- 21歳の男性。奇妙な行動をとるため両親に伴われて来院した。1週間前に大学院の入学試験を受けてから不眠が続いていた。本日朝から駅前のベンチの周りを独り言を言いながら約3時間ぐるぐると回っていたことで警察に保護されたため、両親に伴われて近くの総合病院を受診した。身振りや表情が乏しく、一点を凝視しており視線を合わせようとしない。急ににやにやするかと思うと、おびえたような表情に変わる。黙ったまま何かに聞き入ってうなずく様子がみられ、質問には全く返答することはないが、唐突に「なるほど」「だからか」などとあたかも対話するように短く独語する。これまでに発達や適応上の問題はない。血液生化学所見、頭部MRI及び脳波で異常を認めない。
- この疾患にみられる症状はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D034]←[国試_112]→[112D036]
★リンクテーブル★
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- 36歳の男性。2日前に左眼の充血と流涙とを自覚したため来院した。ハードコンタクトレンズを使用している。会社の同僚が1週間前まで同様の症状で治療中であった。耳前リンパ節の腫大と圧痛とを認める。左眼の前眼部写真(別冊No. 17)を別に示す。
- この患者への生活指導として正しいのはどれか。
- a 頻回の洗眼を勧める。
- b コンタクトレンズの装用は許可する。
- c 家族より先の入浴を勧める。
- d 流水による手洗いの励行を勧める。
- e 会社への出勤は許可する。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D033]←[国試_112]→[112D035]
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- 47歳の女性。顔のほてりを主訴に来院した。7年前に子宮筋腫のため子宮全摘出術を受けた。両側卵巣は温存されている。2か月前から顔のほてりがあり、汗をかきやすくなったという。動悸と息切れも自覚している。身長 160cm、体重 56kg。体温 36.5℃。脈拍 76/分、整。血圧 112/64mmHg。呼吸数 18/分。甲状腺の腫大を認めない。超音波検査で両側卵巣に卵胞を認めない。
- まず確認すべき検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D035]←[国試_112]→[112D037]
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