- 51歳の女性。1週間前からの右顎下部の腫脹を主訴に来院した。血液所見:赤血球 480万、Hb 13.8g/dL、Ht 42%、白血球 9,000、血小板 22万。CRP 0.4mg/dL。尿所見と他の血液生化学所見とに異常を認めない。頭頸部CT(別冊No. 29)を別に示す。
- この疾患について正しいのはどれか。
- a 発熱を伴う。
- b 口腔乾燥を伴う。
- c 食事中に疼痛を伴う。
- d 頬部粘膜の腫脹を伴う。
- e 口腔底に潰瘍形成を伴う。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D056]←[国試_112]→[112D058]
★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の女性。息切れを主訴に来院した。6か月前にRaynaud現象と両手のこわばりが出現した。2か月前から労作時の息切れを自覚していたが、1週間前から増悪したため受診した。意識は清明。体温 36.5℃。脈拍 80/分、整。血圧 130/80mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 95%(room air)。両肘関節より遠位部および背部に暗紫色斑と皮膚硬化とを認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内に異常を認めない。心音では、Ⅱ音の亢進と胸骨左縁第4肋間にⅢ/Ⅵの吸気で増強する収縮期雑音とを認める。呼吸音に異常を認めない。下腿に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白(-)、潜血(-)。血液所見:Hb 12.9g/dL、白血球 7,800、血小板 46万。血液生化学所見:尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL、KL-6 430U/mL(基準 500未満)。免疫血清学所見:CRP 1.4mg/dL、抗核抗体 320倍(基準 20以下)、抗Scl-70抗体 240U/mL(基準7未満)。心電図で右心負荷所見を認める。胸部エックス線写真で異常を認めない。
- 次に行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D057]←[国試_112]→[112D059]
[★]
- 40歳の女性。人間ドックの上部消化管造影検査で胃に異常を指摘されたため来院した。上部消化管内視鏡像(別冊No. 28)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D055]←[国試_112]→[112D057]
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