- 英
- ecstasy、club drug、methylenedioxymethamphetamine、MDMA
- 関
- 恍惚、メチレンジオキシメタンフェタミン、クラブドラッグ、N-メチル-3,4-メチレンジオキシアンフェタミン
WordNet
- a stimulant drug that is chemically related to mescaline and amphetamine and is used illicitly for its euphoric and hallucinogenic effects; it was formerly used in psychotherapy but in 1985 it was declared illegal in the United States; "MDMA is often used at parties because it enables partygoers to remain active for long periods of time" (同)MDMA
- a state of elated bliss (同)rapture
- a state of being carried away by overwhelming emotion; "listening to sweet music in a perfect rapture"- Charles Dickens (同)rapture, transport, exaltation, raptus
PrepTutorEJDIC
- 『有頂天』,無我夢中,恍惚(こうこつ)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/14 23:34:18」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目では、こころや魂の状態について説明しています。「エクスタシー」のその他の用法については「エクスタシー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
Jean Benner「エクスタシー」(ストラスブルク現代美術館)
エクスタシー(英: ecstasy)とは、
- 快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること[1]。忘我。
- 宗教的体験における神秘的な心境[1]。予言、幻想、仮死状態などをともなうことも多い[1]。脱魂とも[1]。
目次
- 1 概説
- 2 宗教的なエクスタシー
- 3 出典・脚注
- 4 参考文献
- 5 関連項目
概説
エクスタシーの語源はギリシャ語のέκστασις(ekstasis、エクスタシス、外に立つこと)で、魂がみずからの肉体の外に出て宙をさまよう、といった意味が込められている[1]。
プラトンは『パイドン』の中で、ソクラテスに「何かを純粋に見ようとするなら、肉体から離れて、魂そのものによって、ものそのものを見なければならない」と語らせた[2]。
この語はさまざまな歴史的経緯を経て、現代では世俗的な意味でも、宗教的意味でも、あるいは哲学的・芸術的な意味でも用いられている。
最近では、性感マッサージの延長で「エクスタシー」や「オーガズム」を謳った世俗的なサービスも増えている。
宗教的なエクスタシー
十字架のもとでエクスタシーの状態にあるマグダラのマリア (グイド・レーニ画)
「魂が肉体から離れたエクスタシー状態において、神仏などの霊的存在と直接接触したり交流する」とされている例は世界各地に見られる[3]。肉体から離れた霊魂を脱魂とか遊離魂などと呼ぶことは行われている[4]。「夢というのは、睡眠中に霊魂が身体を離脱して経験したことがらだ」とする解釈は世界中で見られる[4]。また「病気や身体衰弱というのは霊魂の離脱が原因だ」とする解釈もまたしばしば見られる[4]。
ミルチア・エリアーデは、脱魂が原型でその後に憑霊がくる、とする仮説を提示した。
シャーマニズム研究などでは研究者の間ではシャーマンに「脱魂型」と「憑依型」の2類型がある、としている場合も多い[5]。そうした類型で言えば、日本ではシャーマンは脱魂型は主流ではなく、憑依型のほうが圧倒的に多いという[6][7]。
出典・脚注
- ^ a b c d e デジタル大辞泉
- ^ プラトン 『パイドン―魂の不死について』 岩波文庫、1998年。 ISBN 4003360222
- ^ 金岡(1987、p. 293)
- ^ a b c 金岡(1987、p. 270)
- ^ 『日本民俗宗教辞典』[要ページ番号]
- ^ 『日本民俗宗教辞典』p. 384
- ^ 宮家準 『修験道辞典』 東京堂出版、1986年。p. 327
参考文献
- 金岡秀友 『密教小辞典』 春秋社、1987年。 ISBN 978-4393172155
- 山折哲雄、池上良正、徳丸亞木、宮本袈裟雄、島薗進 『日本民俗宗教辞典』 東京堂出版、1998年。 ISBN 978-4490104813
関連項目
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 世界最高のピアニスト(第7回)透明なエクスタシー--マウリツィオ・ポリーニ
- 押尾学 ホステスを次々と誘い込んだ「エクスタシー&大麻」SEXロス・ルート (スクープ・ワイド 男と女の"決戦の日")
- 生きている労働組合(25)ユニオン・エクスタシー 大学非常勤職員を「使い捨て」にするな
- 雨宮処凛のらんきりゅう--乱起流(11)ユニオン・エクスタシー
Related Links
- HOME > 製品情報 > リトルバスターズ!エクスタシー バリエーション リトルバスターズ!エクスタシー 通常版 [R-18] ジャンル: 恋愛アドベンチャー 価格: 8,800円(税別) 発売日: 2008/09/26 リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版 [R ...
- 世界大百科事典 第2版 エクスタシーの用語解説 - 意識水準が低下して主体的な意志による行動の自由を失い,忘我状態となるか,苦悶,歓喜,憂愁などの気分を伴う恍惚状態になること。宗教における神秘的体験や,性的恍惚感も含む。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- ☆case75 自宅での意識消失
- ■症例
- 21歳 男性
- 主訴:意識消失
- 現病歴:男性のアパートで意識を失っている所を彼女に発見され、午後5時に搬送された。彼女が最後に彼に会ったのは午後8時で、クリスマスの買い物をして帰宅した時であった。翌日午後、彼女が彼に会いに行った所、彼がお風呂の床で意識を失っているのを見つけた。彼女によれば、前日変わった様子(unusal mood)はなかった。彼は心理学の期末試験が1週間に迫っておりこのことを心配していたが、勉強はうまくいっているようだった。また以前の試験に問題はなかった。
- 喫煙歴:なし。
- 飲酒歴:機会飲酒 10 units/week(1週間に350mlビール6本弱)
- 既往歴:なし
- 家族歴:父と2人の兄弟のうち1人が糖尿病
- 服薬歴:以前、エクスタシー錠剤を服用していたが、静脈注射の薬はやったことがない。
- 身体所見 examination
- 顔貌 青白。注射痕は認められない。脈拍 92/分、血圧 114/74 mmHg、呼吸数 22/分。心血管系、呼吸器系に異常を認めず。神経系 命令に従わないが、痛みに反応して適切に手を引っ込める(GCS M4)。腱反射(+)・対称性、足底反射(-)。瞳孔散大、対光反射(+)。眼底 視神経円板腫脹
- ■鑑別診断をあげるためのkeyword(司会者用)
- ・24時間以内に来した意識消失、糖尿病の家族歴、冬、風呂、精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物の服用歴)、顔色、脈拍、血圧、呼吸数、腱反射、病的反射、瞳孔、眼底(司会者用)
- ■keywordからどういう疾患を考えるか?
- 真っ先にあげたいもの
- ・二次的な脳圧亢進
- ・糖尿病
- ・薬物中毒、中毒物質の摂取・吸引
- ・神経疾患(てんかんなど)の発作
- ・24時間以内に来した意識消失
- ・クモ膜下出血:局所神経症状、硝子体下出血(subhyaloid hemorrhage)。
- ・糖尿病の家族歴
- ・低血糖発作
- 低血糖による昏睡は早いが糖尿病の新規症状として起こらない。まれにインスリノーマによる低血糖による昏睡があり得る。
- ・糖尿病性ケトアシドーシス diabetic ketoacidosis DKA
- 極度のインスリン欠乏とコルチゾールやアドレナリンなどインスリン拮抗ホルモンの増加により、(1)高血糖(≧250mg/dl)、(2)高ケトン血症(β-ヒドロキシ酪酸の増加)、アシドーシス(pH7.3未満)をきたした状態。(糖尿病治療ガイド 2008-2009 p.66)
- ・高浸透圧性非ケトン性昏睡 nonketotic hyperosmolar coma
- DM type 2
- 50歳以上に好発し、インスリン非依存性糖尿病*患者が腎不全や中枢神経障害、悪性腫瘍、消化器疾患、呼吸器感染などを合併するときに多くみられ、ステロイドや利尿薬の投与、輸液や高カロリー補給、人工透析などの際に医原性に起きやすい。
- 高血糖性の昏睡は発症が早くない。その前に口渇や多尿があるはず。
- → 否定するための検査 → 血糖測定
- ・風呂
- ・脳出血
- ・冬だし、風呂(脱衣所のことか)にガスヒーターがあったら疑わしい。
- ・精神疾患リスク(試験で悩んでいる。薬物の服用歴)
- (最も多いのが)薬物中毒(鎮静薬、アスピリン、アセトアミノフェン)
- (意識障害で運ばれてきたときに考えるべきなのが)一酸化中毒
- 一酸化中毒の場合の顔色は蒼白(cherry-red colorと言われてきたが)。眼底所見:(severe CO中毒で)乳頭浮腫
- ・顔色
- ・脈拍、血圧、呼吸数
- ・腱反射、病的反射
- 腱反射が亢進していたら、上位運動ニューロンの障害を考慮する。腱反射亢進と意識障害が共存していれば、障害部位は脊髄の伝導路ではなくむしろ脳幹・大脳皮質に障害があると考えることができる。
- ・瞳孔
- 瞳孔が散大していれば交感神経興奮、副交感神経の麻痺:フェニレフリン・エピネフリン・コカインなど交感神経刺激、動眼神経麻痺、脳死の徴候
- 瞳孔が縮瞳していれば副交感神経興奮、オピオイド受容体への刺激:麻薬中毒、有機リン中毒、橋出血、脳幹部梗塞(脳底動脈閉塞症など)
- ・眼底 (IMD.71)
- 視神経円板(=視神経乳頭)の腫脹は乳頭浮腫(papilledema, DIF.342)を反映。乳頭浮腫の発生機序は軸索輸送障害や静脈還流うっ滞である。原因として頭蓋内疾患が最も多い。頭蓋外の疾患(高血圧、視神経炎、偽性脳腫瘍)。
- 乳頭浮腫 papilledema DIF.243
- V 動静脈奇形、高血圧による脳血圧脳症・頭蓋内出血、クモ膜下出血、硬膜下血腫
- I 脳膿瘍、慢性経過の髄膜炎(細菌性×)、敗血症による血栓や静脈洞血栓
- N 脳腫瘍
- D -
- C 動静脈奇形、水頭症、頭蓋奇形(尖頭症などによる)、血友病、時にSchilder disease
- A ループス脳炎、動脈周囲炎
- T 急性期の硬膜外血腫や硬膜下血腫ではない。慢性硬膜下血腫ならありうる。
- E 褐色細胞腫による悪性高血圧、偽性脳腫瘍(=特発性頭蓋内圧亢進症)(肥満・無月経・感情障害(emotionally disturbed)をきたした女性に多い)
- ■問題
- 症例だけでは絞れないので、最も疑われる疾患をあげ、鑑別診断を列挙し、検査、治療を考えていくことにします。
- ■一酸化炭素中毒
- ■オチ
- 血中carboxyhemoglobinを測定したところ32%。高レベルの酸素投与でゆっくりだが、48時間で完全に回復。脳浮腫にたいするマンニトールや高圧酸素療法も考慮する。問題は4年間点検されていないガス温水器の不完全燃焼だったとさ。
- ■KEY POINTS
- ・薬物中毒は若い人の意識消失の最も一般的な原因だけど、他の診断もいつも考慮しておく。
- ・一酸化炭素ヘモグロビンレベルは屋内や車内、あるいはよく分からない煙に暴露した意識消失患者で測るべき
- ・一酸化中毒による重度の低酸素血症ではチアノーゼを欠く。
- ■initial plan(救急だからのんびりやってられないだろうけど)
- A.
- 1. 呼吸器系、循環器系の安定を確認
- 2. 血液ガス検査
- 3. 血液生化学(電解質(Na,Ca)、血糖)
- □ビール1本 = 350ml アルコール5%: 350 (ml/本) x 0.05 / 10 (ml/unit) =1.75 (unit/本)
- ■参考文献
- DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins
[★]
- 英
- methylenedioxymethamphetamine、MDMA
- 同
- エクスタシー ecstasy、N-メチル-3,4-メチレンジオキシアンフェタミン N-methyl-3,4-methylenedioxyamphetamine 3,4-methylenedioxymethamphetamine
[★]
クラブドラッグ、エクスタシー
- 関
- ecstasy、MDMA、methylenedioxymethamphetamine
[★]
- 英
- club drug
- 関
- エクスタシー
[★]
- 英
- ecstasy
- 関
- エクスタシー