[正答]
※国試ナビ4※ [103A015]←[国試_103]→[103A017]
★リンクテーブル★
[★]
- インフルエンザにみられる合併症はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A014]←[国試_103]→[103A016]
[★]
- a. 徐脈
- b. 脈圧減少
- c. 呼吸困難
- d. 心音微弱
- e. 頸静脈怒張
[正答]
※国試ナビ4※ [103A016]←[国試_103]→[103A018]
[★]
[★]
- 英
- metabolic alkalosis
- 関
- アルカローシス、酸塩基平衡異常
酸塩基平衡異常とその代償 SP.660
原因
- 低カリウム性代謝性アルカローシス:H+とCl-の喪失:嘔吐、利尿薬など
-
- 細胞内からH+が供給され、K+が細胞内に移動しカリウムが低下する。H+の減少は遠位尿細管におけるHCO3-の排泄を抑制し代謝性アシドーシスが完成する。
- 塩素欠乏は腎臓におけるHCO3-再吸収を刺激(ICU.489)
- アニオンギャップ(AG=[Na+] - [HCO3-] - [Cl-])を保つようにHCO3-が増加したと考えればよいのか。
原因による分類
- ICU.493
- 1. 胃酸の喪失 → H+, Cl-の喪失
- 2. 利尿薬 → 多くの利尿剤でCl-を喪失(see. 利尿薬)
- 3. 循環血液量不足
- 4. 高二酸化炭素症に対する腎性の代償:CO2↑ → 腎で代償的にHCO3-排泄↓ → (おそらく)HCO3-の代替としてCl-が排泄
- 1. ミネラルコルチコイド過剰:尿細管でNa+再吸収、K+排泄亢進。体内では代償的に細胞外へのK+放出、細胞内へのH+取り込みが起こる → 代謝性アルカローシス
- 2. カリウム欠乏
- YN.D-155
- 腎からのH+喪失、重炭酸再吸収の亢進:糖質コルチコイド・鉱質コルチコイド投与、アルドステロン症、クッシング症候群、腎血管性高血圧、バーター症候群、ギテルマン症候群
- 細胞内へのH+移動:
- 消化管からのH+喪失:嘔吐、胃管による消化液吸引、慢性下痢、先天性塩類漏出症
- NaCl喪失に伴う細胞外液の喪失
- その他
- 水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版 p.163
-
- 胃液への排出(嘔吐、胃液吸引)
- 鉱質コルチコイド過剰
- 利尿薬
- 多量のカルベニシリンなどのペニシリン誘導体等よ
- 高カルシウム血症
- 低カリウム血症
- 大量の輸液(大量のクエン酸摂取による)
- NaHCO3の投与
- ミルク・アルカリ症候群
- III. contraction alkalosis
- 出典不明
- 腎でのH+再吸収低下(硫酸イオン、高カルシウム血症、副甲状腺機能低下症、ペニシリン)
症例
- 16歳女性、神経過食症であり、自己誘発性嘔吐を制御できなかった。この女性で予想されるK, HCO3-の状態は?
国試