- 83歳の男性。高血圧症のために定期的に受診している。10年前に高血圧症と診断され、カルシウム拮抗薬とアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とを内服している。介護保険では要支援2の判定を受けており、週2回デイサービスに通っている。服薬アドヒアランスは良好であり、めまい、ふらつきなどの症状はない。身長 162cm、体重 53kg。脈拍 72/分、整。診察室で測定した血圧 144/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下肢に浮腫を認めない。患者が記録した最近2週間の家庭血圧(別冊No. 29)を別に示す。
- この患者に対する対応で適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 52歳の男性。両側の肺腫瘤を指摘されて来院した。2年前にS状結腸癌のため他院で手術を受けており、2日前に経過観察のため行われた胸部CTで肺野に結節影が認められたため紹介されて受診した。喫煙は20本/日を23年間。意識は清明。身長 175cm、体重 90kg。体温 36.8℃。脈拍 92/分、整。血圧 132/82mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 456万、Hb 14.3g/dL、Ht 44%、白血球 6,500、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 4.3g/dL、総ビリルビン 0.3mg/dL、AST 19U/L、ALT 40U/L、LD 124U/L(基準 176~353)、クレアチニン 0.7mg/dL、Na 144mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 110mEq/L、CEA 6.5ng/mL(基準 5.0以下)。CRP 0.1mg/dL。呼吸機能所見:VC 4.57L、%VC 120%、FEV1 3.81L、FEV1% 84%。心電図に異常を認めない。肺野条件の胸部CT(別冊No. 30)を別に示す。S状結腸に再発はなく、全身検索でも胸部CTで確認された病変以外に異常を認めなかった。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A061]←[国試_112]→[112A063]
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- 68歳の男性。白血球数増加の精査を目的に来院した。4年前から風邪をひきやすくなった。右頸部に径1.5cmのリンパ節1個と左肘部に径2cmのリンパ節1個とを触知する。脾を左肋骨弓下に4cm触知する。血液所見:赤血球 302万、Hb 9.2g/dL、Ht 30%、白血球 30,500(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 3%、単球 6%、リンパ球 88%)、血小板 19万。血液生化学所見:IgG 320mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 34mg/dL(基準 110~410)、IgM 46mg/dL(基準 65~350)。末梢白血球表面抗原はCD5、CD20及びCD23が陽性である。血清蛋白電気泳動でM蛋白を認めない。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 28)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A059]←[国試_112]→[112A061]
[★]