- 27歳の男性。言動の変化を心配した妻に伴われて来院した。半月前から「盗聴されている」と言って部屋にこもり、仕事に行かない。時折、興奮し、食事もあまりとらないことがある。精神保健指定医が診察し入院が必要であると診断したが、本人は入院を拒んでいる。妻は入院の必要性をよく理解している。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 48歳の女性。主婦。咳と息切れとを主訴に8月中旬に来院した。3週前から乾性の咳と階段を上る際の息切れとが出現した。近医で抗菌薬の投与を受けたが改善せず、さらに症状は悪化している。喫煙歴はない。白血球 5,200(好中球52%、好酸球 3%、好塩基球 1%、単球6%、リンパ球 38%)。IgG 2,300mg/dl(基準960~1,960)。ツベルクリン反応陰性。
- この検査所見に直接関与する細胞はどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 52歳の男性。易疲労感と食思不振とを主訴に来院した。自動車用バッテリーの解体・再生作業に従事している。身長163cm、体重51kg。血圧142/86mmHg。眼瞼結膜は蒼白。胸腹部に異常を認めない。便潜血(-)。血液所見:赤血球370万、Hb 9.8g/dl、Ht 29%、網赤血球0.7%、白血球7,500。上部消化管造影で異常を認めない。
- 診断に有用な測定項目はどれか。
- a. 毛髪中ヒ素
- b. 血液中鉛
- c. 血液中水銀
- d. 尿中マンガン
- e. 尿中カドミウム
[正答]
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