ベタメタゾン吉草酸エステル(ベタメタゾン)、ゲンタマイシン硫酸塩(ゲンタマイシン)
鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
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- the 22nd letter of the Roman alphabet (同)v
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- vanadium の化学記号
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Japanese Journal
- レジデントに必要な皮膚科軟膏療法の基本--最も身近にあるリンデロン-VG軟膏から (特集 救急や病棟での皮膚病の診療に自信がつく!--診療の基本と,緊急性の高い病変への対応)
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- 塩野義製薬株式会社のリンデロン-VGクリーム0.12%(外皮用薬)、一般名ベタメタゾン 吉草酸エステル(Betamethasone valerate) ゲンタマイシン硫酸塩(Gentamicin sulfate ) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リンデロン-VG軟膏0.12%
組成
成分・含量(1g中):
- ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg
ゲンタマイシン硫酸塩1mg(力価)
添加物:
禁忌
ゲンタマイシン耐性菌又は非感性菌による皮膚感染のある場合[皮膚感染が増悪するおそれがある。]
真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され,治癒が遅延するおそれがある。]
ストレプトマイシン,カナマイシン,ゲンタマイシン,フラジオマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種>
適応症>
- ○ 湿潤,びらん,結痂を伴うか,又は二次感染を併発している次の疾患:
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,脂漏性皮膚炎を含む),乾癬,掌蹠膿疱症*○ 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
*通常,1日1〜数回,適量を塗布する。
なお,症状により適宜増減する。
重大な副作用
眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障(ベタメタゾン吉草酸エステルによる):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進,緑内障 2)を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT)により,緑内障,後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
薬理作用
- 皮膚血管収縮試験(ベタメタゾン吉草酸エステルによる)
ベタメタゾン吉草酸エステルは健康成人20例における皮膚血管収縮試験において,フルオシノロンアセトニドに比べて3.6倍の皮膚血管収縮能を示した 9)。(外国人によるデータ)
有効成分に関する理化学的知見
1.
- 一般的名称:
ベタメタゾン吉草酸エステル(JAN)[日局]
Betamethasone Valerate
- 化学名:
9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 17-pen-tanoate
- 分子式:
C27H37FO6
- 分子量:
476.58
- 化学構造式:
- 性状:
白色の結晶性の粉末で,においはない。
クロロホルムに溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,ジエチルエーテルに溶けにくく,水にほとんど溶けない。
- 融点:
約190 ℃(分解)
- 分配係数:
3070[1-オクタノール/水]
2.
- 一般的名称:
ゲンタマイシン硫酸塩(JAN)[日局]
Gentamicin Sulfate
- 略号:
GM
- 化学名:
ゲンタマイシンC1硫酸塩
(6R)-2-Amino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methylamino-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
ゲンタマイシンC2硫酸塩
(6R)-2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
ゲンタマイシンC1a硫酸塩
2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
- 分子式:
C1=C21H43N5O7・xH2SO4
C2=C20H41N5O7・xH2SO4
C1a=C19H39N5O7・xH2SO4
- 分子量:
(塩基部分)
C1=477.60
C2=463.57
C1a=449.54
- 化学構造式:
- 性状:
白色〜淡黄白色の粉末である。
水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
- 英
- betamethasone
- 同
- ベタメサゾン
- 化
- ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム、リン酸ベタメタゾンナトリウム betamethasone sodium phosphate
- 酢酸ベタメタゾン betamethasone acetate
- 吉草酸ベタメタゾン betamethasone valerate。ベタメタゾン吉草酸エステル
- ベタメタゾンジプロピオン酸エステル、ジプロピオン酸ベタメタゾン betamethasone dipropionate
- ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
- 商
- リンデロン Rinderon、アンテベート。Celestone
- アンテベート、アンフラベート、エンペラシン、ケリグロール、サクコルチン、サレックス、サンベタゾン、ステロネマ、セレスタミン、ダイプロセル、ディーピーポロン、デキサンVG、デルモゾールDP、デルモゾールG、デルモゾール、トクダーム、トチプロベタゾン、ノルコット、ハイコート、ヒスタブロック、ヒズボット、フロダーム、プラデスミン、ベクトミラン、ベタセレミン、ベトネベートN、ベトネベート、ベトノバールG、ベルベゾロンF、ベルベゾロン、リダスロン、リネステロン、リノロサール、リンデロン-DP、リンデロン-VG、リンデロン-V、リンデロン、リンベタPF、ルリクールVG、リンデロンA
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
GOO.1594
Table 59–2 Relative Potencies and Equivalent Doses of Representative Corticosteroids
|
COMPOUND
|
ANTIINFLAMMATORY POTENCY
|
Na+-RETAINING POTENCY
|
DURATION OF ACTION
|
EQUIVALENT DOSE, MG
|
prednisone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
prednisolone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
betamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
dexamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
[★]
- 英
- white petrolatum
- ラ
- vaselinum album
- 商
- アミノ安息香酸エチル、エキザルベ 、サイベース、サリチル酸ワセリン、デキサンVG、テクスメテン、テストーゲン、ビダラビン、プレドニゾロン、プロクトセディル、プロペト 、ポステリザン、ボラザG、ボレークリーム、マイアロン、マルザルベ、リダスロン、リンデロン-VG、亜鉛華・サリチル酸、亜鉛華軟膏、吸水軟膏、強力ポステリザン、産婦人科用イソジンクリーム、親水ワセリン、親水軟膏、凍傷膏、白色ワセリン、白色軟膏
- 関
- ワセリン、親水ワセリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
吉草酸ベタメタゾン、硫酸ゲンタマイシン(ベタメタゾン、ゲンタマイシン)
[★]
[★]
脳室撮影 ventriculography