- 30歳の女性。右眼の痛みを主訴に来院した。3日前から右眼の充血と違和感とがあり改善しない。右眼の眼瞼皮膚に発赤と腫脹とを認めず、眼球結膜に充血を認める。右角膜中央に直径約2mmの白色円形病変を認め、病変の中央はフルオレセインナトリウムで染色される。前房に炎症細胞を認めない。左眼に異常を認めない。
- a. 涙液
- b. 前房水
- c. 硝子体液
- d. 眼瞼皮膚擦過物
- e. 角膜病巣擦過物
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 26歳の女性。未経妊。性器出血を主訴に来院した。最近不正出血が続き、癌ではないかと心配している。月経は17歳から不順であるが、治療は受けていない。子宮頸癌検診は22歳から毎年受けているが、異常は指摘されていない。内診で子宮は正常大で可動性良好。経腟超音波検査で子宮内膜厚は16mm、両側卵巣は多ハV胞性である。
- 説明で適切なのはどれか。
- a. 「腟炎による出血だと思います」
- b. 「子宮体癌の検査をしましょう」
- c. 「止血剤で出血が止まれば大丈夫です」
- d. 「腟分泌物の細菌培養検査をしましょう」
- e. 「子宮頸部から組織を採取して精密検査をしましょう」
[正答]
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- 48歳の男性。下血を主訴に来院した。精査にて大腸癌が発見され、手術目的で外科病棟に入院した。20歳で統合失調症を発症し、作業所に通所中であった。患者が手術を嫌がり同意が得られないため精神科医師がコンサルテーションを受けた。
- a. 医療保護入院の手続きをとる。
- b. 手術の説明と同意の取得に協力する。
- c. 外科スタッフに精神医学的説明を行う。
- d. 社会福祉士と協力して家族との連携を図る。
- e. 外科スタッフとともに周術期の精神科薬物療法を計画する。
[正答]
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