出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/25 18:34:59」(JST)
ウィキペディアは医学的助言を提供しません。免責事項もお読みください。 |
麻疹(ましん、英: measles, rubeola、痲疹とも)は、ウイルス感染症の一種。伝染力が非常に強く、世界保健機関WHOの推計によれば、2004年の全世界の患者数は約40万人で、東南アジア、中近東、アフリカで多く発生している。「麻疹」と書いてはしかとも読み、日本では一般にはこちらの方が知られている。近年は「疹」の字が常用漢字でないため「麻しん」とも書かれる
流行株の変異によって、ワクチンで獲得した抗体での抑制効果が低くなることが懸念されている。また、ワクチンによる獲得免疫の有効期間は約10年とされるが、ブースター効果による追加免疫が得られず、抗体価の低下(減衰)により再感染することもある。
目次
|
麻疹ウイルスによる。感染経路は空気感染・飛沫感染・接触感染と多彩。ウイルスは世界保健機関(WHO)の分類により現在AからHの8群、22遺伝子型に分類されている。
流行には季節性があり、初春から初夏にかけて患者発生が多い。日本での患者数は推計で年間20万人程度とされ、患者報告数を年齢別に比較すると、2歳以下が約半数を占め1歳代が最も多い。次に6~11か月、2歳の順となる 。小児以外の患者数は地域によるバラツキがあり、ワクチンによる抗体価[1]の低下した10歳代から20歳代前半が最も多く、次いで、20歳代後半の順である[2]。
麻疹には、症状の出現する順序や症状の続く期間に個人差が少ないという特徴がある。ただし、免疫のある患者では、非典型的で軽症な経過をとることがある(修飾麻疹)。ワクチン接種歴により軽く済むといわれる。
母体からの免疫移行があり、生後9カ月頃までは移行免疫により発症が抑えられる。なお、抗体価が低下している女性が妊娠し、胎児が十分な抗体を持たず生まれ、生後5カ月以内で免疫が切れてしまうケースが報告されている。
かつての日本ではカタル期や発疹期に現れる特有の臨床症状のみで診断することが多く行われていたが、後述の「2012年の麻疹排除計画」開始以降は、実験室内診断を重要視し「IgM抗体検査」或いは「遺伝子検査」が推奨されている。しかし、IgM抗体検査では伝染性紅斑の罹患に伴う血清中の麻疹ウイルスIgM抗体の陽転化が報告されている[3]ことから、可能な限り遺伝子検査を行うよう厚生労働省は通知を行った[4]。
発症者の約30%が合併症を併発し[5]、約40%が入院を必要としている[6]。発熱時に不適切に解熱剤などを投与した場合、細菌による二次感染の危険性が高まる。また、合併症は以下のように区分される。
特異的治療法はなく、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱剤、鎮咳去痰薬、輸液や酸素投与などの支持療法を行う。細菌性の二次感染は少なからず見られ、中耳炎、肺炎など細菌性感染症を併発した場合には抗菌薬の投与が行われる。
免疫賦活薬イノシンプラノベクスは抗ウイルス作用を示す。麻疹患者に接触後72時間以内の免疫グロブリン製剤の投与が、麻疹発症を予防するか、あるいは症状を軽減させることが認められている。しかしながら血液製剤であるため、適応は原則として、ワクチン未接種の乳幼児や免疫不全患者など、ハイリスク患者に限られる。
ビタミンAの投与が症状の悪化を防ぎうるとの報告があったが、発展途上国のような低栄養(ビタミンA欠乏)状態の患児のみに有効であるとの指摘もある[7]。
予防策として唯一の方法は、幼児期のワクチン予防接種である。罹患したことのある人、ワクチン接種を行った人は終生免疫を獲得するとされていたが、ワクチン接種を行っていても十分な抗体価を得られない場合や、野生株の麻疹ウイルスの曝露がないまま長時間を経過することによって抗体価が低下した場合、麻疹を発症することがある。このような場合は典型的な麻疹の経過をとらず、種々の症状が軽度であったり、経過が短かったりすることが多い(修飾麻疹)。
麻疹ゼラチン粒子凝集法(PA法)により血中の麻疹抗体価を測定することで、麻疹に対する免疫の有無を調査することが可能である。ワクチン接種後の抗体価の低下を防ぐため、全世界113ヶ国(2004年現在)では年長幼児~学童期に2回目のワクチン接種を行い、抗体価の再上昇(ブースター効果)を図っている。 アメリカでは1970年代後期より麻疹ワクチンの徹底した導入により2000年に麻しんが排除され、2002年以降の患者数は100人未満となりその多くは輸入症例となり、メディカルスクールの学生の実地教育にも事欠くほどに患者が減少したといわれている。
WHO/UNICEFにおいて、日本を含む西太平洋地域での麻しん排除の目標時期を2012年に設定された事を受け、国内の麻しんを2012年迄に排除する事となった。
麻疹排除とは
であり[8] 、これを達成する為に国内体制を整備した。
基本方針
関係者会議
学校等での対策
医療機関での対策
保健所での対策
各自治体の対策
紀元前3000年頃の中近東地域が最初の流行地であったと考えられている[20]。日本では、平安時代以後度々文献に登場する疫病の一つ「あかもがさ(赤斑瘡/赤瘡)」は今日の「麻疹」に該当するというのが通説である。江戸時代には13回の大流行が記録されており、1862年の流行では江戸だけで、約24万人の死者が記録されている[20]。
日本では2007年以前は麻疹発生数の正確な統計が行われていなかったが、2001年の流行を契機に開始された"1歳の誕生日にワクチンを"や、2006年度よりの第2期接種の開始、2008年度よりの第3期/第4期接種の開始により、2008年の報告数は11,005件(2009年1月6日現在)、2009年の報告数は702件(2009年11月18日現在)と大幅に減少している。
麻疹は子供の病気であると誤解されていることがあるが、2008年現在、報告のうち4歳以下の症例は15%にも満たず、10代から20代の患者が多数を占めている[21]。 2009年は報告のうち4歳以下の症例が40%を占めており多数となった。[22]。
ただし、麻疹による死者は日本でも減少しており、2000年以降は年間20人以下である。
ベトナムは麻疹の発生が多く、視覚障害者60万人のうち95%が薬や病気が原因で、麻疹が主な原因である。そのため日本は「麻疹抑制計画」に対する無償資金協力をしている。
アメリカ合衆国では、一時、国内での麻疹の根絶が宣言されたが、海外旅行者が国外からウィルスを持ち帰ったり、麻疹の記憶が薄れたことによって保護者が予防接種を怠ったりなどの理由で、2011年から流行している。2011年は508例が報告されている。2010年以前の過去10年では年平均で約60例であり、2011年に入って数倍に膨れ上がっている[23]。
患者報告数が定点あたり11.20人(推計患者数 約27.8万人)[24]という大流行があり[25]、これを契機に予防接種率の向上や、1歳の誕生日に予防接種を行うキャンペーン等の対策がとられた。
春に茨城県と千葉県での地域流行が起こり、茨城県は96例[26]、千葉県は定点報告数で90例[27]
南関東を中心とした地域流行が発生し、各地に飛び火した。10歳から29歳の世代という比較的高年齢に発生が集中したのが特徴である。 [28]。
成人麻疹の流行により2007年7月27日現在で高校73校、高専4校、短大8校、大学83校が休校し、高校・高専・短大・大学のみで1657人の患者が発生した [29]。 この対策の為、流行の中心地である東京都では都立学校の生徒・児童の内のワクチン未接種かつ未罹患者への有償での予防接種の実施、都内市区町村立学校の児童・生徒に対する市区町村が行う措置の支援、私立学校の児童・生徒に対しても同等の支援を行う事とした。[30] 東京都の対策とは別に、東京都の市区においても緊急の予防接種が実施された。[31]
麻疹・成人麻疹の流行により麻疹ワクチン・MRワクチンの需要が急増し、定期接種ワクチンが前年よりMRワクチンに移行された影響も重なり全国的にワクチン在庫が不足する事態が生じた。麻疹ワクチン・MRワクチンは1歳~2歳未満・小学校就学前の1年間を定期接種により優先され、それ以外の世代では緊急接種を除きワクチン接種の前に抗体検査を行うことが推奨されたが、それにより一時的に検査試薬が不足する事態を招いた。
10歳~29歳の麻疹・成人麻疹が多くみられた原因として、定期接種世代の時点で使用されていたMMRワクチンの副反応の影響による接種率の低迷、麻疹発生の減少によりブースター効果が期待できなくなった事で抗体価が低下し修飾麻疹が発生したことなどが考えられる[32]。
神奈川県(2008年9月30日現在、3515件)、北海道(1453件)、東京都(1148件)、千葉県(1032件)、福岡県(670件) で地域的流行が発生した。[33] 全体の35%を占める神奈川県での流行は横浜市(2008年10月2日現在、1466件)、横須賀市(679件)が中心[34]であり、横浜市ではこの事態を受けて2008年3月21日より2009年3月20日の1年間の時限措置として、「定期予防接種対象者を除く1歳~高校3年生に相当する年齢で、麻しん予防接種を1度も受けておらず、麻しんにり患していない方」を対象とする市費負担による予防接種(任意接種)を実施している。[35] 同様に横須賀市では2008年2月1日より3月31日の2ヶ月間の時限措置として、「2歳から高校3年生(相当年齢)で、麻しん予防接種を未接種、かつ麻しん未罹患の人(小学校入学前1年間の児童を除く)」に定期外予防接種を実施した。[36]
岡山県美作保健所管内で2012年(平成24年)年1~2月にかけ5例の患者が発生[37]し、患者全員からD9型麻疹ウイルスが検出された。5例目の患者はカタル期に200名を超える接触者があり、感染拡大が懸念されたが接触者調査と感染拡大防止に取り組み、3月22日に終息宣言を行った。
1例目から4例目まではワクチン接種歴無し
感染拡大を防止する為、5例目感染者の2月13日から17日までの行動調査及び接触者調査が実施され、勤務先、立ち寄り先での接触者は254人であった。接触後3日以内のワクチン接種が必要とされていることから、2月17日に感染者の発生報道が報道機関よりなされ、2月18日からは臨時のワクチン接種外来を設置し、46人に緊急のワクチン接種を実施した。更に、2月20日にはワクチン未接種者26人を対象として、保健所で21人にPA法の体検査を実施した。また、抗体検査の結果、抗体価64以下の人に対し、医療機関への受診を勧奨しワクチン接種または、γグロブリン投与を行い経過観察がされた。その後、感染を疑われる数例が有ったが、新たな感染者は報告されなかった。
2001年に沖縄県中部地区で千葉県血清研究所(千葉血清)製ワクチン既接種者を千葉血清が検査した結果、136検体中111検体に麻しん抗体が認められた(抗体保有率82%)。同一の検体を沖縄県中部地区医師会が別の検査機関に依頼した所、141検体中19検体に麻しん抗体保有が認められた(抗体保有率13%)。[38]
ウィキメディア・コモンズには、麻疹に関連するカテゴリがあります。 |
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
国試過去問 | 「114E046」「114E045」「114F022」「112D059」「098A055」「114D024」「102I071」「100D013」「105H028」「100I037」「114D029」「106B012」「109G007」「100G021」「098G010」「100G083」「101F070」「113B019」「103E012」「109G030」 |
リンク元 | 「五類感染症」「ワクチン」「川崎病」「リンパ節腫脹」「風疹」 |
拡張検索 | 「麻疹ワクチン」「麻疹クループ」「急性蕁麻疹」「アレルギー性蕁麻疹」「家族性寒冷蕁麻疹」 |
- 血中抗体価報告書氏名◯◯◯◯
測定方法 検査結果 病院実習の基準を満たす陽性 単位 麻疹 (IgG-EIA法) 20.4 (≧ 16.0) 風疹 (IgG-EIA法) 10 (≧ 8.0) 水痘 (IgG-EIA法) 6.4 (≧ 4.0) 流行性耳下腺炎 (IgG-EIA法) 陽性 陽性 B型肝炎 (CLIA法) 4.8 (≧ 10.0) mIU/mL 結核 (IGRA)* 陰性 陰性
- *結核菌特異的全血インターフェロン γ遊離測定法
A
※国試ナビ4※ [114E045]←[国試_114]→[114E047]
- 血中抗体価報告書氏名◯◯◯◯
測定方法 検査結果 病院実習の基準を満たす陽性 単位 麻疹 (IgG-EIA法) 20.4 (≧ 16.0) 風疹 (IgG-EIA法) 10 (≧ 8.0) 水痘 (IgG-EIA法) 6.4 (≧ 4.0) 流行性耳下腺炎 (IgG-EIA法) 陽性 陽性 B型肝炎 (CLIA法) 4.8 (≧ 10.0) mIU/mL 結核 (IGRA)* 陰性 陰性
- *結核菌特異的全血インターフェロン γ遊離測定法
D
※国試ナビ4※ [114E044]←[国試_114]→[114E046]
IMMUNIZATION RECORD Date: 9 Feb. 2020Name: Taro Kosei
Date of Birth: 17 Jan. 2018
Type of Immunization Lot.No. Date of Vaccination Haemophilus influenzae type b 1st Hib123 20 Mar. 2018 Haemophilus influenzae type b 2nd Hib234 20 Apr. 2018 Haemophilus influenzae type b 3rd Hib345 20 May. 2018 Haemophilus influenzae type b 4th Hib456 20 Jan. 2019 Pneumococcal 1st P123 20 Mar. 2018 Pneumococcal 2nd P234 20 Apr. 2018 Pneumococcal 3rd P345 20 May. 2018 Pneumococcal 4th P456 20 Jan. 2019 Hepatitis B Virus 1st HB123 20 Mar. 2018 Hepatitis B Virus 2nd HB234 20 Apr. 2018 Hepatitis B Virus 3rd HB345 20 Aug. 2018 DPT-IPV※ 1st D123 20 Apr. 2018 DPT-IPV※ 2nd D234 20 May. 2018 DPT-IPV※ 3rd D345 20 Aug. 2018 DPT-IPV※ 4th D456 20 Jan. 2019 BCG B123 20 Jun. 2018 Measles, Rubella 1st M123 20 Jan. 2019 Measles, Rubella 2nd ー ー Varicella 1st V123 20 Jan. 2019 Varicella 2nd V234 20 Nov. 2019 ※DPT-IPV: Diphtheria, Pertussis, Tetanus, Polio
E
※国試ナビ4※ [114F021]←[国試_114]→[114F023]
E
※国試ナビ4※ [112D058]←[国試_112]→[112D060]
D
※国試ナビ4※ [098A054]←[国試_098]→[098A056]
E
※国試ナビ4※ [114D023]←[国試_114]→[114D025]
※国試ナビ4※ [102I070]←[国試_102]→[102I072]
A
※国試ナビ4※ [100D012]←[国試_100]→[100D014]
C
※国試ナビ4※ [105H027]←[国試_105]→[105H029]
B
※国試ナビ4※ [100I036]←[国試_100]→[100I038]
B
※国試ナビ4※ [114D028]←[国試_114]→[114D030]
B
※国試ナビ4※ [106B011]←[国試_106]→[106B013]
C
※国試ナビ4※ [109G006]←[国試_109]→[109G008]
A
※国試ナビ4※ [100G020]←[国試_100]→[100G022]
※国試ナビ4※ [098G009]←[国試_098]→[098G011]
E
※国試ナビ4※ [100G082]←[国試_100]→[100G084]
CE
※国試ナビ4※ [101F069]←[国試_101]→[101F071]
E
※国試ナビ4※ [113B018]←[国試_113]→[113B020]
AC
※国試ナビ4※ [103E011]←[国試_103]→[103E013]
AC
※国試ナビ4※ [109G029]←[国試_109]→[109G031]
西暦 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | |
元号 | 平成11 | 平成12 | 平成13 | 平成14 | 平成15 | 平成16 | 平成17 | 平成18 | 平成19 | 平成20 | 平成21 | |
アメーバ赤痢 | 276 | 378 | 429 | 465 | 520 | 610 | 698 | 752 | 801 | 871 | 786 | |
ウイルス性肝炎 | B型肝炎 | 510 | 425 | 330 | 332 | 245 | 241 | 209 | 228 | 199 | 178 | 178 |
C型肝炎 | 136 | 119 | 65 | 61 | 65 | 43 | 57 | 46 | 34 | 52 | 40 | |
D型肝炎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
その他 | 74 | 41 | 29 | 23 | 19 | 7 | 10 | 6 | 4 | 8 | 5 | |
不明 | 36 | 22 | 14 | 14 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
急性脳炎 | ... | ... | ... | ... | 12 | 167 | 188 | 167 | 228 | 192 | 526 | |
クリプトスポリジウム症 | 4 | 3 | 11 | 109 | 8 | 92 | 12 | 18 | 6 | 10 | 17 | |
クロイツフェルト・ヤコブ病 | 92 | 108 | 133 | 147 | 118 | 176 | 153 | 178 | 157 | 151 | 142 | |
劇症型溶血性レンサ球菌感染症 | 21 | 44 | 46 | 92 | 52 | 52 | 60 | 106 | 95 | 104 | 103 | |
後天性免疫不全症候群 | 合計 | 588 | 794 | 947 | 916 | 970 | 1162 | 1203 | 1348 | 1493 | 1565 | 1446 |
無症候性キャリア | 346 | 413 | 570 | 547 | 564 | 699 | 753 | 852 | 951 | 1000 | 882 | |
AIDS | 215 | 331 | 320 | 312 | 337 | 386 | 359 | 406 | 414 | 441 | 429 | |
その他 | 27 | 50 | 57 | 57 | 69 | 77 | 91 | 90 | 128 | 124 | 135 | |
ジアルジア症 | 42 | 98 | 137 | 113 | 103 | 94 | 86 | 86 | 53 | 73 | 70 | |
髄膜炎菌性髄膜炎 | 10 | 15 | 8 | 9 | 18 | 21 | 10 | 14 | 17 | 10 | 10 | |
先天性風しん症候群 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 10 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
梅毒 | I期梅毒 | 112 | 129 | 104 | 99 | 114 | 136 | 151 | 175 | 198 | 172 | 142 |
II期梅毒 | 126 | 157 | 134 | 121 | 127 | 179 | 180 | 205 | 234 | 282 | 251 | |
晩期顕症梅毒 | 47 | 46 | 40 | 53 | 54 | 54 | 37 | 50 | 55 | 65 | 44 | |
先天梅毒 | 9 | 8 | 6 | 9 | 5 | 7 | 3 | 12 | 7 | 9 | 5 | |
無症候 | 457 | 421 | 301 | 293 | 209 | 160 | 172 | 195 | 225 | 299 | 249 | |
破傷風 | 66 | 91 | 80 | 106 | 73 | 101 | 115 | 117 | 89 | 123 | 113 | |
バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | ... | ... | ... | ... | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
バンコマイシン耐性腸球菌感染症 | 23 | 36 | 40 | 44 | 59 | 58 | 69 | 83 | 84 | 80 | 116 | |
風疹 | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | 293 | 147 | |
麻疹 | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | 11012 | 732 |
病原体 | 感染症 | ワクチン | 学校伝染病 | ワクチンの形状 | 潜伏期間 | 季節性 | 年齢 | 出席停止解除条件 | |
ジフテリア菌 | Corynebacterium diphtheriae | ジフテリア | ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン | トキソイド | |||||
百日咳菌 | Bordetella pertussis | 百日咳 | ○ | 不活化 | 6~14 | 咳の消失 | |||
結核菌 | Mycobacterium tuberculosis | 結核 | BCG | ○ | 不活化 | 伝染のおそれが無くなるまで | |||
ポリオウイルス | poliovirus | ポリオ | ポリオワクチン(経口) | 生 | |||||
麻疹ウイルス | measles virus | 麻疹 | 麻疹・風疹混合ワクチン | ○ | 生 | 10~12 | 0~2 | 解熱後3日 | |
風疹ウイルス | rubella virus | 風疹 | ○ | 生 | 18 | 春~初夏 | 4~9 | 発疹消失 | |
日本脳炎ウイルス | Japanese encephalitis virus | 日本脳炎 | 日本脳炎ワクチン | 不活化 | |||||
インフルエンザウイルス | influenza virus | インフルエンザ | インフルエンザワクチン | ○ | 不活化 | 1~5 | 冬期 | 解熱後2日 | |
インフルエンザ菌 | Haemophilus influenzae | 化膿性髄膜炎など | Hibワクチン | ||||||
肺炎球菌 | Streptococcus pneumoniae | ||||||||
水痘・帯状疱疹ウイルス | varicella zoster virus | 水痘 | ○ | 生 | 11~21 | 冬(12, 1) | 5~9 | 発疹の痂皮化 | |
ムンプスウイルス | mumps virus | 流行性耳下腺炎 | ○ | 生 | 18~21 | 耳下腺腫脹消失 | |||
B型肝炎ウイルス | hepatitis B virus | B型肝炎 | 成分 | 60~160 | |||||
A型肝炎ウイルス | hepatitis A virus | A型肝炎 | 不活化 | 15~40 | |||||
狂犬病ウイルス | rabies virus | 狂犬病 | 不活化 | ||||||
アデノウイルス | adenovirus | 咽頭結膜熱 | ○ | ||||||
黄熱病ウイルス | yellow fever virus | 黄熱病 | 生 |
IRE.376改変
解答形式 正答b,c a 強皮症 b 伝染性単核球症 c トキソプラズマ症 d クリプトコッカス症 e 糖尿病
.