- 78歳の男性。発熱、喘鳴および呼吸困難を主訴に来院した。1年前の脳梗塞のため右片麻痺と構音障害とを認める。昨日から咳嗽、喘鳴および呼吸困難が出現した。意識は清明。体温37.8℃。呼吸数24/分。脈拍88/分、整。血圧132/78mmHg。頭頸部に異常を認めない。両背側に吸気終末中心に増強するcoarse cracklesと呼気相全体のrhonchi<いびき様音>とを聴取する。過剰心音と心雑音とを聴取しない。胸部エックス線写真で心拡大を認めない。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 40歳の女性。震度6の地震で倒壊した家の壁に両下肢を挟まれ3時間後に救出され搬入された。意識は清明。体温37.5℃。呼吸数22/分。脈拍120/分、整。血圧84/56mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。両下肢は発赤、皮下出血および腫脹が著明で、激しい疼痛を伴う。導尿で尿30mlを得た。尿所見:コーラ色、蛋白1+、糖(-)、潜血3+、沈渣に赤血球0~2/1視野。血液所見:赤血球410万、Hb 13.8 g/dl、Ht 40%、白血球12,000。血液生化学所見:総蛋白6.5 g/dl、アルブミン3.2 g/dl、尿素窒素25 mg/dl、クレアチニン1.8 mg/dl、AST 320 IU/l、ALT 90 IU/l、CK 16,000(基準40~200)、Na 140 mEq/l、K 6.5 mEq/l、Cl 108 mEq/l。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A035]←[国試_103]→[103A037]
[★]
- 28歳の女性。突然の下腹部痛を主訴に来院した。月経周期28日型、整。月経痛はない。内診で骨盤内に新生児頭大の可動性のある腫瘤を触知する。免疫学所見:CA125 24 IU/ml(基準35以下)、CA19-9 98 IU/ml(基準37以下)、SCC 1.2 ng/ml(基準1.5以下)。骨盤部単純MRIのT1強調像とを以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A037]←[国試_103]→[103A039]
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[★]
- 英
- aspiration pneumonia
- 関
- 誤嚥性肺炎
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