- 10歳の女児。低身長を主訴に母親とともに来院した。9歳時に学校の健康診断で低身長(-2.0SD)を指摘され、10歳時の健診で身長の伸びが乏しいため受診した。身長 122cm(-2.2SD)、体重 26kg。翼状頸を認めない。胸郭に変形を認めない。血液生化学所見:TSH 3.09μU/mL(基準 0.2~4.0)、FT4 1.25ng/dL(基準 0.8~2.2)、ソマトメジンC 35ng/mL(基準 155~588)。骨年齢は8歳相当である。
- 頭部MRIで異常を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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- 85歳の男性。舌の痛みと息切れとを主訴に来院した。半年前から舌の痛みがあり、2か月前からは労作時の息切れを自覚するようになった。食欲は減退し、時々悪心を感じることがあるが、食事は少しずつ摂取できている。下痢や便秘はない。75歳で胃癌のため胃全摘術を受けている。意識は清明。身長 162cm、体重 54kg。体温 36.2℃。脈拍 80/分、整。血圧 110/60mmHg。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜は軽度貧血様である。舌は淡紅色で表面は滑らかである。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で正中に手術痕があり、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
- この患者で疑うべきなのはどれか。
[正答]
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- 2歳1か月の男児。発達の遅れを心配した父親に連れられて来院した。身長 85cm、体重 12.5kg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝を季肋下に0.5cm触知する。脾は触知しない。一人立ちはできるが、走れず、階段を上がることができない。スプーンをうまく使えない。積み木を2個積むことができる。言葉は2語文が話せる。
- この児について異常と考えられるのはどれか。
[正答]
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