- 62歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。糖尿病と高血圧症とで自宅近くの診療所を定期受診していた。今朝から突然の左下腹部痛があり、その後、鮮血便を認めるようになったため救急外来を受診した。身長 150cm、体重 48kg。体温 37.2℃。脈拍 84/分、整。血圧 132/88mmHg。呼吸数 20/分。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球 384万、Hb 12.2g/dL、Ht 35%、白血球 9,900、血小板 25万。CRP 2.3mg/dL。下部消化管内視鏡像(別冊No. 17)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A047]←[国試_110]→[110A049]
★リンクテーブル★
[★]
- 6歳の女児。けいれん発作の原因精査のため母親に連れられて来院した。昨夕、急に口から唾液を流して右の口角が引きつった後、全身けいれんへと進展する発作が起きた。発作は3分ほどで自然に止まったが、母親が救急車を要請した。搬入時には意識は清明で、神経学的異常を認めなかったため、特に検査や治療を受けずに帰宅した。本日経過観察のため受診した。3か月前にも同じような発作を起こしたことがあるという。それ以外の既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。神経学的所見を含め身体所見に異常を認めない。本日施行した脳波(双極誘導)(別冊No. 16)を別に示す。
- この患児で正しいのはどれか。
- a 発達の遅れを伴う。
- b 睡眠時に発作が多い。
- c ACTH療法の適応である。
- d 過呼吸によって発作が誘発される。
- e 頭部MRIに異常を認めることが多い。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A046]←[国試_110]→[110A048]
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- 37歳の女性。1回経妊o回経産婦。不正性器出血を主訴に来院した。内診で子宮は小児頭大、付属器と子宮傍組織とに異常を認めない。子宮頸部と内膜の細胞診で異常を認めない。骨盤部MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 18)を別に示す。
- この患者の子宮体部に認められる病変と関連しないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A048]←[国試_110]→[110A050]
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