- 42歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。10か月前に胃全摘術を受けた。皮膚はやや乾燥し蒼白である。腹部は全体に膨隆し、上腹部正中に手術瘢痕を認める。10か月前に摘出された胃の標本の肉眼像、H-E染色標本及び今回来院時の腹部単純CTを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D049]←[国試_103]→[103D051]
★リンクテーブル★
[★]
- 58歳の男性。食欲不振と意識混濁とを主訴に家族に伴われて来院した。4か月前の健康診断で貧血を指摘されたが放置していた。1か月前から夕方になると軽い腰痛があった。3日前から食欲がなくなり、今朝からぼんやりしているのに家族が気付いた。喫煙歴は25本/日を28年間。意識レベルはJCS I-2。体温37.6℃。脈拍96/分、整。血圧 122/74mmHg。胸部では心尖部に2/6度の収縮期雑音を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白2+、糖(-)。血液所見:赤血球286万、Hb 8.6g/dl、Ht 26%、白血球 3,100(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 34%、好塩基球 1%、単球 4%、リンパ球 58%)、血小板 5.6万。血液生化学所見:血糖 97mg/dl、総蛋白 10.8g/dl、アルブミン 3.2g/dl、尿素窒素 36mg/dl、クレアチニン 3.2mg/dl、尿酸 9.8mg/dl、総コレステロール 132mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 31IU/l、ALT 40IU/l、LD<LDH> 488IU/l(基準176~353)、ALP 534IU/l(基準115~359)、Na 138mEq/l、K 5.1mEq/l、Cl 104mEq/l、Ca 12.6mg/dl。CRP 1.8mg/dl。頭部エックス線写真を以下に示す。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D050]←[国試_103]→[103D052]
[★]
- 74歳の女性。左眼の視力低下を主訴に来院した。1週前から左眼奥の鈍痛があった。悪心と嘔吐とはない。意識は清明。鼻閉、鼻漏および頬部の腫脹や疼痛はない。約50年前に副鼻腔炎に対する手術を受けた既往がある。副鼻腔単純CTと頭部単純MRIのT1強調像とを以下に示す。
- 処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D048]←[国試_103]→[103D050]
[★]