- 身元不明の中年男性。公園のベンチで意識がもうろうとしていたため搬入された。体温37.5℃。脈拍52/分、整。血圧170/110mmHg。外傷はなく、画像診断および各種検査の結果、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断され、治療が施されたが、来院3時間後に死亡が確認された。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 69歳の男性。一人暮らし。肺癌の末期で在宅療養中であり、週3回の往診を受けていた。往診担当医が午後5時に患者宅に行くと、寝室のベッド上で仰臥位のまま死亡していた。外傷はなく、肺癌で死亡したと判断された。直腸温30.0℃。室温22.0℃。紫赤色の死斑を背面に認め、指圧で容易に消退する。硬直を全身の各関節に認めるが、四肢関節の硬直は軽度である。
- a. 前日の午前9時頃
- b. 前日の午後3時頃
- c. 前日の午後9時頃
- d. 当日の午前3時頃
- e. 当日の午前9時頃
[正答]
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[正答]
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[★]
- certificate
- 英
- death certificate, certificate of death
- 関
- 死体検案書、死因
死亡診断書・死体検案書(SLE. 303-305)
書類名
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発行できる者
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条件
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死亡診断書
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医師、歯科医
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・医師が生前その患者を診察治療し、確定診断を付け、その患者が同一診断名で死亡した場合が、病死体となり死亡診断書を交付する。 ・「無診察治療などの禁止」の例外:「診察中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する診断書については、この限りでない」。異状がない限り、改めて死語診察をしなくても死亡診断書を交付することを認める。 ・(24時間を超えても)診療継続中の患者が、診察にかかる疾患で死亡したことが予期できる場合には、改めて死語診察を行い、生前に診察していた疾病が死因と判定できれば、求めに応じて死亡診断書を発行できる。
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死体検案書
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医師
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上記以外
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参考
- 1. 平成23年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/
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