- 38歳の女性。気分の高揚、多弁および不眠を主訴に来院した。3年前に母親を亡くした後、憂うつで何も手につかなくなり、3か月仕事を休んだ。その後、逆に気分が高揚して活動性が亢進する時期と、気分が落ち込んで活動性が低下して寝込んでしまう時期とを交互に繰り返すようになった。
- 治療薬として適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 14歳の女子。学校の健康診療で高コレステロール血症を指摘されたため精査目的で来院した。1年半前から友人と一緒に食事量を減らしてダイエットを開始した。半年前からは筋力トレーニングも開始した。最近は倦怠感を強く自覚している。減量開始前の体重は43kgであった。意識は清明だが、表情は乏しい。身長151cm(-0.9SD)、体重27kg(-2.8SD)。体温35.6℃、脈拍44/分、整。血圧110/92mmHg、心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。皮膚は乾燥が目立ち、四肢に冷感を認める。血液生化学所見:総コレステロール268mg/dl、トリグリセリド82mg/dl、TSH 4.6μU/m/(基準0.2-4.0)、FT3 1.8pg/ml(基準2.5-4.5)、FT4 0.8ng/ml(基準0.8-2.2)。頭部MRIで軽度の脳萎縮を認める。
- この疾患に諦められる症候はどれか。3つ選べ。
[正答]
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- 45歳の女性。多飲と多尿とを主訴に来院した。6か月前からコップ1、2杯の水を飲んでも、すぐにのどが乾くようになった。夜間に何度も尿意を催すため 睡眠不足になっているという。身長155cm、体重55kg。体温37.0℃。呼吸数20/分。脈拍72/分、整。血圧118/76mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝、脾を触知しない。尿所見:尿量4,500ml/日、浸透圧35mOsm/l(基準50-1,300)。糖(-)。
- 次に行う検査として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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