- 英
- pyloric stenosis, pyloristenosis, pylorostenosis
- ラ
- stenosis pylori
- 関
- 先天性幽門狭窄症、先天性幽門閉鎖症、肥厚性幽門狭窄症
-幽門狭窄
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 肥厚性幽門狭窄症 : 疾患概要から外科医コンサルトのタイミングまで (特集 小児の消化器疾患 : 症候から最新の治療まで) -- (知っておくべき消化器疾患の最新治療)
- 6. 肥厚性幽門狭窄症に食道裂孔ヘルニアと重度の逆流性食道炎が合併した1例(一般演題,第39回日本小児内視鏡研究会)
- 川本 愛里,角田 知之,村山 晶俊,十河 剛,小松 陽樹,乾 あやの,星野 健,藤澤 知雄
- 日本小児外科学会雑誌 48(6), 989, 2012-10-20
- NAID 110009544327
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- gooベビー「幽門狭窄症 [赤ちゃんの病気対策]」についてのページです。赤ちゃんの月齢 別の情報、子育て・育児の悩み、病気、予防接種、離乳食レシピ等を詳細にご紹介し ています。特集コラムや掲示板も充実しています。
- 胃幽門狭窄症。胃幽門狭窄症とはどんな病気か 幽門部という胃の出口が何らかの原因 によって狭くなった(狭窄した)ために、胃内容物の十二指腸への移動が妨げられて しまうことで生じる病気です。原因は何か 原因としては、(1) gooヘルスケア 家庭の医学 。
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★リンクテーブル★
[★]
- attend
- vt.
- ~に出席/参列する、(学校に)行く(go toより堅い語)
- The normal ECG and chest X-ray when he attended hospital after an episode do not rule out an intermittent conduction problem.
- (結果として)~に伴う
- ~に同行/同伴する、付き添う、仕える。往診する。~の世話をする、~に気をつける、見張る
- vi.
- 出席/参列/出勤する(at)
- 留意/注目/傾聴する(to)。身を入れる、勢力を注ぐ、心を傾注する(to)。世話をする、気を配る(to)
- 仕える、付きそう(on)。(危険・困難などが)伴う(on)
- productive
- outflow
- obstruction
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- obstruction to outflow
- 流出障害
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- aqueous outflow from the eye (眼球からの房水流出)
- retain
- re + tent (tineo=teneo) = to hold back
- 保持する、保有する、保留する、持ち続ける、維持する。(使用のために)確保しておく
- (ある場所に)保つ、保持する。(熱などを)保っている、失わないでいる
- 忘れないでいる、覚えている
- (弁護士・気腫・召使いなどを)雇っておく、抱える
- 使用/実行し続ける。(廃止しないで)そのままにしておく
- palliation
- n.
- 寛解、緩和
- volvulus
- 腸捻転
- bezoar
- 胃石
- malrotation
- 腸回転異常
- intussusception
- 腸重積
- succussion
- n.
- 強く揺り動かすこと、強く揺れること
- splash
- n.
- はね返し、はねかけ。はねかす音。
- どっと流れる水。
- □unit
- 1 unit = 10 ml of ethanol
- □350ml アルコール5%
- 350x0.05/10=1.75 unit
- http://pohwa.adam.ne.jp/you/hobby/ryori/sake2.html
- 1unitの量が国によって違う。純エタノール換算で、1英unitは8g=10ml(英糖尿病協会採用の数値)、1米unitは15g(20ml弱:1drinkとも)で、日本では10~14g程度(代謝熱量80Kcalが基準:食品成分表5訂版,2002)や20ないし23g(日本酒1合分)を1unitとしている。日本の医学界では1unit=20g(体積に換算すると25ml)を採用することが多いので、ここでもそれに従う。この基準(1unit=20g=25ml)で計算すると、40度のウィスキー1ショット(=1オンス:英液量オンスで28.41ml、米液量オンスで29.57ml、日本の1ショットで30ml)が約0.5unitとなる。5度のビールなら500mlでだいたい1unit(この、日本酒1合≒ウィスキーダブル≒ビール500cc≒1unitという関係は、覚えておくと便利かもしれない:ワインなどは日本酒に準じるので、1本750mlがだいたい4unit強である)。
- 主訴:体重減少
- (主訴にまつわる症状)
- ・4ヶ月で10kg減少、食欲の減少、嘔吐(頻度:次第に増えてきている。嘔吐物と量:何時間も前に食べたものを多量に嘔吐する)
- (主訴以外の症状)
- ・一ヶ月前から脱力感(部位:特に下肢で著しい(丘に登ったり、階段を上ったりするとき))
- 嗜好歴:喫煙 20/day、飲酒 10units/week (ビール 6本弱)
- 家族歴:なし
- 既往歴:高血圧(2年間β遮断薬で治療、4ヶ月前に服薬中止)
- 身体所見 examination
- バイタル:82/分、血圧 148/86 mmHg
- 全身:やせ、体調が悪そう(unwell)。
- 呼吸器、心血管系に異常なし
- 腹部:腫瘤触知せず、圧痛なし、振盪音/振水音を認める
- 検査所見 investigations
- 低値:ナトリウム、カリウム、クロライド、尿素
- 高値:重炭酸
- Q
- 1. これらの所見の説明は?
- 2. もっともな診断は?
- A
- ★
- 胃流出路の閉塞 = 食後の嘔吐 + 胃の振水音
- 高BUN + 低CRE → 脱水
- 低Na,Cl,H+ → 嘔吐
- HClの喪失 → 代謝性アルカローシス
- H:細胞内→外
- K:細胞外→内
- 従って、低カリウム血症 → 筋力低下・脱力
- ★
- 胃流出路の閉塞の原因:胃癌とか胃潰瘍による瘢痕
- 診断には上部消化管内視鏡・生検(組織診)、その後にCT(局所浸潤、転移巣検索)
- 治療法:腫瘍だったら腹腔鏡による腫瘍の摘出術。その他の場合は手術をしたり、薬物療法をしたり、、、
- 学習ポイント
- ・嘔吐・嘔気 nausea and vomiting DIF.321, vomitus DIF.449 IMD.351
- 解剖で考えよう。縦に解剖、横に病因
- 鼻咽頭 扁桃、外来異物
- 食道 アカラシア、逆流性食道炎、食道癌 ・・・嚥下困難があるはず
- 胃 胃炎、消化性潰瘍、胃癌、幽門部の病変(ポリープ、癌、潰瘍;胃の出口を閉塞させる)。子供だったら幽門狭窄症
- 十二指腸:潰瘍、十二指腸炎、Billroth II法による輸出脚の閉塞、Billroth I/II法によるダンピング症候群。胆汁性胃炎も原因となる。
- 小腸:小腸閉塞(腸重積、腸回転異常症、胃石症、癌腫、限局性回腸炎)
- 結腸:潰瘍性大腸炎、アメーバ症、腫瘍男。腸間膜動脈血栓症、
- 消化管全体:Strongyloides, Ascaris, Taenia solium
- ・β遮断薬の服用中止で何が起こる?
- 狭心症や発作性の高血圧。
- なんでやめたんだろう? → 副作用:(1%程度に)めまい、全身倦怠感、頭痛、徐脈が出現
- ・振盪音
- 腹水や胃内容物の貯留によって聴取される。
- ・BUN高値、Cre低値
- suggest a degree of dehydration
・BUN
- ==検査値の異常 (異常値の出るメカニズム第5版 p.144)==
- ===BUN上昇===
[★]
- 英
- vomiting, emesis
- ラ
- vomitus
- 関
- 悪心、嘔気 nausea、悪心・嘔吐 nausea and vomiting
概念
- 胃の内容物をはき出す現象。
- 胃または腸内容が食道を経て口腔より吐出される現象。
嘔吐中枢
嘔吐中枢の近傍に存在するもの
- 呼吸中枢、血管運動中枢、消化管運動中枢、唾液分泌中枢、前庭神経核
随伴症状
- 発汗、唾液分泌、顔面蒼白、脈拍微弱、徐脈、頻脈、血圧の動揺、めまいなど
症状の出現形式と原因の所在
噴水状、噴射状嘔吐
- projectile vomiting is where stomach contents 'shoot out' (like a fountain) to a distance sometimes many feet away.
嘔吐に関わる経路
- IMD.351
- 1. 嘔吐中枢(延髄網様体背側神経背側核近傍)への直接刺激(脳圧亢進、循環障害)
- 2. 化学受容体誘発帯(CTZ; 第四脳室底)への刺激(代謝異常や中毒による化学物質の作用) → 1.
- 3. 大脳皮質(中枢神経など高位中枢)からの入力 → 1.
- 4. 求心性迷走神経や交感神経を介する入力 → 1.
原因
小児科で遭遇する嘔吐の原因
[★]
- 英
- gastric outlet obstruction
- 関
- 幽門狭窄症、胃流出路閉塞
[★]
- 英
- gastric outlet obstruction
- 関
- 幽門狭窄症、幽門閉塞
[★]
- 英
- hypertrophic pyloric stenosis
- 関
- 肥厚性幽門狭窄、幽門狭窄症
概念
- 幽門輪状筋の肥厚により幽門部の狭窄、通過障害をきたす。
- 生後2-3週より胃液、ミルクを嘔吐(無胆汁性)
病因
- 幽門の輪状筋の肥厚。生後には肥厚は存在せず、徐々に肥厚
疫学
- 500出生に一人。男児が女児の4-5倍多い (PED.1017)
病態
- 生後2-3週頃より嘔吐が始まり、回数、量が次第に増加し、1-2週間で噴水状となる(SPE.487)
- 生後2-4週で発症(PED.1017)
症状
- 噴水状嘔吐、低Clアルカローシス
- 脱水、電解質異常、低栄養
身体所見
- 胃: 胃蠕動の亢進
- 腹部:肥厚した幽門筋は上腹部正中ないし右側に母指頭大の硬い腫瘤として触知:オリーブ状腫瘤
検査
- 血算、血液生化学、動脈血ガス:低Cl性代謝性アルカローシス、低K血症、脱水による血液濃縮
- 腹部単純X線:胃の拡張・蠕動亢進、小腸ガスの減少
- 腹部超音波検査:細菌は幽門肥厚を直接描出して確定診断できる(PED.1017)
診断
- 身体所見(オリーブ状腫瘤)
- 検査(超音波:幽門部の筋層の厚さが4mm以上、長さが16mm以上)
治療
参考
- http://www.learningradiology.com/notes/ginotes/hypertrophicstenosispage.htm
国試
[★]
- ラ
- pylorus (KA,Z)
- 関
- 胃、噴門、幽門括約筋
- 胃の出口で、十二指腸との移行部。
- およそ第1腰椎の高さ。
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- stenosis, stricture, constriction, narrowing
[★]
- 英
- stenosis、stenoses、stenotic
- 関
- 狭窄