- 43歳の男性。めまいのため搬入された。6日前から微熱がありのどが痛く、風邪だと思ったが放置していた。今朝、目が覚めたら天井が回る感じがして、立ち上がると倒れそうになった。寝ていてもめまいが強く、吐き気があり、動けない状態になった。意識は清明。体温36.8℃。脈拍76/分、整。血圧 140/84mmHg。難聴はなく、眼振を認める。眼球運動に異常を認めない。頭部単純CTで異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I072]←[国試_103]→[103I074]
★リンクテーブル★
[★]
- 2歳の男児。白血球増多と血小板減少の精査のため入院した。4日前から38℃以上の発熱と下痢のため近医で治療を受けていた。症状は改善傾向にあった。意識は清明で活気がある。身長 83cm、体重 11.8kg。体温 37.2 ℃。脈拍 124/分、整。血圧 100/56 mmHg。頸部に径1cmのリンパ節を数個触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。右肋骨弓下に肝を4cm、左肋骨弓下に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球 443万、Hb 11.6g/dl、Ht 34%、白血球 21,300、血小板 9.6万。血液生化学所見:総蛋白5.8 g/dl、アルブミン 3.2 g/dl、尿素窒素 3.0 mg/dl、クレアチニン 0.2 mg/dl、尿酸4.1 mg/dl、総ビリルビン0.4 mg/dl、AST 423 IU/l、ALT 586 IU/l、LD<LDH> 1,059 IU/l(基準260~530)。CRP 0.9 mg/dl。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 病原体として考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I071]←[国試_103]→[103I073]
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- 51歳の女性。難聴と耳漏とを主訴に来院した。25年前から時々耳漏があったが放置していた。5、6年前から徐々に難聴が増悪し、耳漏を繰り返すようになった。側頭骨CTで乳突洞の発育は抑制されているが、骨破壊は認めない。右耳の鼓膜写真とオージオグラムとを以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I073]←[国試_103]→[103I075]
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