- 英
- betamethasone
- 同
- ベタメサゾン
- 化
- ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム、リン酸ベタメタゾンナトリウム betamethasone sodium phosphate
- 酢酸ベタメタゾン betamethasone acetate
- 吉草酸ベタメタゾン betamethasone valerate。ベタメタゾン吉草酸エステル
- ベタメタゾンジプロピオン酸エステル、ジプロピオン酸ベタメタゾン betamethasone dipropionate
- ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
- 商
- リンデロン Rinderon、アンテベート。Celestone
- アンテベート、アンフラベート、エンペラシン、ケリグロール、サクコルチン、サレックス、サンベタゾン、ステロネマ、セレスタミン、ダイプロセル、ディーピーポロン、デキサンVG、デルモゾールDP、デルモゾールG、デルモゾール、トクダーム、トチプロベタゾン、ノルコット、ハイコート、ヒスタブロック、ヒズボット、フロダーム、プラデスミン、ベクトミラン、ベタセレミン、ベトネベートN、ベトネベート、ベトノバールG、ベルベゾロンF、ベルベゾロン、リダスロン、リネステロン、リノロサール、リンデロン-DP、リンデロン-VG、リンデロン-V、リンデロン、リンベタPF、ルリクールVG、リンデロンA
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
GOO.1594
Table 59–2 Relative Potencies and Equivalent Doses of Representative Corticosteroids
|
COMPOUND
|
ANTIINFLAMMATORY POTENCY
|
Na+-RETAINING POTENCY
|
DURATION OF ACTION
|
EQUIVALENT DOSE, MG
|
prednisone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
prednisolone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
betamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
dexamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/05 17:28:56」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2012年3月) |
ベタメタゾン
|
|
IUPAC命名法による物質名 |
(8S,9R,10S,11S,13S,14S,16S,17R)-9-fluoro- 11,17-dihydroxy-17-(2-hydroxyacetyl)-10,13,16-trimethyl- 6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17-dodecahydro- 3H-cyclopenta[a]phenanthren-3-one |
臨床データ |
商品名 |
Celestone |
AHFS/Drugs.com |
monograph |
胎児危険度分類 |
C(US) |
法的規制 |
? |
投与方法 |
経口・注射・外用 |
薬物動態的データ |
生物学的利用能 |
? |
代謝 |
hepatic CYP3A4 |
半減期 |
36-54 時間 |
排泄 |
腎排泄 |
識別 |
CAS登録番号 |
378-44-9 |
ATCコード |
A07EA04 C05AA05
D07AC01
H02AB01
R01AD06
R03BA04
S01BA06
S01CB04
S02BA07
S03BA03
|
PubChem |
CID 9782 |
DrugBank |
APRD00513 |
ChemSpider |
9399 |
UNII |
9842X06Q6M |
KEGG |
D00244 |
ChEBI |
CHEBI:3077 |
ChEMBL |
CHEMBL632 |
化学的データ |
化学式 |
C22H29FO5 |
分子量 |
392.461 |
SMILES
- O=C(CO)[C@]3(O)[C@]2(C[C@H](O)[C@]4(F)[C@@]/1(\C(=C/C(=O)\C=C\1)CC[C@H]4[C@@H]2C[C@@H]3C)C)C
|
InChI
-
InChI=1S/C22H29FO5/c1-12-8-16-15-5-4-13-9-14(25)6-7-19(13,2)21(15,23)17(26)10-20(16,3)22(12,28)18(27)11-24/h6-7,9,12,15-17,24,26,28H,4-5,8,10-11H2,1-3H3/t12-,15-,16-,17-,19-,20-,21-,22-/m0/s1
Key:UREBDLICKHMUKA-DVTGEIKXSA-N
|
ベタメタゾン は、糖質コルチコイドであり、ステロイド抗炎症薬・免疫抑制薬として用いられる。 他のステロイド比べて、ベタメタゾンは鉱質コルチコイド作用が少なく、ナトリウムおよび水貯留を引き起こしにくい[1]。 皮膚炎や皮膚掻痒症に対しては、軟膏・クリーム・ローションなどが用いられることがある。 気管支喘息重積発作・副腎クリーゼ・造血器腫瘍などの治療には注射剤が用いられることもある。
剤形
ベタメタゾンは、リン酸エステル、吉草酸エステルなどといった複数の化合物による製剤がある。 剤形は錠剤(リンデロン錠)、軟膏(リンデロン-V軟膏)、クリーム(リンデロン-Vクリーム)、テープ(トクダームテープ)、注射(リンデロン注)などさまざまなものがある。
適応症
など
脚注
- ^ http://www.pm.med.osaka-u.ac.jp/edrug/pdf/betamethasone.pdf
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- インターネット販売購入の1週間連続装用コンタクトレンズによる重篤な角膜潰瘍の1例
- 小野 まどか/篠崎 和美/三田 覚/木全 奈都子/高村 悦子/堀 貞夫
- 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E239-E243, 2012-01-31
- … 虹彩炎の再燃と自己判断し、0.1%ベタメタゾン点眼薬を開始した。 …
- NAID 110008767984
- ベタメタゾンとリトドリンを用いた胎児心ブロック胎内治療の検討
- 青木 宏明,林 聡,金子 正英,伊藤 裕司,村島 温子,左合 治彦
- 日本周産期・新生児医学会雑誌 = Journal of Japan Society of Perinatal and Neonatal Medicine 47(3), 601-606, 2011-08-30
- NAID 10029551905
- 症例 リン酸ベタメタゾン・硫酸フラジオマイシン配合剤による接触皮膚炎の1例
Related Links
- リンデロンとは?ベタメタゾンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 概説 炎症やアレルギーをおさえるお薬です。炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用 ...
- ベタメタゾンとは。効果、副作用、使用上の注意。 現在、 炎症を抑える最も強力な作用をもつ薬で 、ほかにも多くの作用があることから、さまざまな病気や症状の治療に使われています。 しかし、作用が強力なため、大量に ...
- ベタメタゾン(合成副腎皮質ホルモン薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 副作用 副腎皮質ホルモンは、もともと副腎からごく微量分泌されている物質です。ただし、治療のためには大量を用いる場合 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リンデロン-VG軟膏0.12%
組成
成分・含量(1g中):
- ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg
ゲンタマイシン硫酸塩1mg(力価)
添加物:
禁忌
ゲンタマイシン耐性菌又は非感性菌による皮膚感染のある場合[皮膚感染が増悪するおそれがある。]
真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され,治癒が遅延するおそれがある。]
ストレプトマイシン,カナマイシン,ゲンタマイシン,フラジオマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種>
適応症>
- ○ 湿潤,びらん,結痂を伴うか,又は二次感染を併発している次の疾患:
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,脂漏性皮膚炎を含む),乾癬,掌蹠膿疱症*○ 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
*通常,1日1〜数回,適量を塗布する。
なお,症状により適宜増減する。
重大な副作用
眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障(ベタメタゾン吉草酸エステルによる):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進,緑内障 2)を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT)により,緑内障,後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
薬理作用
- 皮膚血管収縮試験(ベタメタゾン吉草酸エステルによる)
ベタメタゾン吉草酸エステルは健康成人20例における皮膚血管収縮試験において,フルオシノロンアセトニドに比べて3.6倍の皮膚血管収縮能を示した 9)。(外国人によるデータ)
有効成分に関する理化学的知見
1.
- 一般的名称:
ベタメタゾン吉草酸エステル(JAN)[日局]
Betamethasone Valerate
- 化学名:
9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 17-pen-tanoate
- 分子式:
C27H37FO6
- 分子量:
476.58
- 化学構造式:
- 性状:
白色の結晶性の粉末で,においはない。
クロロホルムに溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,ジエチルエーテルに溶けにくく,水にほとんど溶けない。
- 融点:
約190 ℃(分解)
- 分配係数:
3070[1-オクタノール/水]
2.
- 一般的名称:
ゲンタマイシン硫酸塩(JAN)[日局]
Gentamicin Sulfate
- 略号:
GM
- 化学名:
ゲンタマイシンC1硫酸塩
(6R)-2-Amino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methylamino-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
ゲンタマイシンC2硫酸塩
(6R)-2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
ゲンタマイシンC1a硫酸塩
2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
- 分子式:
C1=C21H43N5O7・xH2SO4
C2=C20H41N5O7・xH2SO4
C1a=C19H39N5O7・xH2SO4
- 分子量:
(塩基部分)
C1=477.60
C2=463.57
C1a=449.54
- 化学構造式:
- 性状:
白色〜淡黄白色の粉末である。
水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- corticosteroid
- 関
- 副腎皮質ステロイド、コルチコステロイド、ステロイド薬、副腎皮質ステロイド薬、副腎皮質ホルモン、副腎皮質ステロイドホルモン、副腎皮質ステロイド剤
副腎皮質ホルモン剤
副作用
- フロリネフ
重大な副作用
- 誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
- 2. 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
- 3. 消化性潰瘍、膵炎
- 4. 精神変調、うつ状態、痙攣
- 5. 骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー*6. 緑内障、後のう白内障
- 連用により眼内圧亢進、緑内障、後のう白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
その他の副作用
- 1. 内分泌:5%以上又は頻度不明:月経異常
- 2. 消化器:5%以上又は頻度不明:下痢、胃痛、胸やけ、口渇、食欲亢進
- 3. 消化器:5%未満:悪心・嘔吐、腹部膨満感
- 4. 精神神経系:5%以上又は頻度不明:多幸症、不眠、頭痛、めまい
- 5. 筋・骨格:5%以上又は頻度不明:筋肉痛、関節痛
- 6. 脂質・たん白質代謝:5%以上又は頻度不明:野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
- 7. 脂質・たん白質代謝:5%未満:満月様顔貌
- 8. 体液・電解質:5%以上又は頻度不明:血圧上昇、低カリウム性アルカローシス
- 9. 体液・電解質:5%未満:浮腫、高ナトリウム血症、低カリウム血症
- 10. 眼:5%以上又は頻度不明:中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出
- 11. 血液:5%以上又は頻度不明:白血球増多
- 12. 皮膚:5%以上又は頻度不明:ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎
- 13. 過敏症:5%未満:発疹
- 14. その他:5%以上又は頻度不明:発熱、疲労感、息切れ、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減
[★]
- 関
- 副腎皮質ホルモン
[★]
- 英
- neomycin NM
- 同
- 硫酸フラジオマイシン fradiomycin sulfate フラジオマイシン fradiomycin fradiomycinum FRM、フラマイセチン framycetin
- 商
- フラジオ、(軟膏)ソフラチュール、(軟膏)(フラジオマイシン・フルオシノロン)フルコート、デルモラン、(軟膏)(フラジオマイシン・クロラムフェニコール)クロマイ、ハイセチン、(軟膏)(フラジオマイシン・メチルプレドニゾロン)ネオメドロール、(軟膏)(フラジオマイシン・バシトラシン)バラマイシン、(軟膏)(フラジオマイシン・ヒドロコルチゾン)プロクトセディル、(軟膏)(フラジオマイシン・ヒドロコルチゾン・ジフェンヒドラミン)レスタミンコーチゾン、(軟膏)(フラジオマイシン・ベタメタゾン)ベトネベート、(含嗽)デンターグル、(点眼・点鼻)(ベタメタゾン・フラジオマイシン)ベルベゾロン、リンデロン、(噴霧液)(プレドニゾロン・フラジオマイシン)エアゾリン、(噴霧液)(コリスチン・フラジオマイシン)コリマイフォーム、(その他)フランセチン、ヘモレックス
[show details]
-
[★]
商品
[★]
- 英
- gentamicin, GM
- 化
- 硫酸ゲンタマイシン gentamicin sulfate ゲンタマイシン硫酸塩
- 商
- エルタシン、ルイネシン、ゲルナート、ゲンタシン。(点眼液)ゲンタロール、リフタマイシン。ルリクール、リンデロン、リダスロン、ベトノバール、デルモゾール、デキサン(ベタメタゾン、ゲンタマイシン)
- 関
- 抗菌薬
-
[★]
- 英
- betamethasone dipropionate
- 関
- ベタメタゾン、17-吉草酸ベタメタゾン
[★]
- 英
- betamethasone acetate
- 関
- ベタメタゾン
[★]
- 英
- methasone
- 関
- メタドン?