日本昏睡尺度 Japan Coma Scale
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- the 10th letter of the Roman alphabet (同)j
PrepTutorEJDIC
- Joint Chiefs of Staff統合参謀本部
- (連続するものの)10番目,第10番のもの
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JCS
- アメリカ統合参謀本部 (Joint Chiefs of Staff) - アメリカ軍の最高機関。
- Japan Coma Scale - 意識障害の深度分類。
- ジーザス・クライスト・スーパースター (Jesus Christ Superstar) - ミュージカル。1971年初演。
- 財団法人日本対がん協会[1](Japan Cancer Society[2])
- 日本電線工業会規格 - 日本電線工業会が定める主として電線などについて定めた規格
- 十六コンピュータサービス - 十六銀行系情報サービス会社。
|
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JCS may refer to:
- Jesus Christ Superstar
- Johnson Controls-Saft joint venture.
- Joint Chiefs of Staff
- There are similar apparatus in many countries' military, such as Joint Chiefs of Staff (Republic of Korea).
- Jimmie's Chicken Shack
- Journal of Cell Science
- Journal of Consciousness Studies
- Journal of Cuneiform Studies
- The name of the level editor for Jazz Jackrabbit 2
English Journal
- Simplifying the 360-degree peer evaluation in a physical medicine and rehabilitation residency program.
- Sorg JC, Wilson RD, Perzynski AT, Tran D, Vargo MM.SourceFrom the MetroHealth Rehabilitation Institute of Ohio, Cleveland (JCS, RDW, MMV); Case Western Reserve University School of Medicine, Cleveland, Ohio (RDW, ATP, DT, MMV); Center for Healthcare Research and Policy, Cleveland, Ohio (ATP); and Louis Stokes Veterans Administration Medical Center, Cleveland, Ohio (DT). Current affiliation for JCS: Lovelace Rehabilitation Hospital, Albuquerque, New Mexico.
- American journal of physical medicine & rehabilitation / Association of Academic Physiatrists.Am J Phys Med Rehabil.2012 Sep;91(9):797-803.
- OBJECTIVE: A previous study determined that multiple questions on a 360-degree evaluation instrument were highly correlated, suggesting possible redundancy in what was being measured, and that some questions may be eliminated. The current study uses factor analysis and examines a larger data set to
- PMID 22902939
- Development and validation of a stability-indicating HPLC assay method for simultaneous determination of spironolactone and furosemide in tablet formulation.
- Ram VR, Dave PN, Joshi HS.Source1Department of Chemistry, Krantiguru Shyamji Krishna Verma Kachchh University, Bhuj-370 001, Gujarat, India.
- Journal of chromatographic science.J Chromatogr Sci.2012 Sep;50(8):721-6. Epub 2012 May 28.
- The objective of the current study was to develop and validate a simple, precise and accurate isocratic stability-indicating reversed-phase high-performance liquid chromatography (RP-HPLC) assay method for the determination of spironolactone and furosemide in solid pharmaceutical dosage forms. Isocr
- PMID 22641089
Japanese Journal
- 低容量のドパミン投与により治療したクレゾール中毒の一例
- 榎戸 正則,伊関 憲,福家 千昭,佐多 晶子,高橋 徹也,林田 昌子,清野 慶子,篠崎 克洋,大谷 浩一
- 山形大学紀要. 医学 : 山形医学 29(2), 63-69, 2011-08-15
- … 救急隊到着時、意識レベ ルはJCS300であったが、来院後次第に回復していった。 …
- NAID 110008614767
- Guideline for Management of Vasculitis Syndrome (JCS 2008) : Digest Version
- JCS Joint Working Group
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 75(2), 474-503, 2011-01-25
- NAID 10027427583
Related Links
- Japan Coma Scale(ジャパン・コーマ・スケール、JCS)とは、日本で主に使用される 意識障害の深度(意識レベル)分類である。 覚醒度によって3段階に分け、それぞれ3 段階あることから、3-3-9度方式とも呼ばれる。表記方法はローマ数字の大分類に続い て、3 ...
- 日本コンピューティングシステム(JCS)は、 IT産業を支える高速性と安定性を兼ね備えた 基幹ハードウェアのサプライヤーとして、 またIT分野のソリューションプロバイダーとして 常に最先端の技術力を培ってきました。 弊社オリジナルブランドであるVintage ...
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[★]
- 次の文を読み、 49-51の問いに答えよ。
- 63歳の男性。発熱と腹痛とを主訴に来院した。現病歴:昨日から38℃台の発熱と腹部全体の痛みとがある。痛みは持続的で、下痢と嘔吐とはない。家族の話では、いつもと比べて何となくぼんやりしているという。
- 既往歴 53歳時にC型肝炎を、 60歳時に肝硬変を指摘された。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 父親が脳梗塞のため84歳で死亡。
- 現 症 意識レベルはJCS I-2。体温38.1℃。脈拍96/分、整。血圧106/56mmHg。呼吸数24/分。腹部は膨隆し、打診では仰臥位から左側臥位への体位変換で濁音境界が移動する。腹部全体に軽度の圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球295万、 Hb9.2g/dl、Ht27%、白血球4,200、血小板4.3万。血液生化学所見:総蛋白5.8g/dl、アルブミン2.6g/dl、尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、 AST94IU/l、 ALT64IU/l、 ALP230IU/l(基準115-359)、アンモニア73μg/dl(基準18-48) 。腹部超音波検査で肝臓に腹痛を認めない。
- 認められる可能性がある身体所見はどれか。 3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B048]←[国試_106]→[106B050]
[★]
- 63歳の男性。発熱と腹痛とを主訴に来院した。現病歴:昨日から38℃台の発熱と腹部全体の痛みとがある。痛みは持続的で、下痢と嘔吐とはない。家族の話では、いつもと比べて何となくぼんやりしているという。
- 既往歴 53歳時にC型肝炎を、 60歳時に肝硬変を指摘された。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 父親が脳梗塞のため84歳で死亡。
- 現 症 意識レベルはJCS I-2。体温38.1℃。脈拍96/分、整。血圧106/56mmHg。呼吸数24/分。腹部は膨隆し、打診では仰臥位から左側臥位への体位変換で濁音境界が移動する。腹部全体に軽度の圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球295万、 Hb9.2g/dl、Ht27%、白血球4,200、血小板4.3万。血液生化学所見:総蛋白5.8g/dl、アルブミン2.6g/dl、尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、 AST94IU/l、 ALT64IU/l、 ALP230IU/l(基準115-359)、アンモニア73μg/dl(基準18-48) 。腹部超音波検査で肝臓に腹痛を認めない。
- 病態把握のために最も重要な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B049]←[国試_106]→[106B051]
[★]
- 63歳の男性。発熱と腹痛とを主訴に来院した。現病歴:昨日から38℃台の発熱と腹部全体の痛みとがある。痛みは持続的で、下痢と嘔吐とはない。家族の話では、いつもと比べて何となくぼんやりしているという。
- 既往歴 53歳時にC型肝炎を、 60歳時に肝硬変を指摘された。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 父親が脳梗塞のため84歳で死亡。
- 現 症 意識レベルはJCS I-2。体温38.1℃。脈拍96/分、整。血圧106/56mmHg。呼吸数24/分。腹部は膨隆し、打診では仰臥位から左側臥位への体位変換で濁音境界が移動する。腹部全体に軽度の圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球295万、 Hb9.2g/dl、Ht27%、白血球4,200、血小板4.3万。血液生化学所見:総蛋白5.8g/dl、アルブミン2.6g/dl、尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、 AST94IU/l、 ALT64IU/l、 ALP230IU/l(基準115-359)、アンモニア73μg/dl(基準18-48) 。腹部超音波検査で肝臓に腹痛を認めない。
- 治療として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B050]←[国試_106]→[106B052]
[★]
- 91歳の女性。肺炎で入院中である。脳梗塞の後遺症で3年前から要介護4となり、長男(68歳)とその妻(64歳)の居宅で介護サービスを利用していた。肺炎はほぼ治癒したが、著しい嚥下障害を認めたため、 7日前から経管経腸栄養を開始した。現在、意識レベルはJCS I-1であり、栄養状態は良好である。皮膚に褥瘡や深部静脈血栓症を疑う所見を認めない。退院に向けた準備を進めることとなった。
- 退院後のケア計画に関連する要素のうち、現時点で最も重要性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H026]←[国試_106]→[106H028]
[★]
- 64歳の男性。右片麻痺を主訴に来院した。6か月前から右足を引きずるようになった。2週前から右手で箸を持ちにくいことに気付き受診した。意識レベルはJCS I-2。脈拍 68/分、整。血圧 164/88mmHg。右同名半盲と右片麻痺とを認める。腱反射は右側優位に両側で亢進し、Babinski徴候は両側で陽性である。頭部造影MRI(別冊No. 19A)と病変部のH-E染色標本(別冊No. 19B)とを別に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D040]←[国試_109]→[109D042]
[★]
- 3歳の女児。意識障害のため搬入された。なかなか泣きやまないことに怒った父親が、児の肩を持って何度も強く揺さぶったところ、ぐったりして意識がなくなっという。意識レベルはJCS III-200。
- 認められる可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I061]←[国試_106]→[106I063]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098G087]←[国試_098]→[098G089]
[★]
- 英
- consciousness disturbance, disturbance of consciousness
- 関
- 意識
分類
時間による分類
- 急性/慢性, 持続性/一過性
PSY.38
- 明識困難状態 < 昏蒙 < 傾眠 < 昏眠 < 昏睡
-
-
意識レベルの分類 覚醒度
- Mayo Clinicの分類
救急 意識障害をみたら
- AIUEOTIPS (also see DIF.96)
|
症候学プリント
|
DIF.95
|
A
|
alcohol
|
アルコール関連
|
accidents, arterial occlusions, arteriosclerosis, aneurysms, autoimmune disorders
|
I
|
insulin
|
インスリン関連(低血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン性高浸透圧性昏睡)
|
inflammatory, intoxication (encephalitis, cerebral abcess, meningitis, alcoholism, opiates, barbiturates)
|
U
|
uremia
|
尿毒症、電解質異常、内分泌異常、肝性脳症
|
undefined disorders (narcolepsy, conversion hysteria)
|
E
|
encephalopathy, endocrinopathy, electrolyte
|
脳症(脳炎、脳血管障害)、てんかん後
|
endocrine disorders(myxedema coma, hyperparathyroidism, diabetic coma, insulin shock), epileptic coma
|
O
|
opiate, other overdose of O2 & CO2
|
薬物中毒
|
organ failure(hepatic coma, respiratory failure, uremia)
|
T
|
trauma, tumor, temparature
|
頭部外傷、脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
|
|
I
|
infection
|
感染症、髄膜炎
|
P
|
psychogenic
|
精神疾患
|
S
|
syncope, seizure, stroke, shock, senile
|
失神、クモ膜下出血
|
意識障害を来した患者が来た場合:どのような疾患を鑑別に挙げるべきか(IMD.237)
- a. テント上病変(脳幹の圧迫性病変ないし脳ヘルニアをきたす疾患)
- 1) 脳血管障害:脳出血、脳梗塞
- 2) 硬膜下血腫
- 3) 脳腫瘍:原発性、転移性
- 4) 脳膿瘍
- 1) 脳幹出血、脳幹梗塞、小脳出血、小脳梗塞、脳腫痛、多発性硬化症など
- 1) くも膜下出血、中枢神経感染症:髄膜炎、脳炎、 播種性血管内凝固症候群など
-
- 1) ショック:心筋梗塞、大出血など
- 2) 薬物、毒物
- 3) 無酸素ないし低酸素血症
- 4) DIC、全身性感染症:敗血症など
- 5) 肝不全、腎不全、糖尿病性高血糖、重症肝炎、内分泌疾患など
- 6) 低血糖、ビタミンB1欠乏: Wernicke脳症
- 7) 脳振盪、てんかん大発作後
- 8) 酸塩基平衡および電解質異常
- 9) 栄養障害
意識障害をきたす電解質異常
- QB.D-345
- カリウムは静止膜電位にかかわるが、ニューロンの活動にはそれほど関わらないから、意識障害はきたしにくいのかもしれない。
- pHの異常も局所的に干渉されるため意識障害をきたしにくいのかもしれない。
意識障害の評価法
- 英
- evaluation of consciousness disturbance
[★]
- ☆case79 混乱
- 79歳 女性
- 主訴:混乱
- 現病歴:5年前より高血圧と診断され薬物で加療中であった。混乱がひどくなってきたと訴え娘と来院。娘の話では3週間前より混乱の症状が始まっており、以前は認知機能に問題は無かった。患者は食欲の減退、頭痛、筋痙攣(muscle cramp)も訴えていた。高血圧の治療は診断時よりアテノロールを服用していたが四肢の冷感をうったえて2ヶ月前に中止、ベンドロフルメチアジド1日2.5mgに切り替え特に問題なかった。
- 生活歴:単身であり、近くに娘が住んでいる。
- 嗜好歴:飲酒、喫煙共に無し。
- 服用薬:服用薬無し。近所の薬品屋で購入したビタミン剤は飲んでいる。
- 身体所見 examination
- 皮膚のツルゴール正常。脈拍 80/分、整。血圧 146/90 mmHg。頚静脈圧:正常。異常心音認めず。末梢の浮腫無し。呼吸器系、消化器系異常なし。abbreviated mental test scoreは6/10。時間と場所の見当識無し。局所神経症状無し。眼底に銀線動脈とarteriovenous nippingを認める。乳頭浮腫は認めない。
- 検査所見 investigations
- 低ナトリウム血症、軽度の低カリウム血症、クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
- 問診(S)
- 混乱(程度は次第に重度に)
- 食欲減退
- 頭痛
- 筋痙攣
- 高血圧
- アテノロール服用(5年前より2ヶ月前まで。服用により四肢が出る)中止後、ベンドロフルメチアジド服用
- 身体所見(O)
- 高血圧(146/90mmg) → Japanの基準だとI度高血圧(YN.C-162)
- abbreviated mental test score: 6/10 → 認知症/譫妄疑い
- 眼底にsilver-wiringとarteriovenous nippingを認め乳頭浮腫を認めない (YN.C-165)
- (陰性所見)
- ツルゴールは正常 → 脱水を否定
- 高血圧以外の循環器疾患は否定的?、呼吸器、消化器系は正常らしい
- 場所にと時間に関する見当識がないのでJCSだと2
- 局所神経症状なし → 中枢神経系の疾患は考えづらい?
- 検査(O)
- 低ナトリウム血症、軽度の低カリウム血症、クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
- ----------------
- ■チアジド系利尿薬
- ・副作用は?
- 低カリウム血症、耐糖能低下、高尿酸血症、高カリウム血症、アルカローシス、GFR↓。(YN.C-62)
- ・禁忌は?
- 無尿、腎不全、糖尿病、高脂血症。(YN.C-62)
- ・特徴(医学用語辞典より)
- ・降圧利尿薬として本態性高血圧症に対する第一選択薬の1つとして用いられる。
- ・有効率が高いこと、至適用量の個人差が少ないこと、効果の発現が緩徐で過度の降圧を来さないことなどの利点を有している。
- ・ベンドロフルメチアジド bendroflumethiazide
- チアジド系利尿薬の一種
- ■アテノロール(YN.C-64)
- ・β1選択性β遮断薬。
- ・心臓のβ1受容体に選択的に作用し、本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈に対して有用性が認められている。
- ■学習事項
- ・混乱(confusion)をきたす疾患を鑑別してみよう
- ■abbreviated mental test score (en wikipediaより)
- ・1972年にHodkinsonが老人の認知症の可能性について、迅速に評価できる手法として紹介。
- ・認知症以外にも、混乱や認知機能障害の評価にも使われている。
- ・10の項目があって、答えられると1点。6点以下でdelirium(譫妄)やdementia(認知症)が疑われる。
- ・年齢、今何時、住所を覚えてもらい最後に聞く、今何年、病院名/家の住所、二人の人の認知、誕生日、世界大戦が始まった年、現在の王?の名前、20から1までカウントダウン
- ■診断
- 利尿薬による低ナトリウム血症
- 利尿剤による低ナトリウム血症は治療開始後2,3週間以内に起こりやすい。
- NSAIDも服用している老年女性に多い(NSAIDは水の排泄を抑制)
- メカニズム?:NSAIDはプロスタグランジンの生成を阻害 → レニン分泌↓ → 輸出細動脈は拡張したまま → GFR低下 → 水の排泄がうまくいかないのだろうか。
- ■血漿浸透圧を計算してみよう
- 2 x ([Na+] + [K+]) + [urea] + [glucose] [単位:mOsmol/kg]
- ■低ナトリウム血症(YN.D-138)
[★]
- 英
- Japan Coma Scale, JCS
- 同
- 3-3-9度方式、ジャパン・コーマ・スケール
- 関
- 意識障害の評価法。グラスゴー・コーマ・スケール GCS
JCS
- 1.覚醒している(confusion, senselessness, delirium)
- 1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない
- 2 見当識障害あり
- 3 名前、生年月日がいえない
- 2.刺激すると覚醒する(stupor, lethargy, hypersomnia, somnolence, drowsiness)
- 10 呼びかけで容易に開眼する
- 20 大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する
- 30 痛み刺激で辛うじて開眼する
- 3.刺激しても覚醒しない(deep coma, coma, semicoma)
- 100 はらいのける動作をする
- 200 手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む) → 除皮質硬直も200らしい(出典不明)
- 300 全く動かない
1.覚醒している(confusion, senselessness, delirium)
|
|
1
|
だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない
|
2
|
見当識障害あり
|
3
|
名前、生年月日がいえない
|
2.刺激すると覚醒する(stupor, lethargy, hypersomnia, somnolence, drowsiness)
|
|
10
|
呼びかけで容易に開眼する 合目的的な運動(例えば、右手を握れ、離せ)をするし、言葉も出るが、間違いが多い
|
20
|
大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する 簡単な命令に応ずる(例えば、何らかの理由で開眼できない場合の離握手)
|
30
|
痛み刺激で辛うじて開眼する 痛み刺激をくわえつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
|
3.刺激しても覚醒しない(deep coma, coma, semicoma)
|
|
100
|
はらいのける動作をする
|
200
|
手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む)
|
300
|
全く動かない
|
付記する記号
- 以下に当てはまれば、xxx-RIAのように表記する
JCS補足 IMD.41
- 10:合目的的な運動(例えば、右手を握れ、離せ)をするし、言葉も出るが、間違いが多い
- 20:簡単な命令に応ずる(例えば、何らかの理由で開眼できない場合の離握手)
- 30:痛み刺激をくわえつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
[★]
- 英
- Glasgow Coma Scale Glasgow coma scale GCS
- 同
- グラスゴー昏睡尺度
- 関
- 日本昏睡尺度
概念
- 意識障害の評価法の一つ。
- イギリスで作成された。
- 15点満点で、最小が3点。
- 軽症障害の分類が細かいとされる。
GCS
|
開眼
|
言葉による応答
|
運動による応答
|
eye opening
|
best verbal response
|
best motor response
|
6
|
|
|
|
|
命令に従う
|
obeying
|
5
|
|
|
指南力良好
|
orientated
|
払いのける
|
localication
|
4
|
自発的に
|
spontaneous
|
会話困難
|
confused conversation
|
四肢の屈曲
|
withdraws
|
3
|
言葉により
|
to speech
|
不適当な言葉
|
inappropriate words
|
四肢の異常屈曲
|
abnormal flexion
|
2
|
痛み刺激により
|
to pain
|
意味不明の声
|
incomprehensible sounds
|
四肢伸展
|
extending
|
1
|
開眼しない
|
none
|
発話せず
|
none
|
全くなし
|
none
|
評価
- 15点:意識清明
- 13~15点(3):軽症
- 9~12点(4):中等症
- ~ 8点 :重症
- 3点:最も状態がわるい。
- GCS8点以下では意識低下とみなす。
- 頭部外傷でGCS8点以下は重症
- GCS8点以下 あるいは GCSスコアで2点以上の急激な悪化・瞳孔不同・片麻痺がある場合には切迫脳ヘルニアであることが多い。(重症頭部外傷治療・管理のガイドライン 第2版)
- GCS8点以下の重度意識障害、急速な意識レベルの低下、脳ヘルニア徴候を認めた場合にはsecondary surveyの最初でCTを撮影。(重症頭部外傷治療・管理のガイドライン 第2版)
- GCSスコア8以下、あるいはFCSスコアの最良運動反応が5以下であれば気管挿管を原則とした確実な気道確保が望ましい。(重症頭部外傷治療・管理のガイドライン 第2版)
[★]
- 英
- emergency coma scale
- 関
- JCS, GCS
1桁
|
覚醒している(自発的な開眼・発語または合目的動作をみる)
|
見当識あり
|
1
|
見当識なし、または発語なし
|
2
|
2桁
|
覚醒できる(刺激による開眼・発語または従命をみる)
|
呼びかけにより
|
10
|
痛み刺激により
|
20
|
3桁
|
覚醒しない(痛み刺激でも開眼・発語および従命反応が泣く運動反応のみを見る)
|
痛みの部位に四肢を持って行く、払いのける
|
100L
|
引っ込める(脇をあけて)または顔をしかめる
|
100W
|
屈曲する(脇を締めて)
|
200F
|
伸展する
|
200E
|
動きがない
|
300
|
[★]
- 関
- joule