クロモグリク酸
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- 1. 喘息の治療におけるクロモン(クロモグリク酸)の使用the use of chromones cromoglycates in the treatment of asthma [show details]
… The drugs, cromolyn sodium (or cromolyn) and nedocromil, are commonly grouped together as chromones (also called cromoglycates). The chromones are listed as alternate initial controller therapies for …
- 2. アレルギー性鼻炎の薬物療法pharmacotherapy of allergic rhinitis [show details]
…following: Cromolyn sodium nasal spray, one to two sprays three to four times daily, is attractive to some parents and clinicians because it has essentially no adverse effects. However, cromolyn is less effective …
- 3. 12歳未満の小児における慢性喘息:持続性喘息の治療およびコントロール薬asthma in children younger than 12 years treatment of persistent asthma with controller medications [show details]
…assigned to receive fluticasone (100 mcg twice per day) or cromolyn via MDI and spacer device for 52 weeks . Compared with those treated with cromolyn, children in the fluticasone group had fewer episodes of …
- 4. 成人における感冒:治療および予防the common cold in adults treatment and prevention [show details]
…not significant. Various formulations of intranasal or inhalational cromolyn sodium are available over the counter. Cromolyn sodium administered intranasally and/or by inhalation may improve cold symptoms …
- 5. 妊娠中のアレルギー疾患の認識およびマネージメントrecognition and management of allergic disease during pregnancy [show details]
… for congenital defects with inhaled cromolyn sodium, although there are no safety data specific to nasal or ophthalmic preparations . Dosing of intranasal cromolyn is one spray per nostril up to six times …
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- 作成又は改訂年月 ** 2016年10月改訂 (第9版) * 2016年4月改訂 日本標準商品分類番号 87449・872259 薬効分類名 喘息治療剤 承認等 販売名 ステリ・ネブ クロモリン吸入液1% 販売名コード 2259701G1047 承認・許可番号 承認番号
- 私たちが医療機関で処方される医療用医薬品には、主に「新薬(先発医薬品)」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」の2種類があります。新薬は、その名の通り新しい有効成分・使い方が開発され1番目に発売される薬のこと。
- ステリ・ネブ クロモリン吸入液1%は気管支拡張剤に分類されるお薬です(※ジェネリック医薬品です)。「気管支拡張剤」は神経系に作用して気管支を広げることで、呼吸をしやすくするお薬です。呼吸困難などの治療するために ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ステリ・ネブ クロモリン吸入液1%
組成
成分
含量
禁忌
効能または効果
- 気管支喘息
- 朝、昼及び就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1アンプル宛、1日3〜4アンプルを電動式ネブライザーを用いて吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら1日2〜3アンプルに減量すること。
重大な副作用
気管支痙攣:
(頻度不明)
- 吸入中又は直後に、重篤な気管支痙攣があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
PIE症候群:
(頻度不明)
- PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤;発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、必要であればステロイド剤等を投与すること。
アナフィラキシー様症状:
(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- クロモグリク酸ナトリウムは、抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのケミカルメディエーター(ヒスタミン、ロイコトリエンなど)の遊離を抑制することにより、アトピー型、混合型、感染型等の種々の病型の気管支喘息の発現を防止する1)。
薬力学的試験
- 本剤は下記の薬効薬理試験により、標準製剤との生物学的同等性が確認されている。
血管透過性亢進抑制作用2)
- ラット抗DNP-Ascaris血清を皮内投与し感作させたラットPCA反応モデルを用いて、感作部位における色素漏出量を指標としてI型アレルギー性血管透過性亢進に対する抑制効果を検討した。その結果、本剤及び標準製剤は陰性対照と比較して色素漏出量を有意に抑制し、本剤及び標準製剤間に有意差は認められなかった。
気道収縮反応に対する抑制作用3)
- 卵白アルブミン誘発喘息モデル(ラット)を用いて、特異的気道抵抗値を指標としてI型アレルギー性気道収縮反応に対する抑制効果を検討した。その結果、本剤及び標準製剤は陰性対照と比較して特異的気道抵抗値の増加を有意に抑制し、本剤及び標準製剤間に有意差は認められなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロモグリク酸ナトリウム、Sodium cromoglicate(JAN)
化学名
- Disodium 5,5'-(2-hydroxytrimethylenedioxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylate)
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。
水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2-プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
吸湿性である。
光により徐々に黄色を帯びる。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- cromolyn、cromoglycate
- 関
- クロモグリク酸、クロモグリク酸ナトリウム、クロモグリケート