★リンクテーブル★
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- 45歳の男性。頭痛を主訴に来院した。初診時の医師と患者との会話を以下に示す。
- 医師 「いかがなさいましたか」
- 患者 「ひどい頭痛が3週前に始まりました。だんだん悪くなっています」
- 医師 「悪くなったのですね」
- 患者 「はい。今はもう耐え難いくらいです。夜中の2時に痛みで目が覚め、だんだんひどくなって、責めさいなまれるようになります。自分ではそれから1時間も続くように思えますが、たぶん30分間くらいのものかもしれません。痛みは少しずつ治まって、また眠ることができるようになります」
- 医師 「毎晩ですか」
- 患者 「そう、毎晩です。痛みはとてもひどくて、誰かが頭に錐で穴を開けているような感じです。いつも右側で、特に目の後ろが強い感じです」医師 「右目の後ろですね」
- 患者 「そうです。こんな痛みはこれまで経験したことがありません。以前は右の頭痛がありましたが、その時はこれほどではありませんでした。またこんなに長くは続きませんでした。痛みが起きると、横になっていたいと思っても、起きて歩き回らなければならなくなります」
- 医師 「歩き回ると楽になりますか」
- 患者 「ええ、ほんの少しですが。痛みを軽くするのはそれだけなのです」
- 用いられているコミュニケーションスキルはどれか。
[正答]
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- 40歳の女性。意識障害のため搬入された。3年前、第2子出産時に大量の出血があった。
- その後から無月経となり、2年前から恥毛が脱落してきた。1か月前から全身倦怠感を訴えていた。
- 今朝、寝室から起きて来ないので、家族が見に行くと意識がもうろうとしていて呼びかけに反応がなかった。
- 意識レベルはJCSII-30。体温35.5℃。脈拍56/分、整。血圧 100/54 mmHg。
- 血液生化学所見:血糖61mg/dl 、Na 126mEq/dl,K 4.1mEq/l、Cl 92mEq/l。
- 静脈路確保の後、静脈内投与すべきなのはどれか。
[正答]
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