- 59歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。3年前から労作時の呼吸困難があったがそのままにしていた。健診で胸部の異常陰影を指摘されたため、心配になり受診した。身長 172cm、体重 70kg。体温 36.3℃。脈拍 80/分、整。血圧 128/84mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 95%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は正常だが、両側の背部にfine cracklesを聴取する。胸部エックス線写真(別冊No. 7A)と胸部CT(別冊No. 7B)とを別に示す。
- 別に示すflow-volume曲線(別冊No. 7C①~⑤)のうち、この患者で予想されるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C037]←[国試_112]→[112C039]
★リンクテーブル★
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- 1歳3か月の女児。長引く咳嗽と鼻汁とを主訴に母親に連れられて来院した。1週間前に39℃台の発熱、鼻汁および咳嗽が出現し、かかりつけ医でセフェム系抗菌薬と鎮咳薬とを処方され、2日後に解熱した。その後も内服を続けているが、鼻汁と痰がらみの咳が続いている。鼻閉のために時に息苦しそうな呼吸になるが、夜間の睡眠は良好である。食欲は普段と変わらず、活気も良好でよく遊ぶ。呼吸器疾患の既往はない。身長 75cm、体重 10.2kg。体温 37.1℃。脈拍 112/分、整。呼吸数 30/分。SpO2 98%(room air)。咽頭に発赤と白苔とを認めない。心音に異常を認めない。鼻閉音を認めるが、呼吸音には異常を認めない。
- 患児に対する対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C036]←[国試_112]→[112C038]
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- 70歳の女性。数か月前から食後に心窩部痛があるため来院した。体温 37.1℃。血圧 124/62mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 432万、白血球 7,600、血小板 26万。血液生化学所見:総ビリルビン 7.9mg/dL、直接ビリルビン 5.2mg/dL、AST 271U/L、ALT 283U/L、ALP 2,118U/L(基準 115~359)、γ-GTP 605U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 42U/L(基準 37~160)。CRP 6.1mg/dL。ERCP(別冊No. 8)を別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C038]←[国試_112]→[112C040]
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