- 34歳の女性。未婚。下腹部の膨満感を主訴に来院した。最終月経開始日は記憶がないと言う。
- 微熱、嘔気、全身倦怠感および手首の関節痛の訴えがあり、最近時々息苦しさを感じる。
- 既往歴に特記すべきことはない。
- 身長163cm、体重57kg。体温37℃。脈拍84/分、整。血圧96/56mmHg。
- 下肢に軽度の浮腫を認める。まず行うのはどれか。
[正答]
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- 次の文を読み、59~61の問いに答えよ。
- 62歳の女性。言動の変化を心配した家族に伴われて来院した。
- 現病歴:1週間前に突然頭痛が出現し持続したため、自宅で休んでいた。今朝からぼんやりして話のつじつまが合わないことに家族が気付いた。
- 既往歴:30歳代から高血圧症で降圧薬を服用中である。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:開眼しているが、名前と生年月日とが言えない。身長153cm、体重50kg。体温37.4℃。脈拍72/分、整。血圧148/88mmhg。運動麻痺と感覚障害とを認めない。右眼瞼の挙上は不能である。右瞳孔は散大し、対光反射は消失し、正面視で右眼球は外転位である。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球290万、Hb9.2g/dl、Ht26%、白血球7,400、血小板17万。血液生化学所見:結党101mg.dl、総蛋白6.1g/dl、アルブミン3.3g/dl、尿素窒素11mg/dl、クレアニチン0.5mg/dl、AST13IU/l、ALT10IU/l、LD(LDH)184IU/l(基準176~353)、Na143mEq/l、K3.3mEq/l,Cl102mEq/l。CRP3.0mg/dl。
[正答]
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- 33歳の1回経産婦。妊娠38週2日に自然陣痛が発来し、3時間後に3,150gの男児を経腟分娩した。
- Apgarスコアは9点(1分)、10点(5分)であった。分娩10分後に胎盤が自然娩出し、子宮底は臍上4cmに触れる。
- 下腹部痛はないが胎盤娩出直後から中等量の出血が持続している。
- 母体脈拍数は84/分で血圧は126/68mmHgである。
- 母体ヘモグロビン値は9.8 g/dlである。対応として適切なのはどれか。
[正答]
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