- 61歳の女性。尿失禁を主訴に来院した。3年前から遺伝性脊髄小脳変性症で治療を受けている。2か月前から突然の尿意を伴わない尿失禁が出現したため受診した。くしゃみでは尿は漏れない。意識は清明。構音障害、協調運動障害および失調性歩行がある。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球1~4個/1視野、白血球1~4個/1視野。腹部超音波検査で残尿を認めない。
- 考えられる尿失禁の種類はどれか。
- a 溢流性
- b 機能性
- c 切迫性
- d 反射性
- e 腹圧性
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。水様性鼻汁と眼の痒みとを主訴に来院した。2月中旬から水様性鼻汁、くしゃみ及び眼の痒みが出現するようになり、3月上旬から症状が増悪したため受診した。3年前から同様の症状を2月中旬から4月にかけて認めていた。症状は外出時に増悪する。体温 36.5℃。眼球結膜の充血を認める。咽頭に発赤を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- この患者の病態として正しいのはどれか。
[正答]
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- 45歳の男性。夜盲を主訴に来院した。10年前から両眼の夜盲を自覚していたが徐々に進行してきたため受診した。両眼の眼底写真(別冊No. 8A)と網膜電図(別冊No. 8B)とを別に示す。右眼の視野検査の結果(別冊No. 8C①~⑤)のうち、この患者の視野はどれか。
[正答]
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