- 次の文を読み、53~55の問いに答えよ。
- 64歳の男性。発熱と排尿困難とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2年前から夜間頻尿と尿線狭小とを自覚していたが、生活に 支障がないため放置していた。5日前から風邪をひいていた。2日前から 頻尿、排尿痛および排尿困難を認めた。昨晩から悪寒がある。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 意識は清明。身長160cm、体重62kg。体温38.9℃。脈拍104/ 分、整。血圧 148/88mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。腹部超音波写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [103B054]←[国試_103]→[103B056]
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- 次の文を読み、56~58の問いに答えよ。
- 75歳の女性。歩行障害と発語の減少とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 本日家の前の道で右足がつまずいて転倒した。道ばたでうずくまっているところを隣人に発見され、孫に伴われて受診した。孫は「脈が遅くなる心臓の病気があった。2か月前に車と接触して転倒し、肩と頭部を打撲した。2週前から目立って言葉が少なくなり、時々つまずくようになった」と話した。
- 既往歴 : 詳細不明。
- 家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 意識レベルはJCS Ⅰ-2。自発性は低下し自発語が少ない。身長156cm、体重62kg。体温36.2℃。呼吸数16/分。脈拍60/分、整。血圧114/68mmHg。皮膚は乾燥している。顔面と下腿とに浮腫を認めない。瞳孔は正円同大で対光反射は迅速に認められる。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。3/6度の収縮期雑音を心尖部に認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛や抵抗を認めない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 394万、Hb 12.3g/dl、Ht 33%、白血球 8,100、血小板 35万。血液生化学所見:血糖 86mg/dl、総蛋白 6.4g/dl、アルブミン 3.8g/dl、尿素窒素 13mg/dl、クレアチニン 1.2mg/dl、総コレステロール 176mg/dl、AST 34IU/l、ALT 18IU/l、LD 181IU/l(基準176~353)、ALP 256IU/l(基準115~359)、Na 136mEq/l、K 4.8mEq/l、Cl 100mEq/l。CRP 1.4mg/dl。心電図と胸部エックス線写真とを以下に示す。
[正答]
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- 次の文を読み、53~55の問いに答えよ。
- 64歳の男性。発熱と排尿困難とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2年前から夜間頻尿と尿線狭小とを自覚していたが、生活に 支障がないため放置していた。5日前から風邪をひいていた。2日前から 頻尿、排尿痛および排尿困難を認めた。昨晩から悪寒がある。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 意識は清明。身長160cm、体重62kg。体温38.9℃。脈拍104/ 分、整。血圧 148/88mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。腹部超音波写真を以下に示す。
[正答]
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