- 石綿を使用していた工場の周辺住民における中皮腫死亡率の調査を行った。
- 死亡率は、全国の一般住民と比較して、半径300m未満の男性居住者で14倍、300m~600mで6倍、600m~900mで2倍であった。
- 正しいのはどれか。2つ選べ。
- a. 石綿曝露に関する症例対照研究である。
- b. 石綿曝露による中皮腫の標準化死亡比が算出できる。
- c. 石綿曝露による中皮腫死亡のオッズ比は7である。
- d. 石綿曝露による中皮腫死亡の寄与危険度は12である。
- e. 石綿曝露と中皮腫死亡率との間には量-反応関係が推察される。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 3歳2か月の女児。3歳児健康診査で医師から心雑音を指摘され、専門医療機関を紹介され来院した。検査後、心房中隔欠損症と診断された。外科手術の予定が決まり、母親が医療費について市の福祉担当部局に相談したところ、担当職員から「原則として、かかった医療費の1割の負担」であると伝えられた。
- この職員の発言の根拠となる法律はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E050]←[国試_103]→[103E052]
[★]
- 28歳の初産婦。妊娠39週時に少量の性器出血と陣痛とを主訴に来院した。陣痛間欠は3分で、発作は40秒である。
- 最初に行うのはどれか。
[正答]
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- 英
- standardized mortality ratio、SMR
- 関
- 年齢調整死亡率、間接法
- 観察集団の死亡数 / 期待死亡数 x 100 (%)
- 小さければ基準集団より死亡が少なく、大きければ基準集団より死亡が多い。
- 間接法では、観察集団の年齢階級別人口に基準集団の年齢階級別死亡率を適応することを思い出す。
Σ { (観察集団の年齢階級別人口) x (観察集団の年齢階級別死亡率) }
--------------------------------------------------------- x 100 (%)
Σ { (観察集団の年齢階級別人口) x (基準集団の年齢階級別死亡率) }
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- 基準集団の年齢階級別死亡率を適用した場合の死亡数を基準として、観察集団の死亡数がどの程度か示す(比がわかる)。
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