- 英
- oculomotor nerve paralysis, oculomotor paralysis, oculomotor palsy
- ラ
- paralysis oculomotoria
- 関
- 動眼神経
概念
病因
瘤
症状
- 滑車神経が支配する上斜筋、外転神経の支配する外直筋のみが眼球運動を支配するので、外転以外は困難となる。よって複視を生じる。
国試
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 遮蔽治療により改善した小児動眼神経麻痺に伴う弱視の2症例
- 岡本 洋幸,鈴木 利根,林 麗如,筑田 眞
- Dokkyo journal of medical sciences 38(3), 219-222, 2011-10-25
- … 小児の単独動眼神経麻痺は比較的稀である。 … 今回,動眼神経麻痺のために弱視を生じた2症例を経験したので報告する。 … 右動眼神経麻痺および弱視と診断し,左眼遮閉治療を開始し3 ヶ月後には視力1.0に改善し,眼位と眼球運動は正常化した。 … 頭蓋骨骨折による右動眼神経麻痺で平成10年8月4日紹介受診した。 …
- NAID 110008735861
- 蝶形骨洞嚢胞による動眼神経麻痺で発症6ヵ月後に手術にて改善のみられた1例
- 岡本 朋代,児玉 悟,鈴木 正志
- 耳鼻咽喉科臨床 104(5), 331-334, 2011-05-01
- We report a case of oculomotor nerve paresis due to sphenoid sinus mucocele. A 81-year-old man developing left-side ptosis and diplopia over the previous 6 months was confirmed in opthalmological exam …
- NAID 10027972587
- 一般口演「手術2」 動眼神経麻痺による上斜視に用いた水平筋全幅移動術 (第66回日本弱視斜視学会(2))
Related Links
- 3.1 複視で、麻痺側がどちらかを決定する方法; 3.2 動眼神経麻痺; 3.3 滑車神経麻痺; 3.4 外転神経麻痺; 3.5 全外眼筋麻痺 .... 動眼神経麻痺では、病変部位の診断とともに 腫瘍、動脈瘤などの圧迫なのか、炎症、虚血などの非圧迫性病変なのかを診断する ...
- 動眼神経麻痺は内頚動脈と後交通動脈の分岐部(IC-PC)にできた動脈瘤に合併する ことが多い。また糖尿病の合併症(微小血管障害 microangiopathy)である末梢神経 障害のひとつとして動眼神経麻痺が起きることもよく見られる。 その所見は(1) 眼瞼下垂 、 ...
- 2006年9月15日 ... 動眼神経麻痺は眼球運動障害の内でも“核および核下性の麻痺”に含まれるものの一つ です。 ピンクの花集団 ... ですから、脳幹の出血などでは動眼神経全部の麻痺ではなく、 その一部分だけの麻痺が見られることがあるのです。 私的な話で ...
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- 次の文を読み、64-66の問いに答えよ。
- 56歳の女性。全身けいれんと意識障害のため搬入された。
- 現病歴 本日起床後、急に頭痛を訴え嘔吐した。1時間くらい横になっていたが頭痛がとれないために、夫がかかりつけ医の往診を依頼した。医師の診察中に突然全身けいれんを起こし意識がなくなったため、救急車を要請した。
- 既往歴 高血圧、不整脈(心臓ペースメーカー留置).
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒歴はない。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現 症 意識レベル: 大声で呼びかけると開眼するが、刺激しないとすぐに開眼する。離握手など蘭単な命令には応じるが、言葉は出ない。体温37.5℃。脈拍72/分、整。血圧180/100mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。項部硬直を認める。瞳孔不同(右5mm、左3mm)があり、対光反射は右で鈍い。四肢の運動は良好である。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見: 赤血球 409万、Hb 11.4g/dl、Ht 36%、白血球 12,000、血小板 30万。血液生化学所見: 血糖 226mg/dl、HbA1c 5.6%、総蛋白 7.3g/dl、アルブミン 3.8g/dl、尿素窒素 11mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl、総コレステロール 198mg/dl、トリグリセリド 99mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、AST 18IU/l、ALT 9IU/l、LD 222IU/l(基準176-353)、ALP 183IU/l(基準115-359)、Na 140mEq/l、K 3.5mEq/l、Cl 101 mEq/l。頭部単純CT(別冊No.15)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E064]←[国試_104]→[104E066]
[★]
- 45歳の男性。意識障害のため搬入された。職場の同僚によると、昼食中に突然、激しい頭痛を訴えた後、意識が低下したという。搬入時は傾眠状態で呼びかけによって開眼する程度である。既往歴に特記すべきことはない。家族歴は姉に未破裂脳動脈瘤が指摘されている。
- この患者にみられる可能性がある徴候はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G043]←[国試_104]→[104G045]
[★]
- 68歳の男性。複視を主訴に来院した。昨日の夕方、自動車を運転中に突然対向車が二重に見えるようになり、今朝になっても改善しないため受診した。7年前から糖尿病の治療を受けている。眼位は、左眼は正中位、右眼は内転位をとっている。複視は正面視で自覚し、右方視で増強するが、左方視では消失する。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112B027]←[国試_112]→[112B029]
[★]
- 63歳の女性。左眼の視力低下を主訴に来院した。2か月前から眼痛があった。視力は右1.0(矯正不能)、左0.2(矯正不能)。眼圧は右16mmHg、左38mmHg。左眼の充血を認める。左眼に隅角の新生血管と著明な虹彩ルベオーシスとを認める。
- 左眼の眼圧上昇の原因となり得るのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105E053]←[国試_105]→[105E055]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105D059]←[国試_105]→[105E001]
[★]
- 24歳の男性。1か月前に左眼に野球のボールが当たり、複視が消失しないため来院した。眼球上転時の眼部の写真を以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A012]←[国試_100]→[100A014]
[★]
- 眼が開かないと訴える患者の顔の写真(別冊No. 4)を別に示す。
- 病態として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G020]←[国試_109]→[109G022]
[★]
- 眼位および眼球運動の診察を行っている。9方向の眼位(別冊No. 4)を別に示す。診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G031]←[国試_111]→[111G033]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105E029]←[国試_105]→[105E031]
[★]
- 写真(別冊No.2)を別に示す。
- 障害されている脳神経はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E024]←[国試_104]→[104E026]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105A019]←[国試_105]→[105A021]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101F052]←[国試_101]→[101F054]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [114B022]←[国試_114]→[114B024]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105B023]←[国試_105]→[105B025]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098G079]←[国試_098]→[098G081]
[★]
[★]
- 英
- superior orbital fissure syndrome
- 同
- orbital apex syndrome、間欠性有痛性眼筋麻痺 intermittent painful ophthalmoplegia、トロサ・ハント症候群 Tolosa-Hunt症候群 Tolosa-Hunt syndrome
- 関
- 上眼窩裂、動眼神経麻痺
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病因
- 海綿静脈洞部に形成される非特異的炎症性肉芽腫により近辺の構造物が障害される
上眼窩裂を通過する構造
-
症状
治療
[★]
- 英
- ophthalmoplegia, ocular muscle palsy, paralysis of ocular muscles
- 関
- 外眼筋麻痺、動眼神経麻痺、眼麻痺
[★]
- 英
- third-nerve palsy
- 関
- 動眼神経麻痺、眼球運動麻痺、動眼神経疾患、第三脳神経麻痺、第3脳神経麻痺
[★]
- 英
- oculomotor nerve palsy
- 関
- 眼球運動障害、動眼神経麻痺、動眼神経疾患、第III脳神経麻痺
[★]
- 関
- external ophthalmoplegia、oculomotor nerve paralysis、ophthalmoparesis、ophthalmoplegia
[★]
- 英
- cyclic oculomotor paresis
- 関
- 周期性眼筋麻痺
[★]
- 関
- 動眼神経麻痺
[★]
- 英
- oculomotor nerve (KH), CN III
- ラ
- nervus oculomotorius
- 関
- 脳神経
概念
走行
"http://192.168.2.14/mediawiki/index.php/%E5%8B%95%E7%9C%BC%E7%A5%9E%E7%B5%8C" より作成
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
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|
上眼窩裂
|
支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
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|
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○
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○
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|
|
毛様体神経節
|
上眼窩裂
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副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
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臨床関連
- 動眼神経麻痺 (M.602 KL.641,642 BET.367)
- 後交通動脈の動脈瘤が原因となりうる ← 大脳動脈輪の動脈瘤で二番目に多い
[★]
- 英
- ophthalmic nerve (KH)
- ラ
- nervus ophthalmicus
- 関
- ガッセル神経節
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
○
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|
|
|
|
|
三叉神経節
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|
|
|
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上眼窩裂
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角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
|
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- paralysis, palsy
- 関
- (comb form)plegia。不全麻痺 paresis
[★]
- 英
- nerve paralysis、neuroparalysis