- 英
- optic neuritis
- ラ
- neuritis optica
- 関
- 球後視神経炎
参考
- 1. [charged] 視神経炎:病態生理、臨床的特徴、および診断 - uptodate [1]
- 2. [charged] 視神経炎:予後および治療 - uptodate [2]
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視神経炎(ししんけいえん、Optic neuritis)とは視神経炎の炎症から急激な視力低下、中心暗点をきたす疾患である。特発性視神経炎を中心に述べる。
目次
- 1 原因
- 2 診断
- 3 検査
- 4 治療
- 5 予後
- 6 関連項目
- 7 参考文献
原因
- 特発性視神経炎
特発性視神経炎はウイルス感染、自己免疫などが関与していると考えられているが原因は不明である。
- 多発性硬化症や視神経脊髄炎
多発性硬化症や視神経脊髄炎によって視神経炎が起こることがある。
- 感染
感染では梅毒、ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス、麻疹ウイルス、EBウイルスなどが知られている。
- 免疫病
免疫病としてはサルコイドーシス、SLE、シェーグレン症候群などが知られている。
診断
特発性視神経炎の診断はその他の疾患の除外によって行われる。原田病などのぶどう膜炎、Leber病など遺伝性疾患、前部虚血性視神経症(AION)、エタンブトールなど薬剤性疾患、シンナー、アルコール、ビタミンなど中毒性疾患、脳腫瘍など腫瘍性疾患、動脈瘤、下垂体卒中などが鑑別疾患になる。頭部MRIで脱髄疾患などを評価し、自己免疫性疾患や感染症、サルコイドーシスなどを評価し除外できれば特発性視神経炎と診断する。特発性視神経炎は20~50歳までの女性に多く、片眼または両眼性である。片眼性に視力低下をきたしても、視力が正常なもう片眼に視野障害などの視機能障害をきたすことが多く、基本的には両眼性の疾患である。特発性視神経炎では視力低下以外の症状として眼痛を訴えることが多い。特に眼の後ろの球後痛を訴えることが多く、眼球運動に伴う眼痛を訴える。
検査
視力、視野、眼底検査、中心フリッカー値、瞳孔反応、頭部MRIなどの検査を行う。
視覚機能検査
- 中心フリッカー値(CFF)
中心フリッカー値(CFF)はonとoffの不連続光のちらつきを感じなくなる頻度(周波数)を表す。正常値は35Hz以上であり視神経炎の急性期に低下する。視神経炎では視力低下など臨床症状に先立って低下し、視力回復時に遅れて改善する。
- 光干渉断層計(OCT)
網膜神経節細胞の軸索部位の層状構造(RNFL)の厚みを測定する。視神経炎の既往でRNFLは減少する。また多発性硬化症よりも視神経脊髄炎でRNFLの菲薄化は顕著である。
- RAPD(マーカスガン瞳孔)
相対的瞳孔求心路障害でありRAPDまたはマーカスガン瞳孔という。
眼底検査
- 鬱血乳頭(papilledema)
頭蓋内圧亢進症で乳頭浮腫が認められるとき鬱血乳頭という。成人では盲点が拡大する程度で視力低下をきたさないことが多い。
- 乳頭浮腫(disk swelling)
後天的に視神経乳頭が混濁、隆起している状態をしめす。発赤は伴わないこともある。炎症、血管障害、ぶどう膜炎などでおこる。
治療
特発性視神経炎にはステロイド治療は早期に視力回復するが最終視力には効果が無いとされている。ビタミン剤がしばしば併用される。しかし多発性硬化症や視神経脊髄炎、SLEによる視神経炎では免疫学的な治療が有効である。
予後
特発性視神経炎は回復傾向が強く、視力予後も10年後74%は1.0以上となる。しかし数%は0.1以下にとどまる。
関連項目
参考文献
- 臨床神経眼科学 ISBN 9784307351287
- Optic neuritis Lancet Neurol 2014 Jan 13 83-99 PMID 24331795
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 重症筋無力症への胸腺摘除術23年後に発症した抗aquaporin 4抗体陽性視神経炎の1例
- 視神経炎に抗AQP4抗体を検査すべきか?治療法は変わるか? (特集 神経眼科 : 最新の話題)
- 虚血性視神経症様の臨床症状を示した抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎の1例 (特集 第65回日本臨床眼科学会講演集(3))
Related Links
- gooヘルスケア 家庭の医学。視神経炎。どんな病気か 眼球でとらえた視覚情報は、眼球 から後方に延びる視神経を通じて大脳の後頭葉(こうとうよう)にある視覚中枢(しかく ちゅうすう)へと投影されます。視神経炎は、眼球後方の視神経に起こる炎症による.
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 63歳の女性。左眼の視力低下を主訴に来院した。2か月前から眼痛があった。視力は右1.0(矯正不能)、左0.2(矯正不能)。眼圧は右16mmHg、左38mmHg。左眼の充血を認める。左眼に隅角の新生血管と著明な虹彩ルベオーシスとを認める。
- 左眼の眼圧上昇の原因となり得るのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105E053]←[国試_105]→[105E055]
[★]
- 53歳の女性。人間ドックの眼底検査で異常を指摘され来院した。視力は右1.0(矯正不能)、左1.0(矯正不能)。左眼底写真と視野図とを以下に示す。右眼底も同様の所見である。考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D008]←[国試_097]→[097D010]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [095B013]←[国試_095]→[095B015]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [114C014]←[国試_114]→[114C016]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099E077]←[国試_099]→[099E079]
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[正答]
※国試ナビ4※ [109D004]←[国試_109]→[109D006]
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[正答]
※国試ナビ4※ [111G035]←[国試_111]→[111G037]
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[正答]
※国試ナビ4※ [105B023]←[国試_105]→[105B025]
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[正答]
※国試ナビ4※ [102E039]←[国試_102]→[102E041]
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[正答]
※国試ナビ4※ [097G076]←[国試_097]→[097G078]
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[正答]
※国試ナビ4※ [100B070]←[国試_100]→[100B072]
[★]
- ☆case75 自宅での意識消失
- ■症例
- 21歳 男性
- 主訴:意識消失
- 現病歴:男性のアパートで意識を失っている所を彼女に発見され、午後5時に搬送された。彼女が最後に彼に会ったのは午後8時で、クリスマスの買い物をして帰宅した時であった。翌日午後、彼女が彼に会いに行った所、彼がお風呂の床で意識を失っているのを見つけた。彼女によれば、前日変わった様子(unusal mood)はなかった。彼は心理学の期末試験が1週間に迫っておりこのことを心配していたが、勉強はうまくいっているようだった。また以前の試験に問題はなかった。
- 喫煙歴:なし。
- 飲酒歴:機会飲酒 10 units/week(1週間に350mlビール6本弱)
- 既往歴:なし
- 家族歴:父と2人の兄弟のうち1人が糖尿病
- 服薬歴:以前、エクスタシー錠剤を服用していたが、静脈注射の薬はやったことがない。
- 身体所見 examination
- 顔貌 青白。注射痕は認められない。脈拍 92/分、血圧 114/74 mmHg、呼吸数 22/分。心血管系、呼吸器系に異常を認めず。神経系 命令に従わないが、痛みに反応して適切に手を引っ込める(GCS M4)。腱反射(+)・対称性、足底反射(-)。瞳孔散大、対光反射(+)。眼底 視神経円板腫脹
- ■鑑別診断をあげるためのkeyword(司会者用)
- ・24時間以内に来した意識消失、糖尿病の家族歴、冬、風呂、精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物の服用歴)、顔色、脈拍、血圧、呼吸数、腱反射、病的反射、瞳孔、眼底(司会者用)
- ■keywordからどういう疾患を考えるか?
- 真っ先にあげたいもの
- ・二次的な脳圧亢進
- ・糖尿病
- ・薬物中毒、中毒物質の摂取・吸引
- ・神経疾患(てんかんなど)の発作
- ・24時間以内に来した意識消失
- ・クモ膜下出血:局所神経症状、硝子体下出血(subhyaloid hemorrhage)。
- ・糖尿病の家族歴
- ・低血糖発作
- 低血糖による昏睡は早いが糖尿病の新規症状として起こらない。まれにインスリノーマによる低血糖による昏睡があり得る。
- ・糖尿病性ケトアシドーシス diabetic ketoacidosis DKA
- 極度のインスリン欠乏とコルチゾールやアドレナリンなどインスリン拮抗ホルモンの増加により、(1)高血糖(≧250mg/dl)、(2)高ケトン血症(β-ヒドロキシ酪酸の増加)、アシドーシス(pH7.3未満)をきたした状態。(糖尿病治療ガイド 2008-2009 p.66)
- ・高浸透圧性非ケトン性昏睡 nonketotic hyperosmolar coma
- DM type 2
- 50歳以上に好発し、インスリン非依存性糖尿病*患者が腎不全や中枢神経障害、悪性腫瘍、消化器疾患、呼吸器感染などを合併するときに多くみられ、ステロイドや利尿薬の投与、輸液や高カロリー補給、人工透析などの際に医原性に起きやすい。
- 高血糖性の昏睡は発症が早くない。その前に口渇や多尿があるはず。
- → 否定するための検査 → 血糖測定
- ・風呂
- ・脳出血
- ・冬だし、風呂(脱衣所のことか)にガスヒーターがあったら疑わしい。
- ・精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物の服用歴)
- (最も多いのが)薬物中毒(鎮静薬、アスピリン、アセトアミノフェン)
- (意識障害で運ばれてきたときに考えるべきなのが)一酸化中毒
- 一酸化中毒の場合の顔色は蒼白(cherry-red colorと言われてきたが)。眼底所見:(severe CO中毒で)乳頭浮腫
- ・顔色
- ・脈拍、血圧、呼吸数
- ・腱反射、病的反射
- 腱反射が亢進していたら、上位運動ニューロンの障害を考慮する。腱反射亢進と意識障害が共存していれば、障害部位は脊髄の伝導路ではなくむしろ脳幹・大脳皮質に障害があると考えることができる。
- ・瞳孔
- 瞳孔が散大していれば交感神経興奮、副交感神経の麻痺:フェニレフリン・エピネフリン・コカインなど交感神経刺激、動眼神経麻痺、脳死の徴候
- 瞳孔が縮瞳していれば副交感神経興奮、オピオイド受容体への刺激:麻薬中毒、有機リン中毒、橋出血、脳幹部梗塞(脳底動脈閉塞症など)
- ・眼底 (IMD.71)
- 視神経円板(=視神経乳頭)の腫脹は乳頭浮腫(papilledema, DIF.342)を反映。乳頭浮腫の発生機序は軸索輸送障害や静脈還流うっ滞である。原因として頭蓋内疾患が最も多い。頭蓋外の疾患(高血圧、視神経炎、偽性脳腫瘍)。
- 乳頭浮腫 papilledema DIF.243
- V 動静脈奇形、高血圧による脳血圧脳症・頭蓋内出血、クモ膜下出血、硬膜下血腫
- I 脳膿瘍、慢性経過の髄膜炎(細菌性×)、敗血症による血栓や静脈洞血栓
- N 脳腫瘍
- D -
- C 動静脈奇形、水頭症、頭蓋奇形(尖頭症などによる)、血友病、時にSchilder disease
- A ループス脳炎、動脈周囲炎
- T 急性期の硬膜外血腫や硬膜下血腫ではない。慢性硬膜下血腫ならありうる。
- E 褐色細胞腫による悪性高血圧、偽性脳腫瘍(=特発性頭蓋内圧亢進症)(肥満・無月経・感情障害(emotionally disturbed)をきたした女性に多い)
- ■問題
- 症例だけでは絞れないので、最も疑われる疾患をあげ、鑑別診断を列挙し、検査、治療を考えていくことにします。
- ■一酸化炭素中毒
- ■オチ
- 血中carboxyhemoglobinを測定したところ32%。高レベルの酸素投与でゆっくりだが、48時間で完全に回復。脳浮腫にたいするマンニトールや高圧酸素療法も考慮する。問題は4年間点検されていないガス温水器の不完全燃焼だったとさ。
- ■KEY POINTS
- ・薬物中毒は若い人の意識消失の最も一般的な原因だけど、他の診断もいつも考慮しておく。
- ・一酸化炭素ヘモグロビンレベルは屋内や車内、あるいはよく分からない煙に暴露した意識消失患者で測るべき
- ・一酸化中毒による重度の低酸素血症ではチアノーゼを欠く。
- ■initial plan(救急だからのんびりやってられないだろうけど)
- A.
- 1. 呼吸器系、循環器系の安定を確認
- 2. 血液ガス検査
- 3. 血液生化学(電解質(Na,Ca)、血糖)
- □ビール1本 = 350ml アルコール5%: 350 (ml/本) x 0.05 / 10 (ml/unit) =1.75 (unit/本)
- ■参考文献
- DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins
[★]
- 英
- multiple sclerosis, MS
- 関
- 脱髄疾患、視神経脊髄炎症候群。急性型多発性硬化症 バロー同心円硬化症 Balo's concentric sclerosis
- first aid step1 2006 p.191,327,332,350,353,358
概念
- 中枢神経系の原因不明の脱髄疾患
- 中枢神経系(大脳、小脳、脳幹、視神経)の白質に、多巣性の限局性脱髄疾患が生じ、さまざまな神経症候(空間的多発)が、再発と緩解を繰り返す(時間的多発)のが特徴
病因
疫学
- 緯度の高い地方に多発する傾向。(北欧・北米>アジア、アフリカ諸国)
- 北欧・北米:30-80人/10万人 有病率
- 日本:1-4人/10万人 有病率
- 若年に発症(15-50歳で80-90%が発症。30歳がピーク)
- 男:女=1:1.3-3.2
- HLA-DR2との関連
病理
症状
classical triad
- 神経心理学的症候:失語、失行、失認
- 錐体外路症状:硬直、ジストニー
診断
検査
- CTや核磁気共鳴法など:脱髄巣
- CT:低吸収
- MRI
[show details]
腰椎穿刺、髄液
- 細胞・蛋白・IgG・ミエリン塩基性蛋白は軽度から中等度上昇
- 電気泳動:60-80%でオリゴクローナルIgGバンド、ミエリンベーシック蛋白質陽性
治療
症例
- 22歳女性、昨日より突然右の上下肢に力が入らなくなったので驚いて受診した。16歳の時に一過性の視力低下があった。20歳の時には小脳失調になったが数日で回復したという。MRI T2強調画像で白質に多発性の病変が見られる。
USMLE
国試
参考
- http://www.neurology-jp.org/guidelinem/koukasyo.html
- →acrobat reader Xやflash player 10が必要だったり、閲覧に苦労するかも。
- http://www.neuroimmunology.jp/MSgaido2009.pdf
[★]
- 英
- ethambutol EB EMB
- 化
- 塩酸エタンブトール ethambutol hydrochloride
- 商
- エサンブトール、エブトール
- 関
- 抗結核薬、結核
特徴
- 結核菌に特異的に強い抗菌力を有する
- 他の抗結核薬と交差耐性を示さない。
- 多剤併用により耐性菌の発生を防ぐことができる
構造
作用機序
薬理作用
- 1. 結核菌に対して強い抗菌力を示し、人型結核菌H37Rv株に対し、1%小川培地、Dubos液体培地では2.5~5μg/mLで発育を阻止する8~10)。
- 2. イソニアジド、ストレプトマイシン等の他の抗結核薬との間に交叉耐性はない8~10)。
- 3. 結核菌の核酸合成を阻害し、細胞分裂を抑制することが認められている8~10)。
抗菌スペクトル
動態
- エブトール125mg錠/エブトール250mg錠
1. 血中濃度
- エブトール125mg錠を経口投与(4錠、エタンブトール塩酸塩500mg)した結果、最高血中濃度(Cmax)は1.7μg/mL(血漿中)、最高血中濃度到達時間(Tmax)は2.8時間であった (健康成人男子、空腹時投与) 1)。
- また、エタンブトール塩酸塩は血漿タンパクとはほとんど結合しない (in vitro )。なお、エタンブトール塩酸塩250mg経口投与時の血球内濃度は血清内濃度に比して高値を示した (肺結核患者) 2)。
2. 分布
- エタンブトール塩酸塩0.5g経口投与後、肺組織中濃度は血清中濃度に比して同等ないしは高値を示した (肺結核患者) 3)。
- 25mg/kg経口投与後、喀痰中に高濃度のエタンブトール塩酸塩が認められた (肺結核患者) 4)。
3. 代謝・排泄
- 14C-エタンブトール塩酸塩25mg/kg経口投与後の尿中累積排泄率は、24時間後54~61%、48時間後60~67%であった。糞中には48時間後までに12~19%が排泄された。
- 尿中代謝物の大部分が未変化体で、一部は酸化物であるアルデヒド体並びに酸であった (肺結核患者) 5)。
- (注) 本剤の承認された用量は1日量0.75~1gを1~2回に分けて経口投与である。
効能又は効果
- エブトール125mg錠/エブトール250mg錠
適応菌種
適応症
注意
禁忌
- エブトール125mg錠/エブトール250mg錠
原則禁忌
- エブトール125mg錠/エブトール250mg錠
- 1. 視神経炎のある患者[視力障害が増強するおそれがある(「眼障害予防の具体的方法」の(2)の項参照)。]
- 2. 糖尿病患者、アルコール中毒患者[既に視神経障害を起こしている場合があり、症状が増悪するおそれがある。]
- 3. 乳・幼児[視力障害の早期発見が極めて困難である。]
副作用
- 視力障害は用量依存性で、投与量50mg/kg/dayの患者では15%、投与量25mg/kg/dayの患者では5%、投与量10mg/kg/dayの患者では1%にみられる。視力障害の程度は投与期間と関連がある。副作用の発見するために定期的な視力検査と色覚検査を行う。エタンブトールの使用中止により視力障害から回復する。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6225001F1036_1_10/6225001F1036_1_10?view=body
[★]
- 英
- photophobia
- 同
- まぶしがり症
- 関
- 光感受性
[★]
- 英
- scotoma, (pl.)scotomata scotomas
- 関
- 盲点、閃輝暗点、中心暗点、弓形暗点、傍中心暗点、盲点中心暗点、輪状暗点
概念
種類
[★]
- 英
- retrobulbar neuritis, retrobulbar optic neuritis
- 同
- 後部視神経炎
- 関
- 視神経炎
概念
- 視神経炎のうち、「病変が視神経乳頭にない」もの
- 視神経乳頭を含む眼底所見がほとんど正常であり、中心暗点などの視野障害と視力・視覚障害など神経炎の症状と伴ったモノ(SOP.165)
- 多発性硬化症では球後視神経炎が初発症状となることが多い
原因
- SOP.165
シンナー、有機リン農薬)
分類
[★]
- 英
- nasal retrobullar optic neuritis, nasal retrobulbar optic neuritis
- 関
- 球後視神経炎 retrobulbar neuritis
[★]
- 英
- axial optic neuritis
- ラ
- neuritis optica axialis
- 関
- 視神経炎
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- optic nerve, optic nerves
- ラ
- nervus opticus
- 同
- 第2脳神経, second cranial nerve, CN II
- 関
- 視覚、眼、脳神経
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- neuritis
- 同
- 末梢神経炎、?ニューロパシー neuropathy