- 20歳の女性。前頸部の腫大を主訴に来院した。半年前から次第に増大する前頸部腫大に気付き、動悸と発汗増加とを自覚した。最近、手指が震えるようになった。意識は清明。身長160cm、体重48kg。体温37.1℃。脈拍112/分、整。血圧134/58mmHg。皮膚は湿潤。手指に振戦を認める。前頸部の写真 を以下に示す。
- a. 圧痛
- b. 表面不整
- c. 皮膚との癒着
- d. 嚥下運動に連動
- e. 硬軟の硬さが混在
[正答]
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 28歳の初妊婦。下腹部痛と性器出血とを主訴に来院した。最終月経開始日から起算して妊娠7週3日。
- 現病歴 : 21日前、市販のキットで妊娠検査を行ったところ、陽性だった。3日前から左下腹部の重苦しい痛みを感じていた。来院当日朝、少量の性器出血を認めた。下腹部痛の増強は認めない。妊娠悪阻症状はない。
- 既往歴・生活歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 月経歴 : 周期28日型、持続5日間、中等量、月経痛は認めない。
- 現 症 : 意識は清明。身長158cm、体重45kg。体温37.3℃。脈拍76/分、整。血圧 98/72mmHg。腟鏡診で外子宮口から中等量の出血の持続を認める。内診で子宮は前傾前屈、やや腫大し、やや軟、軽度の圧痛を認める。左付属器領域に軽度の圧痛を認めるが、腫瘤は触知しない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。尿hCG検査:陽性。経腟超音波検査で子宮腔内に内膜の肥厚を認める。胎嚢は認めない。腹水や腹腔内出血は認めない。両側付属器に明らかな腫瘤を認めない。
[正答]
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- 60歳の女性。進行肺癌のため入院しているが、終末期の状態で緩和ケアのみが行われている。回診時の医師と患者との会話を以下に示す。
- 患者 「あと何日くらい生きることができますか」
- 医師 「これから外来があるので、そのことについてはまた今度…」
- この医師の態度はどれか。
[正答]
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