- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
WordNet
- a drug that relaxes and dilates the bronchial passageways and improves the passages of air into the lungs
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/29 23:26:23」(JST)
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気管支拡張薬(きかんしかくちょうやく)とは、気管支を拡張することによって呼吸困難を改善する薬剤のこと。[1]気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、急性気管支炎などに用いられる。主に呼吸器科で処方される。
投与経路による分類
- 経口内服薬 - β2刺激薬、キサンチン誘導体など多くが上市されている。頻拍などがみられる上、初回通過効果があるため、現在は吸入薬・貼付薬が主流となっている。
- 吸入薬 - 吸気にあわせて、大気と共に気道内へ投与する薬剤。ホルモテロール、サルブタモールなどがある。
- 経皮貼付剤 - ツロブテロール(商品名:ホクナリンテープ)などがある。初回通過効果を受けない、血中濃度が安定しているなどの長所がある。
- 注射 - テオフィリンやアドレナリンなどがある。速効性に優れる。
薬理作用による分類
- β2作動薬 - 気管支平滑筋のアドレナリンβ受容体に結合し、平滑筋を弛緩させ気管支を拡張させる。
- 抗コリン作用薬 - アセチルコリン受容体のうち、ムスカリン受容体に結合し、副交感神経を刺激し、気管支を拡張させる。
- キサンチン誘導体
脚注
- ^ 日本呼吸器学会雑誌, 43(10): 627-646, 2005.
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例 心不全症状を呈した巨大食道裂孔ヘルニアの1例
- 積極的な運動療法により運動耐容能・ADL・QOLが改善したCOPD合併肺癌患者
- COPD患者における呼吸困難感受性(Borg Scale Slope),運動時呼吸困難閾値(Threshold Load of Dyspnea)評価の意義
Related Links
- 気管支拡張剤について 気管支拡張剤について 喘息発作の治療薬として、即効的に気管支を広げる薬が、長く使われてきました。これは、短時間型気管支拡張剤と呼ばれ、喘息の緊急的な治療薬です。この短時間型に加えて、長時間に ...
- 名称 ホクナリンテープ(0.5,1,2 mg) 分類 気管支拡張剤 適応 気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫 説明 体に直接張り付けて使う気管支拡張剤です(経皮吸収型気管支拡張剤)。 使い方や貼付場所 汗のかきにくい所や ...
- 成分(一般名) : プロカテロール塩酸塩 製品例 : メプチン錠50μg、メプチンミニ錠25μg、メプチン顆粒0.01%、メプチンシロップ5μg/mL、メプチンドライシロップ0.005% ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 気管支拡張剤・他/β ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ethical drug
- 関
- 一般用医薬品
[★]
- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応
[★]
- 英
- theophylline, 1,3-dimethylxanthine
- ラ
- theophyllinum
- 同
- 1,3-ジメチルキサンチン 1,3-dimethylxanthine
- 商
- アーデフィリン、アプネカット、スロービッド、セキロイド、チルミン、テオドール、テオドリップ、テオフルマートL、テオフルマート、テオロング、テルダン小児用、テルバンス、ユニコンCR、ユニコン、ユニフィルLA、ユニフィル
- 関
- メチルキサンチン
- 気管支拡張剤
概念
- メチルキサンチン誘導体
- 心血管系作用、気管支拡張作用、利尿作用が強い。中枢作用もやや強い
動態
適応
- テオフィリンの気管支拡張作用
副作用
- LES圧を低下させる作用や胃酸分泌を亢進させる作用を有するとされており、GERDとの関連が指摘されている。
[★]
- 英
- procaterol
- 化
- 塩酸プロカテロール, procaterol hydrochloride、塩酸プロカテロール水和物, プロカテロール塩酸塩水和物, procaterol hydrochloride hydrate
- 商
- エステルチン、エプカロール、カプテレノール、スタビント、ブリージン、プロカプチン、マーヨン、メチレフト、メプチン、レンブリス
- 関
- 気管支拡張剤
[★]
- 英
- fenoterol
- 化
- 臭化水素酸フェノテロール fenoterol hydrobromide
- 商
- ウガコール、シオベテック、ベロテック、ポルボノール、モンブルト
- 関
- 気管支拡張剤
[★]
- 英
- trachea (Z), tracheal tube
- ラ
- trachea
- 関
- 気管支、気管支の分岐、肺
解剖
- 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
- C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
- 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)
粘膜
- a. 杯細胞 goblet cell 30% 粘液物質の分泌 ムチンmucin
- b. 線毛細胞 ciliated cell 30% 核は基底部に存在 線毛と微絨毛
- c. 基底細胞 basal cell 30% 丈の低い細胞、未分化細胞
- d. その他 刷子細胞、漿液細胞、DNES細胞 など
- 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
- 3. 粘膜下組織 密生結合組織
- 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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- 英
- bronchus / bronchi(pl.) (Z)
- ラ
- bronchus principalis
- 同
- 主気管支 main bronchus、一次気管支 primary bronchus
- 関
- 気管、気管支の分岐、肺区域、区域気管支
-
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- dilation、dilatation、enlargement、extension、dilate、distend、enlarge、extend、dilated
- 関
- 延ばす、延長、及ぶ、拡大、散大、伸長、伸展、増大、怒張、伸びる、広がる、膨張、拡張型、伸び、伸張
[★]
- 英
- drug、agent
- 関
- 薬、作用薬、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- bronchiectasis、bronchodilation、bronchodilatation
- 関
- 気管支拡張症、気管支拡張作用