- 45歳の男性。突然の会陰部に放散する右側腹部痛のため搬入された。意識は清明。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧154/72mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。尿所見:蛋白(±)、ビリルビン(-)、潜血2+、沈渣、赤血球50~100/1視野、白血球1~2/1視野。血液所見:Hb 16.8g/dl、白血球10,000、血小板28万。直腸診で異常を認めない。
- この患者にみられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 57歳の男性。今朝から始まった肉眼的血尿を主訴に来院した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を37年間。意識は清明。身長163cm、体重60kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧 136/84mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸診で前立腺はくるみ大で、硬結と圧痛とを認めない。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野、白血球5~10/1視野。血液所見:赤血球486万、Hb 15.2g/dl、Ht 45%、白血球 6,300、血小板 28万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 4.5g/dl、尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、尿酸 7.1mg/dl、AST 26IU/l、ALT 18IU/l、LD<LDH> 258IU/l(基準176~353)、ALP 212IU/l(基準115~359)、Na 143mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl 104mEq/l。免疫学所見:CRP 0.2mg/dl、PSA 1.2ng/dl(基準4.0以下)。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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- 3歳の女児。腹痛と嘔吐のため搬入された。5時間前に腹痛を訴え、無色透明な液を嘔吐した。その後次第に嘔吐が頻回となり、吐物は緑色となってきている。顔色は不良である。上腹部がやや膨満し、腸雑音は高調である。
[正答]
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