- 日齢Oの新生児。出生30分後から多呼吸を認めた。在胎29週、出生体重1,100g。体温 37.4℃。心拍数 160/分、整。呼吸数 80/分。全身のチアノーゼ、陥没呼吸および呼気時の呻吟を認める。外表奇形はなく、心雑音は聴取しない。胸部エックス線写真ですりガラス陰影を認める。診断確定のため、マイクロバブルテストを行うこととした。
- 必要な検体はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘されたため受診した。腹部は平坦、軟で、自発痛と圧痛とを認めない。血液所見:赤血球 480万、Hb 15.8g/dL、Ht 46%、白血球 6,800、血小板 24万。血液生化学所見:アルブミン 4.3g/dL、AST 32U/L、ALT 40U/L、LD 180U/L(基準 176~353)、ALP 212U/L(基準 115~359)、γ-GTP 40U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 73U/L(基準 37~160)、CEA 3.2ng/mL(基準5.0以下)、CA19-9 14U/mL(基準 37以下)。CRP 0.2mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 11A)とMRCP(別冊No. 11B)とを別に示す。
- 病変の質的診断を行うため次に行うべき検査はどれか。
[正答]
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- 74歳の女性。ネフローゼ症候群のために一般病棟に入院中であったが、呼吸困難、低酸素血症および腎機能低下による尿量減少をきたした。胸部エックス線写真で肺うっ血と両側胸水とを認め、心胸郭比は74%であった。持続血液透析濾過(CHDF)と呼吸管理とを行うためICUに入室し、気管挿管下に人工呼吸を開始した。動脈血ガス分析(FIO2 1.0):pH 7.45、PaCO2 32Torr、PaO2 100Torr、HCO3- 22mEq/L。肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)は、一般的にPAO2(肺胞気酸素分圧)-PaO2で表される。
- この患者のPAO2はどれか。ただし、大気圧は760Torr、37℃での水蒸気圧は47Torr、呼吸商は0.8とする。
- a 150-32
- b 150-32/0.8
- c 760-47
- d (760-47)×1.0-32
- e (760-47)×1.0-32/0.8
[正答]
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