- 英
- social phobia, social phobia
- 同
- (アメリカ精神医学会)社会不安障害, social anxiety disorder, SAD
- 関
- 社会恐怖。(ICD-10 F40)恐怖症性不安障害、神経症性障害
ICD-10
疫学
- 生涯有病率 0.36-10.8%
- 女性が男性の2倍以上らしい
- 20歳代後半で好発
臨床的特徴
- 羞恥恐怖性
- 状況依存性
- 不安喚起性
- 身体表出性
- 性格起因性
- 現実回避性
参考
国試
- 105F004:「人前では緊張して思うように話ができない」
- 101G003
- 100D021:10歳ころから、人前で食事をしたり、話をしたりするのが極端に苦手になった。就職してからは、周囲から見られているようで、電車での通勤が辛かったと言う。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 児童期青年期の社会恐怖症状測定尺度の開発 : 回避行動と認知症状の測定(平成18年度心理科学研究科修士学位論文要旨)
- 個人療法と集団療法によって社会恐怖症が克服された1症例(一般演題)(第94回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
- IID-34 恐慌性障害と社会恐怖症の事象関連電位(CNV)を用いた精神生理学的検討(精神生理)
- 植田 英里,植田 宏樹,袖長 光知穂,小坂 敦二,高橋 俊郎,渡辺 直樹,藍澤 鎮雄,長谷川 和夫,山本 卓二
- 心身医学 33(抄録), 135, 1993-05-17
- NAID 110001110817
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- 人前で緊張したり赤面、震えなどが起こる社会恐怖症の症状について ... 上記のような社会恐怖症の症状に悩んでいる人は、かつての私もそうでしたが、自分の性格がいけないのだと、性格改善のために、交際術に関する本や、心理学 ...
- その名の通り、対人状況で強い不安感や恐怖感が生じる対人恐怖症。「社会不安障害」「社会恐怖症」とも呼ばれます 初対面の人と話したり、人前でスピーチをしたりといった対人状況を苦手とする、いわゆるシャイな人は少なく ...
- 社会恐怖症=「社会不安障害」 人前でスピーチすると極度に緊張する人や、大勢での会食が苦手な人で、会社を休んだり会議を欠席したりする。 10代半ばから発症するケースが多い。症状を性格の問題と考え、受診しない人が多い。
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[★]
- 45歳の男性。「会社に行きたくない」と言って来院した。10歳ころから、人前で食事をしたり、話をしたりするのが極端に苦手になった。就職してからは、周囲から見られているようで、電車での通勤が辛かったと言う。最近部長に昇格し、朝礼の司会をせねばならなくなった。このことが辛く、退職したいとすら思うと言う。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100D020]←[国試_100]→[100D022]
[★]
- a 「怖いので飛行機には乗れない」
- b 「世間の人々から嫌われている」
- c 「明日にも何か大変なことが起こる」
- d 「人ごみや公共の場所に行くと不安になる」
- e 「人前では緊張して思うように話ができない」
[正答]
※国試ナビ4※ [105F003]←[国試_105]→[105F005]
[★]
- 18歳の女子。会社を休みがちで、心配した家族に伴われて来院した。高校卒業後デパートに就職したが、大勢の客の前で商品の説明をすることや販売することに苦痛を感じ、休みがちとなった。自宅では特に変わった様子はない。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G002]←[国試_101]→[101G004]
[★]
- 英
- panic disorder
- 同
- 恐慌性障害
- 関
- 他の不安障害、神経症性障害、不安障害、広場恐怖
概念
疫学
- 性差:女性の方が2-3倍多い
- 発症年齢:一般的には若年青年期(平均年齢は25歳前後)
分類
DSM-IV-TR
- 広場恐怖を伴うパニック障害
- 広場恐怖を伴わないパニック障害
- パニック障害の既往歴のない広場恐怖
症状
- 10分ほどで急速に症状が増悪し、通常20-30分持続する
- 切迫した死と破滅の感覚と極度の恐怖
- 頻脈、動悸、呼吸困難、および発汗などを伴う
- 発作間期の「また発作が起こるのではないか」という不安
鑑別診断
治療
[★]
- 英
- phobic anxiety disorder, phobic anxiety disorders
- 関
- 神経症性障害
ICD-10
- F40 Phobic anxiety disorders 恐怖症性不安障害
-
- .00 Without panic disorder
- .01 With panic disorder
- F40.1 Social phobias 社会恐怖症
- F40.2 Specific (isolated) phobias
- F40.8 Other phobic anxiety disorders
- F40.9 Phobic anxiety disorder, unspecified
分類
治療
- 薬物療法:抗不安薬(ベンゾジアゼピン系、(重症)フェノチアジン系)。(パニック障害、恐怖症政府案障害、強迫性障害)SSRI。(強迫スペクトラムの疾患)SSRI。
- 森田療法
- 精神分析的精神療法
- 認知療法
- 行動療法
- 認知行動療法
[★]
- 英
- claustrophobia
- 関
- 恐怖、恐怖症、閉所恐怖、社会恐怖症
[★]
- 英
- fear、phobia、fright、horror
- 関
- 恐怖症、心配、不安、閉所恐怖症、社会恐怖症、恐れる
[★]
- 英
- phobia、phobic disorder、phobic
- 関
- 恐怖、閉所恐怖症、社会恐怖症、恐怖症性障害
- 不安
[★]
- 英
- social phobia、social fear
- 関
- 社会恐怖症、社会不安障害、社会的恐怖
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- society、societal
- 関
- 学会、協会