- 4歳の男児。全身けいれんが持続するため救急車で搬入された。昨日から39℃以上の発熱があったという。食事と水分の摂取はやや低下しているが嘔吐や下痢はなく、排尿はあったという。今朝、全身けいれんが始まり約20分間持続しているため母親が救急車を要請した。来院時もけいれんが持続している。
- まず行うべき処置として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110H025]←[国試_110]→[110H027]
★リンクテーブル★
[★]
- 70歳の男性。開胸手術中である。全身麻酔下に従量式の人工呼吸管理をしている。喫煙歴は30本/日を30年間。身長 160cm、体重 60kg。体温 36.5℃。換気回数 10/分、心拍数 80/分、整。血圧 120/80mmHg。吸入酸素濃度 50%でのSpO2が94%に低下してきた。尿量50mL/時。吸気性および呼気性のcoarse cracklesを聴取する。手術開始時および現在の気道内圧曲線(別冊No. 1)を別に示す。
- まず行うべき処置はどれか。
- a 気管内吸引
- b 胸部エックス線撮影
- c 利尿薬の静脈内投与
- d 気管支拡張薬の吸入
- e 換気法を従量式から従圧式に変更
[正答]
※国試ナビ4※ [110H026]←[国試_110]→[110H028]
[★]
- 1歳6か月の男児。発熱と活気不良のため母親に連れられて来院した。3日前から38.5℃の発熱と皮疹とを認め、昨日かかりつけ医を受診した。咽頭ぬぐい液のA群β溶連菌迅速検査は陰性で、解熱薬が処方され帰宅した。本日から活気不良となり紹介された。体重 15kg。体温 39.2℃。脈拍 140/分、整。血圧 88/56mmHg。活気なし。左頸部に径1.5cmのリンパ節を1個触知する。呼吸音に異常を認めない。体幹や四肢に小紅斑が散在し、BCG接種部位の発赤を認める。
- 注意すべき診察部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110H024]←[国試_110]→[110H026]
[★]