- 英
- P wave
正常
- I, II, aVF,
V1V2-V6で陽性、aVRで陰性
- 簡易的にはI, II陽性でいい
- 幅 :<0.11秒
- 高さ:<2.5 mm, 0.25mV
- 電気軸:約60°
IIでは正、aVRでは負、後者はIIの逆向きと言っていいから。aVLはIIと直交しているから、振れないかあるいは2相性に振れるはず。
正常P波 心電図の読み方パーフェクトマニュアル p.27
- II:幅3mm未満、高さ2.5mm未満
- V1:高さ2.5mm未満、P terminal forceの絶対値0.04mm・秒未満
異常
I, II, aVF, V1-V6で陽性、aVRで陰性
I, II, aVF, V1-V6で陰性、aVRで陽性
- 房室結節からHis束の間の自発的興奮により調律されている心拍のリズム
- P波ば心房壁を逆行するので、陰性となる
- 興奮の中心の位置によりP波の位置が異なる。
- 上部接合部:QRS波に先行する。
- 中部接合部:QRS波に重なる
- 下部接合部:QRS波の直後、ST部、あるいはT波に重なる
WordNet
- the 16th letter of the Roman alphabet (同)p
- a river in western Thailand; a major tributary of the Chao Phraya (同)Ping River
PrepTutorEJDIC
- parking
- phosphorusの化学記号
- palladiumの化学記号
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/10 20:50:36」(JST)
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P波(ぴーは)とは、
- 地震波の一種。地震波の第一波(英: Primary waveまたはPressure wave)のこと。→地震波
- 偏光の一種。光学における、入射面に対して電界成分が平行な偏光成分(英: Parallel polarized wave)。→偏光
- 心電図において出現する波形の1つ。心房の電気的興奮を反映する。
- 部分波の中でl = 1のもの。
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 心電図リテラシーQ&A P波形から心房頻拍起源を予測できるか
- 28aEA-8 カイラルp波超伝導の面内磁場での渦糸状態の準古典理論評価(磁束系・固有ジョセフソン接合,領域8(強相関系分野:高温超伝導,強相関f電子系など))
- 25pDC-2 カイラルp波超伝導の渦芯における異方的不純物散乱の効果(超伝導,領域6(金属,超低温,超伝導・密度波))
- 20pSB-7 格子QCDによるP波チャンネルの核力と核物質の状態方程式(中性子星・状態方程式,理論核物理領域)
- 井上 貴史,村野 啓子,青木 愼也,土井 琢身,初田 哲男,池田 陽一,石井 理修,根村 英克,佐々木 健志
- 日本物理学会講演概要集 68(2-1), 31, 2013-08-26
- NAID 110009754231
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- 地震災害のメカニズム > 地震のメカニズム > 地震波 > P波とS波 P波とS波 地震年表 地震のメカニズム 地震予知 耐震設計 用語事典 クイズ リンク集 制作者について 参考資料 著作権表示 図:地震波の伝わり方 (地震波の ...
- 上の図は、震度計に記録された地震の様子です。 まず、P波が記録され、その後揺れの大きなS波が記録されるのが分かると思います。 大きな地震が来ると、最初に「カタカタ」と少し揺れ、その後「ぐらぐら」と大きな揺れが発生
- 波が観測されるようになります. ちょっと小難しいですが,P 波やS 波は地球の中を立体的に(3 次元的に)伝わるのに対 して,表面波は名の通り表面だけを平面的に(2 次元的に)伝わるものですから,P 波やS 波に比べて波の減少の ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- electrocardiogram ECG, electrocardiography
- 同
- elektrokardiogramm EKG
- 図:PT.268,279(心臓の構造と興奮伝導系)
- 心電図の読み方:PHD.108
概念
- 心臓全体の電気的活動を体表面から経時的に記録したもの。
- 特殊心筋の活動電位は記録されない。固有心筋の活動電位のみ
医学大事典より
- 心臓は拍動のたびに電気を発生し、これを心起電力(cardiac electromotive force)と呼ぶ。
- 心起電力により体表面に電流が流れると四肢や胸壁など、体表面の異なった部位間に電位差が生じる。
- この電位差を導出するための装置を心電計と呼び、心電計により時間軸に沿って記録された電位の変化を心電図という。
意義
- 心電図は心臓の電気的興奮の伝達を記録したものである。P波は心房の脱分極を、QRS波は心室の心筋細胞の脱分極を表す。T波は心室の再分極を表す。つまり心筋の異常がある場合何かしらの変化が心電図上に表れるということである。心電図は身体に侵襲的な影響を及ぼさない検査である。このことはこの検査を心臓の疾患を疑ったら即行ってよいということである。
- 心電図は、不整脈、心筋梗塞、心筋虚血、心膜炎、心房負荷、心室肥大・心室拡大、電解質異常などの判断に有用である。
施行する目的
- 心臓疾患疑い(狭心症・心筋梗塞・不整脈など)
- スクリーニング(学校検診、職場検診など)
心電図の種類
電極の部位による分類
表現形式による分類
- ベクトル心電図:心起電力をベクトル環として三次元的に描く
- スカラー心電図:時間軸に沿った電位の記録
心電図の記録サイズ
- 縦軸:10mm = 1mV
- 横軸: 5mm = 0.2s
標準12誘導心電図
- 標準肢誘導(I,II,III) + 単極肢誘導(aVR, aVF, aVL) + 胸部誘導(V1, V2, V3, V4, V5, V6) = 12誘導
電極の取り付け位置・電極の色
単極肢誘導
- EAB.5改変
V1
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右第4肋間
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赤
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V2
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左第4肋間
|
黄
|
V3
|
V2とV4の中点
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緑
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V4
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左第5肋間かつ鎖骨中線
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茶
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V5
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V4と同じ高さで前腋窩線との交点
|
黒
|
V6
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V4と同じ高さで中腋窩線との交点
|
紫
|
心電図の波
- 6つの棘波よりなる
- P波:心房の電気的興奮。:0.12-0.20s (3-5mm)
- QRS複合:心室の電気的興奮:0.06-0.15s :正常; 0.06-0.08s (1.5-2mm), 不完全脚ブロック; 0.08-0.12s (2-3mm), 完全脚ブロック ≧0.12s (≧3mm)
- T波:心室の再分極(心室筋興奮の回復過程):
- U波
心電図の波の間隔
- PQ時間:房室間伝導遅延:0.12-0.20s
- QT時間:電気的心室収縮時間:心拍数と相関関係がある
- QTc=QT/sqrt(RR)
- 心拍数によらずほぼ一定の値を示す
正常心電図における波
心電図による得られる情報 (SP.536)
- 1. 心臓内の興奮伝導の障害
- ex. 房室ブロック
- 2. 不整脈:脈拍のリズムと心拍数の異常
- ex. 心房粗動、心室細動
- 3. 冠循環の異常
- ex. 心筋梗塞
- 4. 心室肥大
- 5. 血漿中の電解質濃度の異常
各誘導で取りやすい所見
特徴的な所見
新生児・幼小児の心電図
- SPE.428-
- 電気軸:右軸偏位 → 左軸偏位 胎児循環では右心系が主に体循環に関わっていたが、成人で見られる循環では左心系が関わる。生後一ヶ月らいまでは+120~130°程度の右軸偏位
- 呼吸性不整脈:小児では顕著。吸気時に心拍数増加、呼気時に心拍数減少
- 右室肥大:新生児~乳児では肺血管抵抗がまだ高いために右室肥大が持続。
心電図と心疾患
- 心臓を栄養している血管が急激に閉塞するため、全く血液が供給されない状態。
- 急性期と慢性期では異なった心電図をとる。
- 異常Q、ST上昇、冠性T
- 心臓に器質的疾患を持たないにもかかわらず、心電図上でQT時間の延長(QT時間が0.46秒以上)を認める病態。
疾患と心電図
- 心膜炎 心外膜炎:90%の患者に異常が見られる。aVR, V1を除いたST上昇。いくつかの電極でPR部の低下(PR segment depression)
- 肺性心(肺気腫):肺性P、不完全右脚ブロック、右軸偏位、V1-V3のT波陰転・平坦化、II,III,aVFでST低下。肺高血圧、最初の3つは右室負荷を反映
- 肥大型心筋症:ST-T変化(ストレイン型の陰性T波は、上に凸のST低下を伴い、非対称性陰性T波)。Sv1, Rv5の増大。QRS時間の延長。
- 心房中隔欠損症:PR延長、不完全右脚ブロック、右軸偏位。右心系の容量負荷による遠心性心肥大。
- 心室中隔欠損症:
- ブルガダ症候群:右側胸部誘導(V1-V2(V3))のST上昇(coved型あるいはsaddle back型) 。完全あるいは不完全右脚ブロック様QRS波形(つまり、V1-V3でJ波が見られる)。
- 脚ブロック
- WPW症候群:Δ波。PQ短縮、QRS延長。V1に特徴的変化「A型: 高いR波。左室自由壁」「B型: rS型。右側」「C型: Qr/QS。中隔」
- 肺血栓塞栓症:右側胸部誘導の陰性T波、洞性頻脈、SⅠQⅢTⅢ、右脚ブロック、ST低下、肺性P、時計方向回転
- 肺気腫:V1,V2でrS/QSパターン
注意点
- 胸をさらすことになるので、女性の患者では特に配慮する。誘導の電極が正しい位置に貼られていないと記録される結果が異なってくるので、正確な位置に貼る。また、心電図は筋肉の活動も拾ってしまうので、筋緊張を和らげるため患者にはリラックスしてもらい、リラックスできる状況を作ることを心がける。
参考
- http://www.cardiac.jp/
[★]
- 英
- premature beat, extrasystole, premature contraction
- 関
- 期外収縮後増強
定義
- 基本調律の収縮に先行して、中枢以外の部位が起源となった収縮。この場合、中枢とは洞房結節を指す。
分類
- 期外収縮により脈が抜ける → 間をおいた後の脈波強く打つ
- 期外収縮が脈に間挿される → 間入性心室期外収縮 interpolated extrasystole
機序
- リエントリー
- 異所性自発能亢進
- 誘発活動(triggered activity
病態
- 健常人に発生するもの → 予後は良好
- 器質性心疾患に合併 → 治療が必要
症状
身体検査
検査
心電図 IMD.792
連結期の長さによる分類
- 連結期が一定 → 固定連結期 多い
- 連結期が不定 → 多原性あるいは副調律の可能性
期外収縮の挿入による基本調律の延長の有無による分類
- 期外収縮の挿入により基本調律の間隔が長くなること → 代償休止 (非房室伝導性PAC(blocked PAC)や完全代償休止期を伴う非陥入性PVCではRR間隔が長くなる
- 完全代償休止 :基本調律収縮間隔の2倍
- 不完全代償休止:基本調律収縮間隔の2倍より短い
[★]
- 関
- P波、左房拡大
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- 英
- right atrial P wave
- 同
- 右房性P
- 関
- P波、P pulmonale
[★]
- 英
- retrograde P wave
- 関
- P波
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[★]
- 10の-12乗
- 関
- pico
[★]
パラジウム palladium