- 26歳の女性。会議中に突然起こった動悸を主訴に来院した。以前から同様の規則的に早く打つ動悸が年に数回あるという。気管支喘息で治療中である。意識は清明。脈拍 148/分、整。血圧 104/52mmHg。呼吸数 20/分。心雑音と肺雑音とを聴取しない。心電図(別冊No. 35)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 8歳の男児。軽自動車にはねられ受傷し、ドクターヘリで搬入された。救急隊到着時には路上で泣いていたが、その後意識障害が急速に進行し、JCSⅢ-100まで低下したためドクターヘリを要請した。搬入時、右片麻痺と左共同偏視とを認め、気管挿管して搬送した。来院時、意識レベルはGCS5(E1V1M3)。体温 36.8℃。心 拍数90/分、整。血圧 134/86mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 100%(バッグバルブマスク人工呼吸下)。左瞳孔の散大と対光反射消失とを認める。左前頭部に開放創を認め、骨折部と連続している。頭部CT(別冊No. 36)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 68歳の男性。腰痛を主訴に来院した。眼瞼結膜は貧血様であるが、眼球結膜に黄染を認めない。筋力低下や腱反射異常を認めない。血液所見:赤血球 220万、Hb 7.8g/dL、白血球 3,400(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 32%、単球 1%、リンパ球 64%)、血小板 8.2万。血液生化学所見:総蛋白 10.5g/dL、アルブミン 3.1g/dL、IgG 4,600mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 22mg/dL(基準 110~410)、IgM 10mg/dL(基準 65~350)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 34)を別に示す。
- この患者に合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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