- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応
UpToDate Contents
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Japanese Journal
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- 日本小児アレルギー学会誌 = The Japanese journal of pediatric allergy and clinical immunology 24(5), 753-762, 2010-12-20
- NAID 10029556055
- P5-6-6 小麦依存性運動誘発アナフィラキシーにおける,クロモグリク酸ナトリウムとミソプロストール併用の抑制効果(P5-6食物アレルギー4,一般演題,第22回日本アレルギー学会春季臨床大会)
- 松尾 正文,足立 厚子,佐々木 祥人,井上 友介,金澤 典子,千貫 祐子,森田 栄伸
- アレルギー 59(3・4), 458, 2010-04-10
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- インタール・プロトピック関連情報 クロモグリク酸ナトリウム(DSCG)の抗喘息効果とその付加価値--喘息とその増悪因子であるウイルス感染との関連性の観点から
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- Allergia trends 10(2), 20-22, 2008-05-00
- NAID 40016054416
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ステリ・ネブ クロモリン吸入液1%
組成
成分
含量
禁忌
効能または効果
- 気管支喘息
- 朝、昼および就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1アンプル宛、1日3〜4アンプルを電動式ネブライザーを用いて吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら1日2〜3アンプルに減量すること。
重大な副作用
気管支痙攣:
(頻度不明)
- 吸入中又は直後に、重篤な気管支痙攣があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
PIE症候群:
(頻度不明)
- PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤;発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、必要であればステロイド剤等を投与すること。
アナフィラキシー様症状:
(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- クロモグリク酸ナトリウムは、抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのケミカルメディエーター(ヒスタミン、ロイコトリエンなど)の遊離を抑制することにより、アトピー型、混合型、感染型等の種々の病型の気管支喘息の発現を防止する1)。
薬力学的試験
- 本剤は下記の薬効薬理試験により、標準製剤との生物学的同等性が確認されている。
血管透過性亢進抑制作用2)
- ラット抗DNP-Ascaris血清を皮内投与し感作させたラットPCA反応モデルを用いて、感作部位における色素漏出量を指標としてI型アレルギー性血管透過性亢進に対する抑制効果を検討した。その結果、本剤及び標準製剤は陰性対照と比較して色素漏出量を有意に抑制し、本剤及び標準製剤間に有意差は認められなかった。
気道収縮反応に対する抑制作用3)
- 卵白アルブミン誘発喘息モデル(ラット)を用いて、特異的気道抵抗値を指標としてI型アレルギー性気道収縮反応に対する抑制効果を検討した。その結果、本剤及び標準製剤は陰性対照と比較して特異的気道抵抗値の増加を有意に抑制し、本剤及び標準製剤間に有意差は認められなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロモグリク酸ナトリウム、Sodium cromoglicate(JAN)
化学名
- Disodium 5,5'-(2-hydroxytrimethylenedioxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylate)
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。
水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2-プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
吸湿性である。
光により徐々に黄色を帯びる。
★リンクテーブル★
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クロモグリク酸、クロモグリケート
- 関
- cromoglicate lisetil hydrochloride、cromoglicic acid、cromoglycic acid、cromolyn、cromolyn sodium、disodium cromoglycate、sodium cromoglicate
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クロモグリク酸
- 関
- cromoglicate lisetil hydrochloride、cromoglycate、cromoglycic acid、cromolyn、cromolyn sodium、disodium cromoglycate、sodium cromoglicate
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クロモグリク酸
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- cromolyn、cromoglycate
- 関
- クロモグリク酸、クロモグリク酸ナトリウム、クロモグリケート
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クロモグリク酸。cromolyn sodium。クロモグリク酸ナトリウム
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