[★]
- 英
- consciousness disturbance, disturbance of consciousness
- 関
- 意識
分類
時間による分類
- 急性/慢性, 持続性/一過性
PSY.38
- 明識困難状態 < 昏蒙 < 傾眠 < 昏眠 < 昏睡
-
-
意識レベルの分類 覚醒度
- Mayo Clinicの分類
救急 意識障害をみたら
- AIUEOTIPS (also see DIF.96)
|
症候学プリント
|
DIF.95
|
A
|
alcohol
|
アルコール関連
|
accidents, arterial occlusions, arteriosclerosis, aneurysms, autoimmune disorders
|
I
|
insulin
|
インスリン関連(低血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン性高浸透圧性昏睡)
|
inflammatory, intoxication (encephalitis, cerebral abcess, meningitis, alcoholism, opiates, barbiturates)
|
U
|
uremia
|
尿毒症、電解質異常、内分泌異常、肝性脳症
|
undefined disorders (narcolepsy, conversion hysteria)
|
E
|
encephalopathy, endocrinopathy, electrolyte
|
脳症(脳炎、脳血管障害)、てんかん後
|
endocrine disorders(myxedema coma, hyperparathyroidism, diabetic coma, insulin shock), epileptic coma
|
O
|
opiate, other overdose of O2 & CO2
|
薬物中毒
|
organ failure(hepatic coma, respiratory failure, uremia)
|
T
|
trauma, tumor, temparature
|
頭部外傷、脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
|
|
I
|
infection
|
感染症、髄膜炎
|
P
|
psychogenic
|
精神疾患
|
S
|
syncope, seizure, stroke, shock, senile
|
失神、クモ膜下出血
|
意識障害を来した患者が来た場合:どのような疾患を鑑別に挙げるべきか(IMD.237)
- a. テント上病変(脳幹の圧迫性病変ないし脳ヘルニアをきたす疾患)
- 1) 脳血管障害:脳出血、脳梗塞
- 2) 硬膜下血腫
- 3) 脳腫瘍:原発性、転移性
- 4) 脳膿瘍
- 1) 脳幹出血、脳幹梗塞、小脳出血、小脳梗塞、脳腫痛、多発性硬化症など
- 1) くも膜下出血、中枢神経感染症:髄膜炎、脳炎、 播種性血管内凝固症候群など
-
- 1) ショック:心筋梗塞、大出血など
- 2) 薬物、毒物
- 3) 無酸素ないし低酸素血症
- 4) DIC、全身性感染症:敗血症など
- 5) 肝不全、腎不全、糖尿病性高血糖、重症肝炎、内分泌疾患など
- 6) 低血糖、ビタミンB1欠乏: Wernicke脳症
- 7) 脳振盪、てんかん大発作後
- 8) 酸塩基平衡および電解質異常
- 9) 栄養障害
意識障害をきたす電解質異常
- QB.D-345
- カリウムは静止膜電位にかかわるが、ニューロンの活動にはそれほど関わらないから、意識障害はきたしにくいのかもしれない。
- pHの異常も局所的に干渉されるため意識障害をきたしにくいのかもしれない。
意識障害の評価法
- 英
- evaluation of consciousness disturbance
[★]
- 英
- growth hormone (Z), GH
- 同?
- ソマトトロピン somatotropin、ソマトトロピックホルモン somatotropic hormone STH
- 関
- 成長ホルモン
- 関
- ホルモン、下垂体成長ホルモン、組換え型成長ホルモン
基準値
- 血清:M:0.4±0.1 ng/ml, F:3.2±0.4 ng/ml → 性差(エストロゲンが分泌促進作用を持つため?生物学的意義は?)
分類
性状
産生組織
標的組織
作用
- SP.883
-
- 成長を促進:各組織における細胞分裂による増殖(細胞分裂、DNA,RNA,蛋白合成)と細胞の分化
-
- GH存在下でアミノ酸が組織に取り込まれ蛋白合成のために用いられる。内臓臓器、骨格筋、皮膚、および結合組織などほとんど全ての組織がGHに反応して肥大。
- (抗インスリン作用->血糖上昇)筋肉、脂肪へのグルコース取り込みを減少させ、肝臓からのグルコース放出を増加させる。膵臓に作用しインスリン分泌を促進する。 ← GHは何がしたいの?
- (中性脂肪分解作用->血中遊離脂肪酸増加)中性脂肪を分解し、末梢血でFFAを増加させ、グルコースの代わりにエネルギー源として利用される。(おそらくFFA増加により)ケトン体が増加する。
- (骨形成に向かう反応。リン酸濃度上昇、カルシウム濃度上昇)近位尿細管でのリン酸の再吸収促進、腸からのカルシウム促進。Na,K,Cl濃度増加、細胞外液増加
分泌の調整
分子機構
臨床関連
- 成長の遅れ:成長ホルモン分泌が低下している場合、3歳頃から身長の伸びが遅れる。
国試
[★]
- 英
- chronic renal failure, CRF
- 関
- 腎不全、急性腎不全
概念
- 数ヶ月から数十年に及ぶ緩徐な経過で腎機能障害が進行し、末期腎不全に至る不可逆的疾患。
- 濾過される原尿の量が減少するので、血液中の不要物を排泄したり、電解質・水分の調節能が低下する。
定義 (日本人腎臓学会 CKD診断ガイド)
- 1.-2.のいずれか、または両方が3ヶ月以上持続する。
- 1. 尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか。特に尿蛋白が存在
- 2. GFR < 60 ml/min/1.73m3
病態
- カリウム↑:GFR低下によりカリウム分泌が不十分となる。
- リン↑:近位尿細管での排泄障害(YN.E-25)?、酸分泌障害?
- カルシウム↓:尿細管機能低下???により、PTHの作用を受けて遠位尿細管で再吸収されるべきカルシウムが排泄される。
- 細胞性免疫能の低下 → 結核のリスク(FSRFでは正常人比10倍)
- 出血傾向 → 尿毒症により凝固系機能低下
- 低カルシウム血症:
- 尿細管での再吸収不全、1,25-dihydroxy-vitamin D3不足により腸管からのCa吸収低下、無機リン増加によりカルシウムの減少([Ca][P]積が一定になるように保たれているらしい)、骨のPTHに対する感受性低下???(なぜ?)
慢性腎不全におけるカルシウムリン代謝
- PRE.355
- 上記の病態と矛盾する点があり。
症状
- 脳 :不眠、意識障害、麻痺
- 眼 :眼底出血、視力低下
- 口 :アンモニア臭
- 心臓:心膜炎、心筋症、心タンポナーデ
- 肺 :呼吸困難、咳、血痰
- 胃腸:嘔気、食欲低下、潰瘍
- 腎臓:
尿量減少? 尿濃縮能障害、等張尿(多尿、夜間尿)
- 血管:高血圧、動脈硬化
- 血液:貧血、高カリウム血症
- 末梢神経:感覚異常
- 皮膚:掻痒感
- 骨:腎性骨異形成症
検査
血液検査
治療
- 炭酸カルシウム製剤などのリン吸着薬。消化管の中で不溶性の塩を形成
国試
[★]
- 英
- uremic pulmonary edema, uremic pulmonic edema
- 関
- 肺水腫、尿毒症
[★]
- 英
- uremic renal osteodystrophy
- 関
- 尿毒症、腎性骨異栄養症
[★]
- 英
- uremic lung
- 同
- 尿毒症性肺症
- 関
- 尿毒症、無気肺
[★]
- 英
- uremic、uraemic
- 関
- 尿毒、尿毒症、尿毒性
[★]
- 英
- uremic syndrome、((古))uraemic syndrome
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- uremia、uremic
- 関
- 尿毒症、尿毒性、尿毒症性