- 32歳の男性。左大腿の腫瘤を主訴に来院した。3か月前に径6cmの左大腿の腫瘤に気付き様子をみていたところ、増大して径10cmとなったため受診した。これまでの健診で異常は指摘されていない。意識は清明。身長 172cm、体重 78kg。体温 36.3℃。脈拍 72/分、整。血圧 126/78mmHg。胸腹部に異常を認めない。左大腿近位内側に弾性硬の腫瘤を触知するが、発赤、腫脹および圧痛はない。皮膚との可動性は良好だが、深部との可動性は不良である。血液生化学所見に異常を認めない。左大腿近位MRIのT1強調像(別冊No. 24A)とT2強調像(別冊No. 24B)とを別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A053]←[国試_112]→[112A055]
★リンクテーブル★
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- 35歳の男性。アジ、イカなどの刺身を食べた後に出現した上腹部痛を主訴に来院した。生来健康である。意識は清明。身長 170cm、体重 66kg。体温 36.1℃。脈拍 64/分、整。血圧 118/78mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、心窩部に圧痛を認めるが、反跳痛と筋性防御とを認めない。便通に異常はない。緊急上部消化管内視鏡像(別冊No. 25)を別に示す。
- この疾患について正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A054]←[国試_112]→[112A056]
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- 23歳の初産婦。妊娠38週2日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。午後O時に10分間隔の規則的な腹痛を自覚して受診した。来院時の内診で子宮口は3cm開大、児頭下降度はSP±Ocm、卵膜を触知した。経過観察をしていたところ午後3時に破水し、内診で子宮口は5cm開大、児頭下降度はSP+2cm、2時方向に小泉門を触知した。この時点での胎児心拍数陣痛図(別冊No. 23)を別に示す。
- 現時点での対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A052]←[国試_112]→[112A054]
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