- 21歳の初妊婦。妊娠37週の妊婦健康診査のため来院した。妊娠12週の妊婦初期検査でHCV抗体陽性と判定された。その後に行われた肝機能検査は正常で、リアルタイムPCR法によるHCV-RNA定量検査では「検出せず」と判定された。妊娠36週までの妊娠経過に異常を認めない。
- 分娩前の説明として正しいのはどれか。
- a 「お産後は母体の再検査が必要です」
- b 「必ずしも帝王切開の必要はありません」
- c 「生まれた赤ちゃんは個室に隔離します」
- d 「生まれた赤ちゃんは人工乳で哺育しましょう」
- e 「生まれた赤ちゃんにはインターフェロン投与が行われます」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 71歳の女性。人間ドックで異常を指摘されたため来院した。半年前の人間ドックの内視鏡検査で胃体部に直径約3.0cmの可動性良好な粘膜下腫瘍を指摘されたため受診した。腹部CTで他臓器に病変は認めない。腫瘍組織のH-E染色標本(別冊No. 22A、B)、KIT(c-kit遺伝子産物)(別冊No. 22C)及びCD34に対する免疫組織化学染色標本(別冊No. 22D)を別に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
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- 16歳の女子。初経がないことを心配して来院した。身長の伸びは2年前に止まっている。身長 164cm、体重 52kg。乳腺はTanner4度、恥毛はTanner3度、腋毛はみられない。外陰は女性型だが腟口を認めない。鼠径部に腫瘤を触知しない。
- 最初に行う検査はどれか。
- a 頭部CT
- b 血中FSH
- c 腹部超音波検査
- d 末梢血染色体分析
- e 血中エストラジオール
[正答]
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