- 2歳の男児。入浴中に左右の陰嚢の大きさが違うのに気付いた母親に連れられて来院した。痛がることはないという。外陰部の外観と右陰嚢にペンライトを当てたときの写真(別冊No. 12)を別に示す。
- 母親に対する説明で正しいのはどれか。
- a 「陰嚢の左右差は多くは自然になくなります」
- b 「陰嚢に針を刺して内容物を確認しましょう」
- c 「腫瘍が疑われるので詳しく調べます」
- d 「陰嚢内に腸管が出ています」
- e 「緊急手術が必要です」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 68歳の男性。右頬部の腫脹を主訴に来院した。1年半前に右上顎癌と診断され、上顎部分切除術と放射線治療とを行い腫瘍は消失した。2週間前から右頬部が腫脹し、軽度の疼痛と違和感とを自覚した。これまでに副鼻腔炎の既往はない。喫煙は20本/日を48年間。飲酒は機会飲酒。身長 165cm、体重 48kg。体温 36.8℃。尿所見に異常を認めない。血液所見:赤血球 430万、白血球 7,800、血小板 15万。CRP 0.5mg/dL。顔面の写真(別冊No. 13A)及び頭部MRIの水平断像(別冊No. 13B)と冠状断像(別冊No. 13C)とを別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 60歳の女性。血便と腹痛とを主訴に来院した。以前から便秘がちで、最後の排便が5日前であった。2日前から腹痛を伴うようになり、新鮮血の排泄が数回あったために受診した。脂質異常症と糖尿病とで治療中である。体温 36.7℃。脈拍 92/分、整。血圧 126/84mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球 430万、Hb 13.1g/dL、Ht 39%、白血球 8,700、血小板 19万。CRP 1.2mg/dL。下部消化管内視鏡検査を施行した。S状結腸の内視鏡像(別冊No. 11)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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