- 英
- clomipramine
- 同
- 塩酸クロミプラミン clomipramine hydrochloride
- 商
- アナフラニール Anafranil
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/18 19:12:28」(JST)
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クロミプラミン
|
IUPAC命名法による物質名 |
3-(3-chloro-10,11-dihydro-5H-dibenzo[b,f]azepin-5-yl)-N,N-dimethylpropan-1-amine |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
C(米国)[1]
新生児薬物離脱症候群の可能性 |
法的規制 |
Rx only, unscheduled |
投与方法 |
経口、筋肉内、静注 |
薬物動態的データ |
生物学的利用能 |
経口 ~50% |
代謝 |
肝臓 |
半減期 |
クロミプラミン ~35時間
デスメチルクロミプラミン(主活性代謝物) ~50時間 |
排泄 |
腎臓 |
識別 |
CAS登録番号 |
303-49-1 |
ATCコード |
N06AA04 |
PubChem |
CID 2801 |
DrugBank |
APRD00253 |
ChemSpider |
2699 |
KEGG |
D07727 |
化学的データ |
化学式 |
C19H23ClN2 |
分子量 |
314.9 |
SMILES
- Clc1ccc3c(c1)N(c2ccccc2CC3)CCCN(C)C
|
クロミプラミン(clomipramine)は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。分子式は C19H23ClN2。酢酸に極めて溶けやすく、酢酸エチル、ジエチルエーテルに溶けにくい。塩酸塩は白色または微黄色結晶。融点192–196℃。1960年代にスイスのガイギー社(現・ノバルティス)によって開発された。
脳内のセロトニンおよびノルアドレナリンの神経終末への取り込みを阻害する。
三環系抗うつ薬の一種で、アルフレッサファーマから塩酸塩が「アナフラニール」という商品名で発売されている。うつ病・うつ状態、強迫性障害、夜尿症、不眠症の治療薬に使用される。
獣医学領域ではイヌの分離不安症の治療薬として使用される。
主な副作用
- 喉の渇き(三環系共通:頻度高)
- 眠気(抗鬱剤共通:頻度低)
- 立ちくらみ、めまい、ふらつき(抗鬱剤共通:頻度低)
- 食欲減退
禁忌
- 緑内障のある患者
- 心筋梗塞の回復初期の者
- 尿閉(前立腺疾患等)のある者
- チオリダジンを投与中の患者
種類
|
CAS登録番号 |
分子式 |
モル質量
g mol−1 |
日化辞番号 |
PubChem |
クロミプラミン |
303-49-1 |
C19H23ClN2 |
314.86 |
J8.630D |
2801 |
塩酸塩 |
17321-77-6 |
HCl・C19H23ClN2 |
351.32 |
J290.331H |
68539 |
脚注
- ^ DailyMed: About DailyMed
抗うつ薬 (N06A) |
|
再取り込み阻害薬 |
|
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)
|
フルオキセチン フルボキサミン パロキセチン セルトラリン
|
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セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 (SNRIs)
|
デュロキセチン ミルナシプラン ヴェンラファキシン
|
|
ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 (NRIs)
|
アトモキセチン
|
|
ノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬 (NDRIs)
|
ブプロピオン
|
|
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受容体拮抗薬 / 再取り込み阻害薬 |
|
セロトニン2受容体拮抗・再取り込み阻害薬 (SARIs)
|
トラゾドン
|
|
ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬 (NaSSAs)
|
ミアンセリン ミルタザピン セチプチリン
|
|
ノルアドレナリン・ドパミン脱抑制薬 (NDDIs)
|
アゴメラチン フリバンセリン
|
|
|
|
三環系抗うつ薬 と 四環系抗うつ薬 (TCAs/TeCAs) |
|
三環系: アミトリプチリン クロミプラミン イミプラミン ノルトリプチリン アモキサピン 四環系: マプロチリン ミアンセリン ミルタザピン セチプチリン
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|
アザピロン と 5-HT1A阻害薬 |
|
アリピプラゾール タンドスピロン
|
|
|
サプリメント (ビタミン, ミネラル, アミノ酸など) |
|
アスコルビン酸 (Vitamin C) 魚油 葉酸 (Vitamin B9) L-5-HTP (Oxitriptan) レボドパ (Levodopa) L-Methionine フェニルアラニン トリプトファン チロシン マグネシウム メラトニン ナイアシン/Niacinamide (Vitamin B3) ω-3脂肪酸 ピリドキシン (Vitamin B6) S-アデノシルメチオニン 亜鉛
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- O2-B-2 塩酸クロミプラミンが消化管刺激誘発性局所脳活動に及ぼす影響(シンポジウム7関連 Neuroimagingの新展開,一般口演,ストレス時代の『こころ』と『からだ』,第51回日本心身医学会総会ならびに学術講演会)
- 伊藤 菜見子,渡辺 諭史,濱口 豊太,森下 城,鹿野 理子,金澤 素,福土 審
- 心身医学 50(6), 535, 2010-06-01
- NAID 110007728965
- 12.10数年来の難治性外陰部痛に少量の塩酸クロミプラミンが奏効した老年婦人の1例(一般演題,第65回日本心身医学会東北地方会演題抄録)
Related Links
- クロミプラミン (clomipramine) は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。 分子式は C19H23ClN2。 酢酸に極めて溶けやすく、酢酸エチル、ジエチルエーテルに溶け にくい。塩酸塩は白色または微黄色結晶。融点192?196 ℃。 1960年代にスイスのガイギー ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アナフラニール錠10mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、精製セラック、ヒマシ油、白糖、タルク、アラビアゴム末、酸化チタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、マクロゴール6000、カルナウバロウ
効能または効果
- 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮すること。
アナフラニール錠10mg
- 精神科領域におけるうつ病・うつ状態には、通常成人には1日5?10錠を1?3回に分割投与する。ただし、症状により適宜増減するが、1日最高量は22錠までとする。
遺尿症には、通常、6歳未満の幼児は1日1?2錠を、また6歳以上の学童は1日2?5錠を1?2回に分割投与する。ただし、症状及び年齢により適宜増減する。
アナフラニール錠25mg
- 精神科領域におけるうつ病・うつ状態には、通常成人には1日2?4錠を1?3回に分割投与する。ただし、症状により適宜増減するが、1日最高量は9錠までとする。
遺尿症には、通常、6歳未満の幼児は1日1錠を、また6歳以上の学童は1日1?2錠を1?2回に分割投与する。ただし、症状及び年齢により適宜増減する。
慎重投与
- 排尿困難又は眼内圧亢進等のある患者[抗コリン作用により症状が悪化することがある。]
- 心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈 (発作性頻拍・刺激伝導障害等) 等の心疾患のある患者又は甲状腺機能亢進症の患者[循環器系に影響を及ぼすことがある。]
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある。なお、米国における臨床試験の結果、本剤の用量とてんかん発作出現に明らかな相関関係が認められている。]
- 躁うつ病患者[躁転、自殺企図があらわれることがある。]
- 脳の器質障害又は統合失調症の素因のある患者[精神症状を増悪させることがある。]
- 衝動性が高い併存障害を有する患者[精神症状を増悪させることがある。]
- 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。]
- 副腎髄質腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫等)のある患者[高血圧発作を引き起こすことがある。]
- 重篤な肝・腎障害のある患者[代謝・排泄障害により副作用があらわれやすい。]
- 低血圧のある患者[高度の血圧低下が起こることがある。]
- 低カリウム血症のある患者[低カリウム状態はQT延長の危険因子と考えられる。]
- 高度な慢性の便秘のある患者[抗コリン作用により症状が悪化することがある。]
- 小児又は高齢者[小児に投与する場合には4歳以上に投与することが望ましい (「高齢者への投与」、「小児等への投与」の項参照)。]
重大な副作用
悪性症候群 (Syndrome malin)
(頻度不明)
- 無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う。
本症発症時には、白血球の増加や血清CK (CPK) の上昇がみられることが多く、またミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。
セロトニン症候群
(頻度不明)
- 不安、焦燥、せん妄、興奮、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクロヌス、反射亢進、下痢等を主症状とするセロトニン症候群があらわれることがあるので、これらの症状が出現した場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。
てんかん発作
(頻度不明)
- てんかん発作があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症
(頻度不明)
- 筋肉痛、脱力感、CK (CPK) 上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
無顆粒球症、汎血球減少
(頻度不明)
- 無顆粒球症 (前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等)、汎血球減少があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
麻痺性イレウス
(頻度不明)
- 腸管麻痺 (食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状) を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。
間質性肺炎、好酸球性肺炎
(頻度不明)
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常 (捻髪音) 等が認められた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH)
(頻度不明)
- 症状として低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
QT延長、心室頻拍 (Torsades de pointesを含む)、心室細動
(頻度不明)
- 定期的に心電図検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST (GOT)、ALT (GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 抗うつ剤の作用機序は確立されていないが、脳内のセロトニン (5-HT) 及びノルアドレナリン (NA) の神経終末への取り込み阻害による受容体刺激の増強が抗うつ効果と結びついていると考えられている。各種抗うつ剤の脳内 (ラット) での5-HT及びNA取り込み阻害の比[ED50 (5-HT)/ED50 (NA)]は下図のとおりでクロミプラミンではNA取り込み阻害に比して、5-HT取り込み阻害が強い。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロミプラミン塩酸塩 (Clomipramine Hydrochloride)
化学名
- 3-(3-Chloro-10, 11-dihydro-5H-dibenzo[b , f ]azepin-5-yl)-N , N -dimethylpropylamine monohydrochloride
分子式
分子量
性状
酢酸 (100) に極めて溶けやすく、水、メタノール又はクロロホルムに溶けやすく、エタノール (95) にやや溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、アセトンに溶けにくく、酢酸エチル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 38歳の女性。気分の高揚、多弁および不眠を主訴に来院した。3年前に母親を亡くした後、憂うつで何も手につかなくなり、3か月仕事を休んだ。その後、逆に気分が高揚して活動性が亢進する時期と、気分が落ち込んで活動性が低下して寝込んでしまう時期とを交互に繰り返すようになった。
- 治療薬として適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D053]←[国試_105]→[105D055]
[★]
- 英
- antidepressant, antidepressants
- 関
- 薬理学、そううつ病、精神疾患
作用機序
三環系抗うつ薬 tricyclic antidepressant
- 1. (急性作用)シナプス前膜におけるノルアドレナリン、セロトニンの再取り込み↓→シナプス間隙における薬剤濃度↑
- 2. (慢性作用)(2週間後)シナプス後膜における受容体の数↓
- 慢性作用はシナプス間隙のノルアドレナリン、セロトニン濃度が上昇した結果、シナプス後膜の受容体が減少したために出現すると考えられる。
抗うつ薬
- ミルナシプラン milnacipran
副作用
- Adams and s Principles of Neurology, Ninth Edition Allan Ropper p.1474
[★]
- 関
- QT延長症候群、QT間隔
原因
- 洞結節機能不全
- 房室ブロック:2度房室ブロック、3度房室ブロックアンドロゲン遮断療法(GnRHアゴニスト/アンタゴニスト療法または両側性精巣摘除術)
- 利尿薬:低マグネシウム血症・低カリウム血症の誘発による
- 鎮吐薬:
[★]
- 英
- sleep apnea syndrome, SAS
- 同
- 睡眠時無呼吸 sleep apnea
- 関
- いびき=鼾、睡眠覚醒障害、睡眠障害
3つのS
- snores, stops breathing, sleepy
- いびき、無呼吸、ねむたい
無呼吸の定義
定義
- 一晩7時間の睡眠中に「無呼吸」が30回以上認められ、この無呼吸が、ノンレム睡眠時にも出現。
- 昼間時の眠気などの臨床症状があり、睡眠1時間当たりの「無呼吸」が5回以上である場合。(つまり1時間あたりのAHIが5以上)
疫学
- 男性(男女比は5:1)。中高年。肥満者。いびきをかく。
- 閉塞型が最も多い。
病型
閉塞型睡眠時無呼吸症候群 obstructive SAS, OSAS
- 睡眠に伴い、軟口蓋から下咽頭周辺の狭窄・閉塞(上気道の狭小化を伴う病態)が原因となり、無呼吸・低呼吸を繰り返すもの。
- 原因:鼻中隔弯曲、咽頭癌、扁桃腺肥大、アデノイド過形成、顎顔面形態の異常(小顎症など)
- 無呼吸・低呼吸の都度、覚醒反応から呼吸再開が起こるため、日中の眠気を訴えることが多い。ないこともある。
- OSASに伴う頻回の覚醒はまた交感神経活動の亢進を伴うため、一過性血圧上昇ばかりではなく、糖・脂質代謝に対する影響を介し、動脈硬化の促進などにかかわることが示唆されている。
- →高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの有病率↑
中枢型睡眠時無呼吸症候群 central SAS, CSAS
- 原因入眠困難、慢性心不全・脳血管障害の一部に伴うチェーン・ストークス呼吸など
混合型睡眠時無呼吸症候群
問診
問診票
検査
治療
[★]
- obsessive compulsive
- 英
- obsessive-compulsive disorder, OCD
- 同
- 強迫神経症 obsessive-compulsive neurosis
- ICD-10
- F42
- 関
- 神経症性障害 neurotic disorder
- 含
- 制縛神経症(anankastic neurosis、強迫神経症(obsessional neurosis)、強迫性神経症(obsessive-compulsive neurosis)
ICD-10
F42.0
- 強迫思考あるいは反復思考を主とするもの Predominantly obsessional thoughts or ruminations
F42.1
- 強迫行為(強迫儀式)を主とするもの Predominantly compulsive acts [obsessional rituals]
F42.2
- 強迫思考および強迫行為が混合するもの Mixed obsessional thoughts and acts
F42.8
- 他の強迫性障害 Other obsessive-compulsive disorders
F42.9
- 強迫性障害,特定不能のもの Obsessive-compulsive disorder, unspecified
疫学
- 生涯有病率:2-3%
- 性差:成人- 性差無し。思春期では男性の方が多い。
- 発症年齢:20歳前後(男性の方が幾分長い)
症状
診断
- 1. 無意味あるいは不合理な観念が
- 2. 自分の意志によってではなくひとりでに、あるいは自分の意志に反して出現し
- 3. その観念を払いのけようとしても払いのけることができず
- 4. 無理に押さえようとすると強い不快や不安の感情が起こる
治療
国試
[★]
- 英
- panic disorder
- 同
- 恐慌性障害
- 関
- 他の不安障害、神経症性障害、不安障害、広場恐怖
概念
疫学
- 性差:女性の方が2-3倍多い
- 発症年齢:一般的には若年青年期(平均年齢は25歳前後)
分類
DSM-IV-TR
- 広場恐怖を伴うパニック障害
- 広場恐怖を伴わないパニック障害
- パニック障害の既往歴のない広場恐怖
症状
- 10分ほどで急速に症状が増悪し、通常20-30分持続する
- 切迫した死と破滅の感覚と極度の恐怖
- 頻脈、動悸、呼吸困難、および発汗などを伴う
- 発作間期の「また発作が起こるのではないか」という不安
鑑別診断
治療
[★]
- 英
- lamin
- 関
- 核ラミン