- 英
- sphygmomanometry
- 関
- 血圧
- 血圧測定法 blood pressure measurement, blood pressure determination
動脈血の血圧測定法
- 適応:虚血性心疾患のある患者、心臓血管手術、脳外科手術、長時間麻酔、大量出血が予想される場合、頻回の採血の必要がある場合。(SAN.174)
周術期における循環モニタリングとしての血圧測定 (周術期管理学 091201II, SAN.111)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 改訂された日本高血圧学会『家庭血圧測定の指針』 (第5土曜特集 高血圧のすべて2012 : 研究と診療の最前線) -- (ガイドライン改訂にみる高血圧診療のコントロバーシ)
- 中心血圧の臨床的意義 : 中心血圧は末梢血圧を超えるか : 臓器障害との関連からの検討 (第5土曜特集 高血圧のすべて2012 : 研究と診療の最前線) -- (高血圧診断のあらたなエビデンス)
- 家庭用血圧計と24時間自動血圧測定器(ABPM) (特集 自己管理および在宅医療のための機器と治療法の発展)
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- スイスの製薬会社ノバルティスファーマによる高血圧治療の解説サイト。血圧の正しい 測定の仕方について詳しい情報を掲載しています。座って心臓と同じ高さで出来るだけ 毎日同じ時間に測定し、記録をつけることで血圧の変動がつかめます。
- スイスの製薬会社ノバルティスファーマによる高血圧治療の解説サイト。血圧の仕組と 測定、正常値、白衣高血圧について詳しい情報を掲載しています。基本的な体のしくみを 知ることで、数値の本当の意味や、病気に対する理解が深まります 。
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[★]
- 次の文を読み、60~62の問いに答えよ。
- 82歳の男性。意識消失のため搬入された。
- 現病歴:本日、ビールを飲みながら夕食をとった後、入浴のため食卓から立ち上がり歩き始めたところ、突然意識を消失し倒れた。驚いた妻が駆けつけ大声で呼びかけたところ、すぐに意識は清明となった。明らかな外傷やけいれんはなかったという。最近、椅子から立ち上がる時にふわっとすることがよくあったという。
- 既往歴:高血圧症のためカルシウム拮抗薬を内服している。1か月前から持病の腰痛症悪化のため非ステロイド性抗炎症薬を内服している。
- 生活歴:長男夫婦と同居。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:意識は清明。体温36.8℃。脈拍88/分、整。血圧132/68mmHg。呼吸数18/分。SpO2 95%(room air)。瞳孔径は両側3mmで対光反射は正常である。眼瞼結膜はやや蒼白である。眼球結膜に黄染を認めない。口腔内に出血を認めない。舌と粘膜とに損傷を認めない。項部硬直を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。咽頭に腫脹と発赤とを認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腹部に圧痛を認めない。四肢に浮腫、チアノーゼ、ばち指および皮疹を認めない。
- 検査所見:心電図に異常を認めない。
- 追加した診察では異常を認めなかった。意識消失の原因を診断するためにまず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G061]←[国試_107]→[107G063]
[★]
- 64歳の男性。心停止のため救急車で搬入された。職場で突然倒れたため、同僚が救急車を要請した。救急隊到着時に隊員により心停止が確認され、心肺蘇生が開始された。現場で救急隊員によりAEDを用いて電気ショックが実施された。胸骨圧迫ならびにバッグバルブマスクを用いた人工呼吸、さらに2分おきに電気ショックを実施しながら、病院に到着した。搬入時、救急隊のストレッチャーから処置台に移動し、胸骨圧迫を継続した。
- 次に優先して行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F056]←[国試_113]→[113F058]
[★]
- 次の文を読み、59~61の問いに答えよ。
- 63歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。
- 現病歴:2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、多忙であったために医療機関を受診していなかった。最近になって、常に心窩部不快感があり食欲低下と全身倦怠感とを感じるようになった。2日前に便が黒いことに気付いたが、今朝、排便後に真っ赤な血を大量に吐いたため救急車を要請した。
- この患者への対応として必要性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111B058]←[国試_111]→[111B060]
[★]
- 20歳の男性。意識障害のため搬入された。約 1時間前に自殺目的で有機リン系殺虫剤を約 500 ml飲んだことが判明している。救急隊からの連絡によると、救急車内での意識レベルは JCSIII-300。体温 36.0℃。脈拍 80 /分、整。血圧 110/72 mmHg。呼吸数 10/分。 SpO2 100% (リザーバー付マスク 10 l/分酸素投与下 )。救急外来への搬入時に嘔吐し、尿失禁と便失禁とがあり、有機溶媒臭が漂っている。
- まず行うべき対応はどれか。
- a 除染
- b 血圧測定
- c 拮抗薬投与
- d 制吐薬投与
- e 緊急血液透析
[正答]
※国試ナビ4※ [108E054]←[国試_108]→[108E056]
[★]
- 75歳の男性。歩行時の右下肢痛を主訴に来院した。安静時に痛みはなく、約50m歩行すると右大腿から下腿にかけて痛みが発生する。立ち止まると痛みが軽減し、しゃがむと消失する。右下肢に浮腫を認めない。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [107I076]←[国試_107]→[107I078]
[★]
- 28歳の初産婦。妊娠39週時に少量の性器出血と陣痛とを主訴に来院した。陣痛間欠は3分で、発作は40秒である。
- 最初に行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E048]←[国試_103]→[103E050]
[★]
- 3歳児健康診査の内容について正しいのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F041]←[国試_113]→[113F043]
[★]
- 老人保健法に基づく健康診査に含まれないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097G014]←[国試_097]→[097G016]
[★]
- a. 血圧測定
- b. 深部腱反射
- c. 上腹部の聴診
- d. 下腹部の触診
- e. 下肢の触診
[正答]
※国試ナビ4※ [097E015]←[国試_097]→[097E017]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [110B031]←[国試_110]→[110B033]
[★]
- 英
- direct measurement of arterial pressure
- 関
- 血圧測定、血圧、観血的モニター
特徴
- 持続的血圧測定が可能(カテーテルと圧トランスデューサの使用による)
- 心臓一拍ごとの情報が得られる。
- 採血が可能:動脈血液ガス分析
適応
- 虚血性心疾患のある患者、心臓血管手術、脳外科手術、長時間麻酔、大量出血が予想される場合、頻回の採血の必要がある場合。(SAN.174)
合併症
- 動脈血栓
- 血腫形成
- 挿入部感染、皮膚壊死
- 接合不良による失血
[★]
- 英
- central venous catheter, central vein catheter, CVC
- 同
- CVカテーテル CV catheter
- 関
- 血圧測定
- 同
- CVC
[★]
- 関
- sphygmomanometry
[★]
- 関
- blood pressure determination
[★]
- 英
- indirect blood pressure measurement
特徴
- 手動と自動のものがある
- 簡便、安価
- 頻回に測定すると静脈うっ血、神経障害
カフの幅
- カフの幅が狭すぎると実際より高めに測定される。
[★]
- 英
- ambulatory blood pressure monitoring
- 関
- 携帯式血圧測定法、携帯式血圧モニタリング
[★]
- 英
- ambulatory blood pressure monitoring
- 関
- 携帯式血圧測定、携帯式血圧モニタリング
[★]
- 英
- ambulatory blood pressure monitoring ABPM
- 関
- 血圧
[★]
- 英
- blood pressure, BP
- 同
- 動脈圧 arterial pressure AP
- 関
- 血圧測定
成人の血圧
- 至適血圧:<120mmHg かつ <80mmHg
- 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
- 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
- I度高血圧(軽症):140~159mmHg または 90~99mmHg
- II度高血圧(中等症):160~179mmHg または 100~109mmHg
- III度高血圧(重症):≧180mmHg または ≧110mmHg
- 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg
糖尿病性腎症
- 管理目標: 130/80 mmHg
- 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg
冠血管と血圧
- In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.
血圧の異常
血圧の上肢における左右差
- 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
- 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる
血圧の上下肢の差(下肢>上肢)
- 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
- 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
- 大動脈閉鎖不全症:Hill徴候
収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない
- 拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
- 脈圧が上昇する
- 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
ショック
非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差
- 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。
心血管とその周囲の血圧 YN.C-29
- see also PHD.61
中心静脈
|
|
肺動脈楔入圧
|
4~8
|
8~20
|
右心房
|
左心房
|
1~4
|
8~20
|
右心室
|
左心室
|
8~20
|
120~20
|
肺動脈
|
大動脈
|
8~20
|
120~70
|
臓器移植における脳死判定の除外
- 脳死判定#脳死判定の除外規定、臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
- 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
- 1歳未満の者 65
- 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
- 13歳以上の者 90
国試
[★]
- 英
- measurement、measure、determine、estimate、(水深を)fathom
- 関
- 基準、計測、決定、処置、推定、程度、定量、判定、評価、見込み、見積、見積もる、予算、特定、測定値、尺度、確定、尋、ファゾム
[★]
- 英
- manometry
- 関
- 検圧、検圧法