- 52歳の女性。心雑音の精査のため来院した。職場の健康診断で心雑音を指摘されたため受診した。身長 161cm、体重 52kg。体温 36.3℃。脈拍 64/分、整。血圧 118/68mmHg。体位によって変動する拡張期雑音を心尖部に聴取する。心エコー図(別冊No. 10)を別に示す。病変は可動性を認める。この患者に起こり得る症状または病態として考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I042]←[国試_110]→[110I044]
★リンクテーブル★
[★]
- 1歳の男児。ボタン電池を飲み込んだことを主訴に母親に連れられて来院した。30分前に目覚まし時計で遊んでいて、突然、機嫌が悪くなった。目覚まし時計の中のボタン電池がないのに母親が気付いた。流涎と軽度の咳とを認めるが、呼吸音に異常を認めない。胸部エックス線写真(別冊No. 11)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
- a 直ちに摘出する。
- b Heimlich法を行う。
- c 翌日の再診を指示する。
- d 催吐薬を投与し排出を促す。
- e 1時間後に再度エックス線写真を撮影する。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I043]←[国試_110]→[110I045]
[★]
- 43歳の女性。職場の健康診断で血清ALPと血清Caの異常を指摘されて来院した。特に自覚症状はない。血液生化学所見:ALP 548IU/L(基準 115~359)、Ca 11.8mg/dL、P 2.3mg/dL。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I041]←[国試_110]→[110I043]
[★]